キリスト教カウンセリング本に求められている特徴5つ
2019.04.21 Sunday 16:18

「キリスト教カウンセリング本(かなり広い意味で)の、求められている特徴」をつらつら考えてみた。

 

1つめは、本のボリュームが少ないこと。一つのテーマがコンパクトに扱われていること。

2つめは、朝読んで「新しい一日も頑張るぞ」と鼓舞するものよりも,夜読んで静かな気持ちで振り返るものがよい。

3つめは、もっとがばれるはずだと積極思考を促すものでなく、頑張りすぎてはいないかと建て前を問い返すものがよい。

4つめは、クリスチャンが読んでも、そうでない人が読んでもよいものがよい。たとえばクリスチャンがノンクリスチャンに嬉々としてプレゼントすることができる本。

5つめは、1人で読むだけで無く、グループや2人で読み合うことができるものがよい。

 

 

 

ここまで考えてみると、「こころの深呼吸」(教文館)は、1〜4までは完璧に対応している。あらためてすごいと思う。

1についていえば、ツイッター世代の人は、コンパクトな提示の仕方はお手の物だと思う。

 

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大学図書館は攻めている。〜わせとしょ探検隊
2019.04.20 Saturday 21:05

 

 

大学図書館は攻めている。

知のアイデアが続々出てくる。

私の好みで言うと、新しい制度やプログラムよりも、案外アナログな体験記のようなものが当たると面白いと思っている。

 

と思っていたら、早稲田大学図書館のルポものが目に飛び込んできた。

 

【わせとしょ探検隊!】(第13回 本と言葉と春の空−季節を彩る...)のスタッフ(学生?)が今回は「天気」について調べていくという趣向である。

まず「天気」に関する資料を検索する。その結果、『半井小絵のお天気彩時記』という書籍を発見する。

スタッフはここで検索を離れ、実際に書架に出向いていく。

「手に取った本から思いがけない情報を得ることができる体験」に読者を誘う。

まず大学図書館の3階の「気象学」の棚(451)を見に行く。お目当ての『半井小絵のお天気彩時記』を開いて、イラストを用いた楽しい本であることを体感する。

 

ここからがこの報告の優れたところで、「気象学」の本を見ていくのだが、途中で「歳時記」に替えて調べ直したり、歳時記には雨の言葉が追いことに気づき、今度は「雨の名前」を調べていく。そして最後の最後に「雨〜文学上」の件名が振られている唯一の資料、『雨降りの心理学 : 雨が心を動かすとき』(910.2)を手に取るのだ。調べながら、スタートは検索などを冷静に行うが、途中からアイデアがわいてきて多少の飛躍を交えながら試行錯誤的に進んでいく。論文の構想も、人生の展開も、そこは通底している。

 

「910.2」は日本文学史の分類だそうだ。報告者も「天気から日本語、そして雨を調べるうちに、ついに日本文学に辿り着きました。探していた『雨降りの心理学』を手に取ってみると、様々な文学作品などにおいて、雨がどのように扱われ、心の動きを効果的に描写しているのかということが解説されています。」(【わせとしょ体験隊!】第13回、早稲田大学図書館HP、2019,4,15からの引用)

 

繰り返しになるが、体験隊が試行錯誤的、探索的にアプローチしていることに好感を持った。そういえば「雨降りの心理学」を書くには、その何百倍も試行錯誤し、幾通りもの探索の道を行ったり来たりしたのであるが、著者として、読者にもそうしたみちすじを探索する感覚を味わって欲しいとおもっている。

 

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新刊、ネットで出始める
2019.04.20 Saturday 06:16

 

新刊情報がネットに出始めた。

 

→まず、いのちのことば社

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説教者との対話
2019.04.14 Sunday 21:02

 

昨晩、ひょんなことから藤本満牧師の説教を(ネットにテープ起こししたものがアップされているので)読み返してみた。

もちろん全部ではない。検索をして、私の著作をかなり大きめに引用、コメントしてくださっているものに限定して読んだのである。

検索では、「一六時四〇分」が2、「雨降りの心理学」が1であった。

「神にゆだねる」というタイトルの説教は、雨降りの心理学の中の「風雨図」という小説を選び、

その著者(私)による分析を紹介している。しかしそれで終わっていない。本ではあくまでも人の心理を扱っている。説教では、自然と霊的な意味づけを加えていて、いっそう深いと思わされた。

