牧会ステーションの宣伝
2019.12.07 Saturday 22:20

 

牧師向けの学習グループ。「牧会ステーション」の来年度のチラシが配られ始めた。

牧会塾の後継団体である。

2020年。私は講師をしていないが、あいかわらずお勧めである。

 

 

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スローボール
2019.12.07 Saturday 21:51

 

呼吸器のとびきり腕の良い専門医がいる、と教えてくれた方がいて、相模大野の病院に通うようになった。

20代の頃から、風邪をひくと、咳がとまらなくなるという、悪癖を見事、1年くらいの薬物の試行錯誤で止めてくれた。

 

今春から、それまでの週3日の診療が週一日に減った。それも職場が会議日の水曜日が診療になったのだった。

10月以降、水曜日の午前中に相模大野にいくことを狙っているが、ランチタイムにミーティングが入ることが多く、

行けそうでなかなか行けない。また体調が良くないと長時間一人で電車に乗るのは怖い。そんなこんなで焦る気持ちも強まるなか、ようやく12月4日(水)に行けた。

そして、とんぼ返りで職場へ。

ただし、ランチは相模大野駅前の牛丼屋に入り、牛丼をかきこみ、小田急線に駆け込むつもりだった。20分くらいはゆうにある。本来早食いの私であるが、難病とつきあうようになって、なにかと時間がかかるようになった。

今回、紅生姜を何度かとろうとしてうまくいかず、テーブルのうえにこぼしてしまう。肉は箸でコントロールできるが、ご飯がうまくとれず、結局、肉を食べて良しとした。立派な「変なおじさん」である。

14時40分には職場に着くことができ、ささやかな大冒険は終了した。

体力も消耗し、情けない一日だったが、大冒険の達成感のようなものがわずかに残った。

 

近著で、野球漫画の星飛雄馬の話を書いた。彼は投手であるが、高校野球決勝戦の前の試合で爪を怪我してしまい、

本来の投球ができず、決勝戦ではスローボールを投げ続ける。そんな話である。

 

私もスローボールを投げ続けている。

 

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来年の手帳は、意外な展開に。
2019.11.24 Sunday 22:19

 

今年もまた手帳ではいろいろと考えた。

最近冒険するとかならず失敗する。

 

基本的な流れはこうだ。

「ほぼ日手帳」の一日一頁の自由度は魅力だ。

ただ、自分の使い方を振り返ってみると、日付け対応である必要はない。

zibun手帳のように、アイデアノートとして手帳に挟めば済むことである。

 

月ごとのブロック式。

各日に書き込める若干の余白。

手帳に挟む「白いあるいはメモリ付きノート」。買いたしていく。

 

ここまで考えた上で、あとは衝動買いと割り切り、手帳売り場へ。

すると「カメレオン」がやさしくこちらを横目で見ているではないか。

 

ということで、来年は、

MATOKAのB6手帳で行くことにした。

週間ブロック式という見開きで一週間がブロックのレイアウトになっている。

週間ブロックの使い方は、予定であれば、TO DO リストを。事後の記録であれば日記。そんな感じか。

 

そして白紙ノートも付いている。

この辺は基本を押さえている。

ところがMATOKAをネットで調べても白紙ノートの販売は見つからなかった。

そこで、ミドリのノートMD(ノートライト)を購入(とりあえずノートは6冊。販売は3冊単位)。

 

手帳の購入は人を前向きにしてくれる。ただ思い切って、体力の老いた部分にふさわしく、

たんたんとシンプルに行くつもりなら、もっと手帳もシンプルに使うのが良いと思っている。

できれば1年後には、手帳をシンプルに使い、人生もシンプルに歩みたいところだが、

どうなることやら。

 

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雑誌、拾い読み。
2019.11.11 Monday 11:39

 

雑誌、ひろい読み。

(1)季刊9月「ミニストリー」誌

<いまどきの神学校事情>をテーマに多彩な記事が並ぶ。

.襯檗,燭箸┐个海鵑碧匯佞離タチ。

二人の方のルポが載っている。こう言うルポはミニストリーの得意分野。

10人くらいのルポがもっと読めるとさらに興味深い。

∨匆颪悩み相談所。「牧師はどこまで対応すべき?」

香山先生による回答。重篤なケースから一般的ケースまでを網羅し、

そのエッセンスを示している。さすがである。

多くの牧師が直面している普遍的なテーマ。

2019年5−7月の売り上げランキング。

主流派と福音派の双方の専門書店をそれぞれに掲載している。

拙著「真実の自分と向き合う」が福音派のランキングで9位に。

 

