「求道者」を考える(7)
2017.09.20 Wednesday 00:01

 

人生の四季。

 

 

生の冒険。

 

強い人と弱い人。

 

そこそこ聖書知識や教会生活経験のある求道者に、

カウンセラーとして勧めたい本。

 

そこにはポール・トゥルニエの本がどうしても出てくる。

 

一冊と絞る場合、

「人生の四季」「生の冒険」「強い人と弱い人」。

どれでしょう。

私はぎりぎりで「強い人と弱い人」。

 

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「求道者」を考える(6)
2017.09.18 Monday 22:22

 

四人の使徒 (Die zwei Apostel) 1526


ドイツ人画家、アルブレヒト・デューラーの屈指の代表作『四人の使徒』。

例の4気質、すなわちルネサンス時代に流行したヒポクラテスの体液説に基づき、人間の気質を4つのタイプ別に分類し表現した作品と解釈され、4人の使徒が4気質として描かれている。

 

4気質の話をしていたところ、ある方からこの絵画作品を教えていただいた。

 

ネットの解説によると、左から2人目はペテロで、粘り強く勤勉な気質≪粘液質≫を表現したものとしている。ハレスビーはたしか、ペテロは感情的な<多血質>と述べていた。

 

右端はパウロで、わずかなことでも誇大に考えて取り越し苦労をし、いつもくよくよして心が晴れない性質≪憂鬱質≫を表すとされている。しかしこれもハレスビーによれば、パウロは意思の男<胆汁質>。

 

この辺りの違いはなぜ?

 


 

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「求道者」を考える(5)
2017.09.18 Monday 19:30

 

性格と信仰について、もっと本があってもいい、と言っていたら、

何人かの方から「エニアグラム」があるじゃないかとのご指摘を受けた。

9類型の性格論だ。

 

心理臨床の業界では、性格テストは、標準化といって、統計的に処理されているものを使う。

このエニアグラムは、そういう意味でのテストがないので、私は列外に見ていた。

 

あらためて見てみると、たしかにキリスト教信仰とのかかわりが描かれている。

上の写真の本は、翻訳で、普通のネーミングであるが、前編ずっしりと信仰との関連が扱われている。

圧巻は、回心について性格との兼ね合いで、50頁も書かれているくだりだ。

 

日本にこのエニアグラムを紹介し、翻訳、著述で活躍されている鈴木秀子氏はカソリックのシスター。

もっとも上記翻訳物以外は、ほぼキリスト教への言及はないと思う。

それはそれとして、とりあえず入門書というならPHP文庫のこの本だろうか。

 

 

それから、地引網出版の「神が造られた「最高の私」になる」(オートバーク著)は、第13章でこのエニアグラムを扱っている。

 

 

エニアグラム。意外な展開である。

 

 

 

 

 

 

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「いじめ」や「差別」をなくすためにできること (ちくまプリマー新書)をついに買う!
2017.09.14 Thursday 11:35

 

ついに買ってしまった。若者向けの本なので、購入するはずはなかったのだが、

なにせ、Amazonレビューに☆ひとつが70近く付けられている「特別な」本である。

そろそろ読まずにはいられない。

 

最低ランクのレビューが、本の内容に具体的に触れたものがあまりなく、著者への感情的なバッシングになっている。

レビュアーは何に腹を立て、何に不快感や不安を感じたのか。これまでにも多くの新刊が続いている香山本なのに、なぜ今回だけこうした現象が起きたのか。

 

私も、この本をめぐる周辺状況を味わい、ブログ記事で扱ってみたいと思う。(つづく)

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「31日タイプの日めくり」という分野
2017.09.13 Wednesday 09:11

 

キリスト新聞社から出たばかりの「ひめくりすずめ」が爆発的に売れている。

いわゆる365日の日めくりではなく、31日タイプの日めくりである。

著者の撮影したスズメの写真に、短文が添えられている。

 

私もかなり前だが、松岡修造やルー大柴などの日めくりを手にしたときに(買わなかったが)ときめいたものだった。

 

日めくりという発想がおもしろい。デジタル化の流れの中で、実にアナログ的である。

本を1冊読んだ際の達成感というものがあるが、日めくりには、普段そういう達成感から縁遠い人にもお手軽にそれを味わってもらうことができる。今後、キリスト教の出版社の新しい部門として存在感を発揮するかもしれない。

 

とはいえ、このスズメひめくりを含め一連のヒットは、著書にあらかじめ何万人というファンがいたことも大きく影響している。

 

今後は、「ハタ」からのスタンスを大事にして、硬軟にわたる寸言ひめくりを開拓されていくことを期待したい。可能なら、日めくりを持参しあって、おしゃべりゲームができるような商品などもおもしろいと思う。

 

ちなみに、このひめくりスズメ。

お気に入りは、1日の「新たな一歩を踏み出そう」

10日の「ときには自分と向かい合おう」

どこに置こうか。

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「求道者」を考える。(4)
2017.09.04 Monday 11:37

いろいろなキリスト教の信じ方があると思う。

ここでいう信じ方というのは、信じる内容ではなく、キリスト教への遭遇の仕方や受け入れるプロセスでの個性のことである。

涙と共に劇的に回心する人。時間をかけて静かに信仰を持つ人。なども個性であろう。

 

気質→性格→適応(行動)スタイル。いろいろな切り口が考えられるが、いずれにしろ人の個性に応じた理解である。

 