 

かねがね私の論考は、心理的な側面からのアプローチであり、霊的な側面は読者に委ねている。

「ありのままの自分を生きる」の「はじめに」では、次のように書いた。

 

「私たちの抱える問題に、信仰的側面と心理的側面があるとすれば、あくまでも後者の視点から、何が見え、何が教訓として得られるのか、そしてそれが知的な理解以上に深いものにつながっていく可能性がどのようにあるのか」、そのあたりをこだわっていると書いた。そして深いもの(信仰的側面)については、神学の専門家なり牧会者の知恵をお借りしたいと考えている。

 

ここで「風雨図」について述べるなら、主人公の小説家が、都心から郊外の温泉旅館に執筆のために移動する。しかし折からの台風の接近で、土砂降りの雨のなかをずぶ濡れになりながら旅館目指して強行していく物語である。

藤本満牧師は、信仰者が神に委ねる,委ねられない、といった問題のひとつに強行突破の生き方をとりあげてくださった。そして、この「風雨図」の物語で、主人公が東屋で出会った老婆に注目している。著者(私)は、強行している人は、自己万能感をたかめ、他人に鈍感になっていると指摘する。しかし、ここで藤本牧師は、その老婆のことを神さまが主人公を助けるために送った人かもしれない、そしてその老婆はイエスキリストであったかもしれないと語ってくださった。

 

なるほど強行している人は他人に鈍感になる。その際、心理的ばかりだけでなく霊的にも鈍感になるのだろう。そして強行がうまくいかず、絶望のただ中にいるときでも、実はその人のごく身近にイエスはおられ、助けようかと手をさしのべていてくださる。そんなことがくみ取れる。

 

このように説教に、心理士の著作を真剣に引用してくださる説教者は、心理学が教会のために何をしたら良いのか、何を目指していけば良いのかを、簡潔に教えてくれる。説教者と語り合って、両者(心理と信仰)のつなぎ目を点検し、深く学んでみたい。

 

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近刊「真実の自分と向き合う」
2019.04.12 Friday 13:12


いのちのことば社、1,200+税。奥付が5月下旬発行になっていますが、もうすこし早く書店に並ぶかも。
クリスチャン福音版6月号巻頭メッセージで、この本の寸言のひとつ「夕方から始まる物語」が詳しく紹介される予定です。


 
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あとあと振り返ったとき
2019.04.08 Monday 20:39

 

今日はとある応接室で、本の企画のようなうち合わせのときを持った。

くわしくは書けないが、3人それぞれの立場から短い時間、短い言葉で協議した。

そして、これで行こうと決めた。

あとあと振り返ると、今日のこのうち合わせが、大きな節目の日として思い返されるのか。

不思議な心境だ。夏が終わらないうちに種明かしとなれば良いな。

 

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写真の話
2019.04.06 Saturday 23:31

 

 

 

 

 

今度出る本(5月)は、実は挿絵のように私の写真を使っている。

 

昔「百万人の福音」という月刊誌に14回連載した際は、ある少年院の下駄箱や在院者の作成物を撮影したものを使ってもらった。

当時はまだフィルム写真であったが、撮影の面白さにはまっていた。このころがわたしの写真のピーク。

少年院では、少年の顔を出すわけにはいかず、器物を撮影するなかで、人の気配を感じるものを目指した。人の生き方の比喩として「光と影」の表現も多くなった。

 

比較的最近では、「十六時四〇分」という闘病記で、やはり全写真、私の撮影した作品を使ってもらった。

 

今回が3度目で、比較的最近撮影し、このブログに発表したものが多い。

ほとんどが職場からの帰り道に撮影したもので、上の写真は職場の最寄り駅近くの壁?、中の写真は大型スーパー閉店後の階段、下が自宅近くのショッピングモールのテーブルと椅子。

 

今回使ってもらったたくさんの写真をあえて例えるなら、ちょうど森の中に入っていく、あるいはビルの森に入っていく、そのうちにあたりがくらくなり、内省と発見の世界に辿り着く。そしてそれがワークショップ講師としての現実につながっていく。というストーリーを勝手に思い描いた。

 

といっても読者の目には暗い無機質な写真のオンパレードに映るかも知れない。

そこは圧倒的な私の限界。仕方が無いな。

 

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意外な話
2019.04.05 Friday 20:05

 

今度(5月)出る本は、信仰者向けに書いたものだが、結果的に信仰に無関心・抵抗ありの人が読んでもすんなり読める。

そのせいか、意外なことが…。

 

帯にこんな文字が躍る。

「非行・犯罪の心理面接21年

自身のがん・難病とのつきあい10年」

とある。要するに、どんな著者かまったくわからないだろうから具体的に特徴を教えるね、っていう作戦でアル。

非行・犯罪のカウンセラーなら人生の暗部、人間性の影を扱い、いろいろ特殊な知見をお持ちだろう。

それに厳しい病気にかかり、深く人生を考えているのにちがいない。

そういった誤解と期待を引き出す帯コピーである。そしてそれは一般向けの視点である。

意外な展開である。

 

編集者からこんなリクエストがあった。

著者プロフィールをエッセイ風に。

これも教会外の読者への配慮と考えれば、上の話題と同根かもしれない。

しかし、意外である。

 

 

<写真は1年前のいまごろ撮った1枚>

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嬉しい話
2019.04.04 Thursday 14:28

 

最近、嬉しかったこと。

すっかりお蔵入りしたのかもと思っていた本が出ることになった。

今年の5月後半には流通すると思う。

いましばらく書名は明かさないが、ひんとをすこしずつ。

 

嬉しかったのがその本の帯のコピーに、

<人気ブログ「おふぃす・ふじかけ」謹製>

とあったこと(笑)

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高齢の母の入院・入居・同居・介護
2019.04.04 Thursday 14:03

母の介護などの流れ

 

ここ数ヶ月、記事の更新が停滞している。実は高齢(91歳)で単身独居の母が、怪我をし、入院をし、そして自宅(実家)に戻るも家族による同居介護が必要であった。この過程で、かなり無理をする生活がつづき、ついにはブログ等の記事を書くことも怠ることになった。

フェイスブックに、たまたま書いた3本の日記的な記事があり、それをここで紹介する。

▼2018年/9月16日/夜
時間の区切りがないかのごとく、作業というか仕事が押し寄せてきた。今日(16日は、明け方に救急の電話を受け、同じ市内に住む高齢の母が転倒し体を強く打ったということで搬送先の病院に駆けつける。幸いにして緊急重大な怪我ではなく、帰宅が赦された。帰宅移動中の18時、職場からメールがあり、懸案事項の対処方法を考えるという、しっかりとした宿題をもらった。眠い。

 

▼2018年/10月15日/夜
2018/10/15 22:18
午後は母の入院する病院に行った。母が9月にはいって入院をした。先週からいくつかの老人用ホームを見学した。というのも今の病院を退院した際に、ワンクッション施設をいれて実家に帰宅するというプランになったからだ。そのことを本人に説明した。決まり出すとどんどん動き出す。今日SWや意中の施設などと話しあい、19日退院、即日ホームへの入居となった。…一日3時間労働の私としては、かなりへばっている。

 

▼2018年/10月20日/夜
10/19は、母が病院を退院し、老人ホームに入居。朝早くから入居準備があって、そわそわばたばた。実家帰宅までの1,2か月の入居だが、考えることがたくさんある。入居がおえ、午後の2時30分ころ、4限目の授業があるため、あとは家族に任せて帰ろうとしたとき、母が「ここにはいられない。帰る」と主張し始めた。理由は、私もすこしそうおもったが、認知症で多動で大声を発するご婦人が一人いて、その人に恐怖心を抱いたとのことであった。10/20は都内の高校に出前授業。そして一旦帰宅し、30分爆睡し、老人ホームへ。昨日はしぶしぶ止まっ
た母であるが、今日はそこそこ順応していた。テレビもカラーBOXもスタンバイ。老人ホームライフ。私も一喜一憂の旅が始まる。

 

▼いま(2019年/4月4日)
高齢の母を実家で在宅介護を目指した。それには実家に引っ越すことも必要になる。そしてなによりも介護4級の母をどう介護するのかは、事前に準備するには余りにも課題が多かった。老人ホームを退居する日も、当初の12月が1月、3月と後ずさりした。結局、在宅介護の限界に達したら、第三者の意見を聞いて、あっさり撤退しようという決意を胸に動き始めた。同居のための転居は、段階的に行った(正確にいうとまだその最中)。業者を使って主要な家具を動かしたのが3/8。そして母との同居・介護生活が3/22から始まった。

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藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
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