(2)信徒の友 11月号。

<福祉に連なる働き・子どもの自立を支えて>。信徒の友は深く深く掘り下げていく。

‘箪犬里修譴召譴竜事に力を感じる。

⊃郡案内・拙共著「心の井戸を深く掘る」を取り上げていただいた。

ありがとうございます。

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あたたかさにつつまれて
2019.10.10 Thursday 20:55

最近、中村佐知さんの「隣に座って」(いのちのことば社)を寐る前に2節ずつ読んでいる。

娘さんのがんの闘病を描いたもの。

 

なんというか風格がある。安心してゆっくり読める。

体験談ものは読むペースが速い・遅いで読後感を大きく変える。

遅く読むと、じりじりと厳しい状況を味わうことになるが、ときに希望もほの明るく感じることができる。

 

なんというかあたたかさと冷静さがある。どちらもある。

著者のあたたかさと冷静さを思う。

あたたかさにつつまれて床に就く。

 

私も状況も内容もちがうが、色々と自分の体験を思い出した。

そのときの記録(「一六時四〇分」)を読み直してみようと思う。

が、まず「隣に座って」を読もう。可能な限りゆっくりと。

 

 

 

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対談を考える〜その深さ
2019.10.04 Friday 11:19

 

 

「心の井戸を深く掘る」という対談本について、多くの感想をいただいた。
ここでは対談について日頃考えていることを思い付くままに書いてみたい。

 

対談には話し言葉のわかりやすさや親しみやすさがあって、読みやすい。

それに相互作用の妙で、その場特有の対談者同士が互いの話を引出し合うこともおき、

思わぬ展開になることも魅力のひとつである。

 

さて対談について「深い」と評価することがある。

対談者の内面が深いところまで出るような「深い」もあれば、

考察が本格的で普遍的な真理を教えてくれるような「深い」もある。

 

私の好みで言うと、ちょうど井戸を深くおりていくイメージなのだが、

その人の深層の思いを偶然、会話の成り行き上で表現するような「深さ」である。

 

相互作用が活発に働く対談。それは魅力的であるに違いない。しかしそれにくわえて、井戸の深さようなものが必要だと思う。

そのような時雨例として、WTP!!という牧師2名の対談は良い線をいていると思う。

シーズン2の第1回だったろうか、朝岡牧師が初任の教会で、ある場面でネクタイをするかしないか迷うエピソードがおもしろおかしく語られる。当意即妙なトーク番組にふさわしいものであるが、同時に聞く人は自分だったらどうするだろうかという思いにかられる。そして朝岡先生が、なによりも自分の人生を牧師としてやっていくにあたって、崩し方というか独自性というか本音主義というか、いわばネクタイをはずすか着けるかをテーマにしてきた方なんだなと思う。その発言は偶然なされたのかもしれないが,ある意味、何十年かけて格闘してきたテーマをこのときここで見事に発言されたとも感じられ、発言者のオーラのようなものを感じたのであった。軽い笑い話でもあるのだが深いのである。対談者も聴取者も自覚はしないのであるがなにか面白いと深くほほえむのである。

 

できれば、つづく

 

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「真実な自分と向き合う」の書評の第二弾
2019.09.23 Monday 21:44

 

いのちのことば社の書評誌「いのちのことば10月号」に拙著の書評が載った。

山口先生、ありがとうございます。

 

 

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新刊の対談本の寸評をしてくれたFB記事を紹介します(4)
2019.09.22 Sunday 15:50

久保木先生の書評4回連続の最終回。

 

坂野慧吉・藤掛明著『心の井戸を深く掘る』の感想その4(10章〜12章)

 

第10章「牧師と健康」…健康管理のため運動をしようとしたら、周囲の流れで本人の望まない形でゴルフをすることになったら伝道が進んだ。というエピソードがこの章の全体像を現わしているように思います。つまり、意外なことというか回り道が健康にも本業にも良い循環をもたらすということ。藤掛先生の「エッというような趣味を持っている牧師先生って、案外大物というか、良い働きをしていたりします」というのも、前述の別の言い換えかなぁと。

 

第11章「『信仰』について」…藤掛先生の「私の経験則ですが、まったく未知の問題と取り組むとき、『聖書にこう書いてある』という自分の常識を最初から着地点にしてしまうと、考えが深まらないというか、行き詰まることが多いですね」という言葉がとても深いと思いました。どういうコンテキストでこの言葉が出ているかも含め、ぜひ本書を手に取って読んでいただきたいと思います。知らない世界のことを聖書を通してさも知っているかのように断定してしまうことの危険や行き詰まりは信仰を考えていくうえでとても大切なことだと思います。

 

第12章「人を信頼するということ」…最終章になって書くのもなんですが、実はこの本、質問を出し編集している谷口さんの質問、問題意識が結構鋭いのです。で、坂野先生と藤掛先生に生意気なことを言うようで大変申し訳ないのですが、谷口さんの質問がお二人のしゃべる契機にはなっているものの、とりわけ最終章は、谷口さんの根底にある問題意識に対しての答えになっているのかなぁという思いがしています。今の教会のありようについて、鋭い問題意識があることが谷口さんの言葉の端々から感じられます。もちろん、編集者またインタビュアーとして質問とはお二人の熱量や中身のある言葉を引き出せばいい、と言えばそうなんですけどね。それだけ谷口さんの問題意識がキラリと光っています。もちろん、読者によっては坂野先生の言葉、藤掛先生の言葉にその問題意識への答えを見出す人もいるでしょうけど、私自身は、明確な答えが出ないまま、問いだけが鋭く残ったかのような感覚が最終章にはありました。「谷口さんが出した問いにお二人の言葉も消化しながら、あなたならどう答える?」という読み方もこの本はできるのではないでしょうか。

 

ということで『心の井戸を深く掘る』の全12章の感想を書いてみました。『教会の井戸を深く掘る』というタイトルでも良かったも…と思えるような教会のバックヤード、牧会のバックヤードを垣間見たり、浅くでなく深く掘り下げていったりできる全12章だったと思います。そして、「あなたはこれからどう井戸を掘りますか?」と問われているようにも思います。あくまで坂野先生と藤掛先生の掘ってきた歩みや思いが語られたのであって、わたしたちはどう掘っていくか、問われている存在なのだと思うのです。

本書を手にしてそんな井戸掘りの旅の一助としてみてはいかがでしょうか。

 

 

*藤掛:久保木先生の感想の中核だと思うのですが、「谷口さんの質問がお二人のしゃべる契機にはなっているものの、とりわけ最終章は、谷口さんの根底にある問題意識に対しての答えになっているのかなぁという思いがしています。」。おっしゃるとおり、谷内さんの問いかけに十分答えていないと思いますが、それはどのようなことが起こっているのでしょうか。「感想の感想」としてすこし書いてみようと思います。

 

 

 

 

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新刊の対談本の寸評をしてくれたFB記事を紹介します(3)
2019.09.22 Sunday 15:34

久保木先生の書評の4回連続の3回目。

 

坂野慧吉・藤掛明著『心の井戸を深く掘る』の感想その3(7章〜9章)

坂野先生の間口の広さが伝わってくる3つの章でした。近年はたんたんと説教を語ってると第3章で藤掛先生が語っていましたが、いろんな人がいるし、いろんな反応もあるけど、僕はたんたんとみことばを自由に語るよ〜という姿勢が伝わってきます。坂野先生が自由だから、聴き手も自由であり、それは決して放置しているのでなく、何か相互作用が生まれる自由であり、寄り添っている感もあります。そんな空気感の中、牧師の円熟、妙味が伝わってくる鼎談です。

 

第7章「牧師への召命」…坂野先生の「私は、みことばを自由に語らせていただく。…みことばを語るということにおいて手足を縛られてしまうとしたら、その教会を辞めることになるでしょうね」という言葉がズシンと響きました。牧師の多様性を認め、役員会を支配しようとしない、そういう坂野先生の囚われのなさが伝わる章でありましたが、みことばを自由に語らせていただく…というそこへの筋の通し方があってこその囚われのなさなのかなぁと思ったところです。

 

第8章「多様性と多義性」…多様性と多義性は藤掛先生の専門分野と思いきや(少なくともわたしは藤掛先生の著書『ありのままの自分を生きる』から多義性について学ぶところが大でした)、実は坂野先生も多様性や多義性を認める柔軟さがあることが伝わってきました。そんな中での「聖徒たちを整える」(エペソ4・12)をどう理解するか、新約聖書のいろんなところからそのイメージを明確に平易に伝えるところが、坂野牧師の円熟味を感じております。この辺りは、牧師だけでなく信徒も学ぶところが大きいでしょう。藤掛先生がキリスト者の成熟に関して「輝き」と「和らぎ」について述べているところも実に深いので、ぜひ本書を手に取ってお読みいただければと思います。

 

第9章「信仰継承」…何かとキリスト教界で話題にされる信仰継承ですが、何か近年聞いてきたことと毛色の違うことが表現されているようで、大変興味深い章でした。信仰継承に関して固定観念から自由な坂野先生の姿勢が意外に思いつつも妙に納得でもありました。藤掛先生の語る「闇」と「影」の違い、また継承ということでは、「子どもが長子か、中間子、末っ子か」そういう見方も、信仰継承というテーマで見つめることもなかったようにも思います(実際には牧師のタイプについての議論でしたが)。「世代間のバウンダリー」という表現も興味深くて、本章のこうしたフジカケ・ワードで信仰継承を語り、深めることはまた新たな視点ももたらすのでは…と思ったところです。

聖書やカウンセリング的な視点も豊かになりつつ、囚われから自由で、かつ一本筋の通ったキリスト者像。それらを味わえる本だなぁと感嘆しております。

 

 

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新刊の対談本の寸評をしてくれたFB記事を紹介します(2)
2019.09.22 Sunday 15:24

久保木先生の4回連続の書評の2回目です。

 

坂野慧吉・藤掛明著『心の井戸を深く掘る』の感想その2(4章〜6章)

 

教会の中で語られることのある「罪の告白」「カウンセリング」「癒し」を改めて定義しなおし、味わい直すにはコンパクトでかつ深い本だと思います。

以下、それらについての章の感想です。

 

第4章「罪の告白」…カトリックには告解室があり、ゆるしの秘跡があるのですが、プロテスタントにはそれがありません。神さまに直接告解すればいい、ということで、その間のものを省く…それが儀式性が乏しいということにつながっているのだと思います。ただし、通常、顔を合わしている牧師に罪の告解ができるかというと、いろんな難しさがあるとは思います。ネット上で匿名で告解ができる予約サイトがあってもいいかも…とも思ったりしました(相変わらず儀式性は乏しいかもしれませんが)。ともかくは、罪の告白の大切さは伝わってくる章と言えます。

 

第5章「カウンセリング」…牧会カウンセリングと一般のカウンセリングの違いが明示されているだけでなく、牧師と臨床心理士それぞれの現場の声も書かれて、かつ平易に読めるのはこういう対話的な書物ならでは良さ。霊的にアプローチするにしても、心理的にアプローチするにしても、クライエントとなる人間は霊的でもあり心理的でもある現実も伝わってきて、人間理解が掘り下げられる思いになりました。

 

第6章「癒し」…名画の修復家が修復をする様と神のかたちの回復という視点とその回復をその人の持つ光と闇の統合という視点でも語られています。わたしなりの言葉でまとめるなら、闇を消すのが修復というのではなく、闇を神の働く場としていくことがその人の癒しと大きく関わってくるという言い方もできるのではと思いました。

罪の告白があり、カウンセリングを受ける。そうして自分の内面と向き合う中で、まぎれもなく自分の中に闇があり、わたしたちは安易にその闇を否定したり、消し去って光にしようとするのかもしれません。書名の「心の井戸を深く掘る」とは、自分を掘り下げる中で出会う自らの闇を神の働き場として明け渡し、また光だけでなく闇に働く神を見つける…そういう中で人生の井戸掘りが深まっていく、とも言えるかもしれません。

 

本書を片手に、自分の心の井戸を深く掘ってみてはいかがでしょうか。

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藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
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