古い本であるが、

「人間の気質と信仰 ハレスビー (杉山昭男訳) 聖文舎、1969、は聖書と牧会経験に立脚しながら、深い人間理解に誘ってくれる。

4つの気質類型に基づき、詳述する。信仰の持ち方の個性も解説している。求道者にお勧めすると言うよりは、求道者と関わる人にお勧めする価値がある本である。

 

ハレスビーはノルウェー牧師だが、影響は大きく、後にアメリカのラヘイが同テーマの本をいくつか書き、いのちのことば社から翻訳が出た。

いずれも絶版で、古本か図書館で探すしかない。ハレスビー本の画像がなく、写真はラヘイ本。

 

参考までに4気質のアウトラインを。

 

(1)胆汁質

エネルギッシュ、独裁者、アクティブ、かっとなる。<早くて強い>

(2)粘液質

順応性、温和、献身的、内省的、怠惰、優柔不断。<遅くて強い>

(3)多血質

愉快、軽い、散漫、飽きっぽい、社交的、不安定。<早くて弱い>

 

(4)憂うつ質

憂うつ、融通がきかない、徹底的、慎重、頑固。<遅くて弱い>
| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
名古屋で学会
2017.09.04 Monday 08:18

 

週末は、中京大学で開催された日本描画テスト描画療法学会大会に参加した。

講師や座長の役割がない学会参加はこれまであまり記憶にない。

理事会などもあらかじめ欠席し、超身軽にして、休み休み参加した。

 

それにしても、八事、中京大学。

当時、闘病が始まっていた空井健三先生のピンチヒッターで、法科大学院の開設時から数年間、「犯罪心理学」を

講義しに、この八事に隔週で通っていたことがある。

 

最寄りの八事駅の風景も懐かしかった。

 

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「求道者」を考える(3)
2017.09.01 Friday 08:10

「求道」や「受洗のタイミング」を考え始めると、ぶつかるべきものにぶつかった。

そもそも、信仰ってなに?

福音ってなに?

救いってなに?

 

しょく罪信仰の教理にはまったく異論はない。

が、パッケージのようにセットで販売されすぎると、そこに盛り込まれていないオプションや特典は

どうするのか。個人の資源で、フリープランの部分もあるだろう。

 

そう思うと、こういう本を読みたくなるし、書きたくなる。

 

 

キリスト教は役に立つか(新潮選書/来住英俊著)

 

実はまだ読み始めたばかり。しかし大切な視点を感じる。

 

 

 

 

 

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
インタビュー「牧師という職業の特殊性を知る」
2017.08.29 Tuesday 22:56

 

8/25、キリスト教月刊誌「舟の右側」に私のインタビュー記事が載った。

タイトルは最終段階で編集者が決めるのであるが、今回は「牧師という職業の特殊性を知る」となった。

 

個人的には「特殊性」というより「独自性」のほうがぴたっとくるが、

今号の雑誌全体の切り口からすると、「特殊性」なのだろうな。

 

赤江先生のインタビューやら、濃い連載記事が満載で、今号も大漁の予感大である。

 

私の記事の見所としては、研究室の乱雑ぶり、ここまで顔写真(二つ目)の背景に出している、というところか。

 

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「焚き火を囲んで聴く神の物語・対話編」を開いて(1)
2017.08.28 Monday 09:42

 

2016年度。雑誌「舟の右側」の異色の連載が載った。その後、その仲間たちが加わり、「焚き火を囲んで聴く神の物語・対話編」(ヨベル)という書籍となって、登場した。

 

ここでは、本を紹介するとか、そういうたいそうなことでなく、藤掛に関係した部分に、身勝手にリフレクションしていきたい。

 

(1)ファイアーキーパー

 

本書の第5章は、大頭先生の、多くの読者へのお礼で始まる。
冒頭はこうだ。

 

「この連載も5回目になった。これはみなさんの声援のおかげだと思う。
特に水谷潔先輩や藤掛明先輩の応援は、ぼくを励ましてくれていると思う。」124頁

 

そして藤掛明の<注>にはこうある。

「有名でいい人だ。やはり二度ブログで励ましてくれた。」と。124頁・注

 

ここで「いい人だ」というのは面白い。

この「いい人だ」には、大頭先生が、私に向かって、あなたを受け入れているから焚き火にあたりなさいよと言って招いてくれるような暖かさを感じる。

しかしそれだけではない。大頭先生は、焚き火を囲んで、良いコンディションで語り合いができるように、その場を守っているのだ。乱入者や破壊者や教条主義者を警戒し、焚き火に近づいてくる人が焚き火精神を理解してくれるかどうか敏感になっている。その人が危害を加える「悪い」人か、応援をしてくれる「いい」人か。新しい人物が登場する度に自分自身に向かって問うているのにちがいない。

ついでにいうと、「有名か、マイナーか」は「良い人、悪い人」の重みに影響する。そう。大頭先生の「焚き火守り人」としての外界認知の2軸なのだ。そのくらい警戒し、敏感なのだ。

 

焚き火の醸し出す自由さ、気楽さは、陰で焚き火を守る人の力に負うところがある。特に焚き火が安定して燃え始めるまでの間はそうである。連載5回目というのは、焚き火の炎がことのほか燃え、焚き火的な手法、展開がこれでやっていけそうだというころに当たるのかも知れない。

 

焚き火を勝手にたき、しかし繊細にそれを守っている大頭先生はかなりいい人だ。

 

<もしかしたら、続く>

| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
←back 1/295 pages next→
Search
Profile
Recommend
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき (JUGEMレビュー »)
藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
Category
Archive
Latest Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
記事分析
アート情報
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM