描画技法辞典:「描画療法のシステム論的アプローチ」
2006.12.09 Saturday 09:00
【描画療法のシステム論的アプローチ】

描画テスト種目ではないが,作品のイメージを静的に鑑賞するにとどまらず,時に応じて治療的な意図の下に積極的に介入していくアプローチについては,あまり邦文書籍で扱われることがこれまで少なかったように思うので,ここで取り上げることにする。こうしたアプローチは,描き手の作品を見ながら,描き手がその作品に新しい意味を見いだすように援助していくことを旨とし,いったん描かれた作品を前にして,新たに描き加えたり,作品自体を切り離したりすることによって「体験」してもらい「枠付けのし直し」を図るものである。私の台紙を裏返したり,地図を切り貼りしたりするのも介入的と言える。また,この実践ノートで紹介した石川による合同家族画,廣井による間取図などもこのアプローチに入る。描画場面の相互作用性を最大限に感じていくと,こうしたアプローチをとることはごく自然なことと思えてくる。既存の描画テストの枠組みで言えば,描画後質問を言葉でなく,絵や創作行為で行うようなものである。


<文献1>S.ライリー,「個人アートセラピーの戦略的家族システム論的アプローチ」1992,鈴木恵訳,『臨床描画研究察戞て本描画テスト・描画療法学会,金剛出版。M.ユング,「父親の死について描かれた本・家族員の死とそれに取り組む遺族を援助するための予防としてのアートセラピー」1987,鈴木恵訳,『臨床描画研究検戞て本描画テスト・描画療法学会,金剛出版。
いずれもシステム論に基づいた描画療法の上質な論文である。おいしい日本茶を用意してありがたくいただきましょう。


<文献2>藤掛明,「家族画における介入的アプローチ」1995,『臨床描画研究勝戞て本描画テスト・描画療法学会,金剛出版。
私自身,描画療法においてすべてではないが,事例に応じていろいろな介入をすることがある。そうした活動を振り返り,(1)新たに新しい用紙に描き直す。同一画面に書き加える。(2)裏返す。切り離す。並べ替える。(3)絵以外のものに創り上げていく。に分け,事例を中心に報告したものである。



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描画技法辞典:「コラージュ」
2006.12.09 Saturday 08:59
【コラージュの方法と文献】

コラージュ法は,近年,個人心理診断や療法の有力な方法として注目され,様々な臨床分野で,創意工夫がなされている。
通常,「はりえ」は,面状のまま手や刃物で切り取って貼り付ける場合(以下面描)と,モザイク状に点描で貼り付けていく場合(以下点描)との二つに大別される。面描は,一般に,コラージュ,貼り付け画,切り貼り絵,切り絵,ちぎり絵,貼り絵などと呼ばれることが多く,点描は,点描画,モザイク画,貼り絵などと呼ばれることが多い。こうした名称の使用は曖昧であるが,本稿で考察の対象とするコラージュは,この面描のはりえであり,切り取り方法において制限がない(手でも刃物でも)ものをさしている。
一般に点描のはりえが制作に莫大な時間を要するのに対して,面描によるコラージュは,貼り付ける素材自体に色彩や内容が備わっており,その変化やバランスの面白さを即興的に味わえ,実施にあたっての簡便さが特徴となっている。
実際には市販の色紙を使用するコラージュも存在し得るが,ここでは,雑誌などの印刷物を利用する一般的なコラージュの実施方法を,以下の2つに分けて概観する。
■コラージュ・ボックス法
i.用意するもの。台紙(A4判・B4判),ハサミ,糊,あらかじめ雑誌・広告などから適宜切り抜いた写真・イラストを面接者が用意し,専用の箱(コラージュ・ボックス)の中に入れておく。
ii.教示。「ここにある切り抜きを自由に選んで台紙に貼り付けてください。置き方や貼り方も自由です。切り抜きをさらに切りたい場合にはハサミで切ってください。」
iii.時間の目安。15〜20分程度。
■マガジン・ピクチャー・コラージュ法
i.用意するもの。台紙(適宜,子供の場合B4判が適当),ハサミ,糊,雑誌・新聞・広告の紙・カタログなど(あらかじめ面接者側で用意する,あるいは作成者に2,3冊持参させる)。
ii.教示。「自分の気に入った写真(イラスト)や気になる写真を,自由に切り抜いて台紙の上に好きなように置いて,糊付けしてください。」あるいは「雑誌などから好きな写真や気になる写真を切り抜いて,好きなように台紙に貼ってください。」
iii.時間の目安。30分から60分程度。
▼貼り付け素材を用意する際,雑誌等の持ち込みが難しい状況(特に矯正施設)や,雑誌等から能動的に選び出す時間的負担の大きさなどを考慮すると,コラージュ・ボックス法の利点がより大きいように感じている。道具については,初回からあまり急激に退行刺激を与えすぎず,時間効率も考えると,糊は,容器(手),チューブやスティックなどの選択が可能であるが,後者の方が望ましい。同様に用意する素材も,大きく手ちぎりにする場合や,比較的写真に沿ってハサミで切っておく場合などが考えられるが,後者に近づく方が望ましい。台紙は,エネルギーの高い作成者が多いため,大きめのもの(B4判)を用意することが望ましく,作成過程でさらに大きい台紙が必要な場合には,台紙を2枚つなげて,倍の大きさ(B3判)で行わせることもできる。


<文献1>杉浦京子ほか,『体験・コラージュ療法』,1992,山王出版。
臨床の先輩に囲まれながら,現場でカンファレンスしているかのように,会話調にコラージュ療法の入門的な話が網羅されている。どえか1冊を読みたいという人に私は本書を勧めている。不思議な魅力の本である。


<文献2>藤掛明,コラージュ法と非行臨床,1996,『犯罪と非行110号』,矯正福祉会
私なりのコラージュ療法をかなり教科書的に書いた記事である。後半は非行臨床で実践するための留意点を扱っている。なお,もう少し主観的な私のコラージュ紹介記事として,「非行臨床におけるコラージュ療法」(1999,現代のエスプリ386号,至文堂)がある。


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描画技法辞典:「縄跳び家族画」
2006.12.09 Saturday 08:58
【縄跳び家族画】

縄跳び家族画は,本書で紹介したとおり,私が非行の面接で思いつきで始めた家族画の変法である。横並びの紋切り的な描画にならずに,家族内の連合や役割関係を探る糸口となるものとして愛用している。かなり個人的な方法とは思うが,ごくまれにこの技法を使った他人の事例報告などを見ると,多少とも責任を感じる。
■「家族で,大きな縄跳びをしている絵をかいてください。」
(大きな縄跳びを聞き返された場合)長い縄の両端を人が持って回して跳ぶもの。
▲家族の動きというのは,物語のように時間系列で各人の行動をたどっていくと見えてくることがある。縄跳び家族のイメージも同じで,縄跳びをやろうと言い出した人とか,時間とともに縄跳びがどうなっていくか等,行動の連鎖も味わいたい。


<文献1>藤掛明「縄跳びと家族のイメージ」現代の非行少年たちの心象風景◆1998,『月刊少年育成511号』,大阪少年補導協会。
縄跳び家族画の典型的な作品と特徴的な作品を10作品選び出し簡単な解説をつけたものである。


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描画技法辞典:「間取図、見取図」
2006.12.09 Saturday 08:57
【間取図・見取図】

間取図や見取図は,多くの臨床家がかなり自然なかたちで面接場面で,家庭生活を聞く際の補助手段として用いている。私がある時期,勤務していた少年鑑別所では,入所してきた少年全員に自分の住んでいる住居を間取図として自由に描かせていた。また,あるグループ活動では,自己紹介の際に間取図を描いて自己開示を促していると聞く。家族画と比べ,人物を描く必要がない描画なので,描きやすいのが特徴である。
 実施法は,多様であるが,次の三つに分けることができる。
■「あなたの家の見取図(間取図)をかいてください。」(見取り図・間取図)
■「あなたの理想とする間取図を考えてください。お金や広さは使いたい放題ですので,自由にかいてください。」(理想の間取図)
■「あなたの家を新しく建て替えることにするとします。現在のあなたの家族が生活しやすい間取りを考えて自由に描いてください。」(新しい家の間取図,廣井亮一)
▲いずれの間取図の場合でも,各部屋を誰がどのように使うのか,どのくらいの広さなのかを確認したり,家具等が省略されている場合にはそれらを書き加えてもらったり,描かせ手が聞きながら書き足したりする。私は,さらに,夜遊びして帰宅した時の家族員の居場所とか,いつの何時頃の家族員の居場所とかを,色の違う鉛筆等で書き込んでもらうこともある。
 「間取図」を中心に行う場合には,面接を深めていく手がかりとして絵を用いる。さらに「理想の間取図」を併用する場合には,主観的で空想的な家族との関わり合いのイメージを引き出す意図があり,「新しい家の間取図」を併用する場合には,家族員との関わり合い方についての,非常に現実的な思考を行わせることになる。前者の理想図はテスト的な使い方に,また後者の新しい間取図は治療的な使い方に重きを置いた教示法と言うことができる。


<文献1>藤田裕二 「臨床場面における見取り図法」『犯罪と非行44号』1980,矯正福祉会。
おそらく間取図・見取図をメインに扱った論文としては最初のものである。生育史を聞き取る際に用い,単なる聞き取り手段に終わらず,描き手の自己洞察やカタルシスを引き出し,また自己表現を促すことを報告している。


<文献2>廣井亮一 「間取図」『臨床描画研究勝截隠坑坑機て本描画テスト・描画研究学会,金剛出版。
間取図を臨床的,治療的に活用する実際が見事に伝わってくる論文である。家族のシステムを間取り図を使って検証し,調整していくことができることを示している。「家族画に描かれた人物とその内容を間取図で表現された家に住まわせてみる」というあたりに,筆者の家族療法家としてのセンスと奥行きがかいま見える。同じ廣井による間取図の論文は「非行臨床における家族療法と家族画」(1989,臨床描画研究検法ぁ嵒漸萠屠,箸靴討隆崋茲蠖泙粒萢僉廖1991,臨床描画研究此謀多数ある。


<文献3>宮田和佳 「見取り図画の描画過程,特徴とその効果〜少年事件調査での実施事例から」『臨床描画研究将掘截隠坑坑后て本描画テスト・描画研究学会,金剛出版。
先にも触れたが,間取図・見取図に「理想」や「新しい」という教示の賦活を行うことにより,描画テスト的に解釈したり,治療的に介入したりという展開が意図された。だが,実際にはそこまで賦活しなくとも,現在の間取図・見取図を描いてもらうことで,事実情報だけでなく,投影法的な情報も,治療的な手がかりもそれなりに引き出すことができる。賦活した場合ほど濃縮されてはいないが,コストパフォーマンスは高い。この論文は,現在の見取り図を描画法として見直し,その可能性を一通り見渡してくれるものである。同じ宮田によりサインの出現率等の調査も進んでおり,その一部は学会の口頭発表等ですでに公になっている。いっそうの体系化,標準化を期待したい。


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描画技法辞典:「雨の中の人物画」
2006.12.09 Saturday 08:56
【雨の中の人物画の方法と文献】

 雨の中の人物画は,ハマーにより初めて記述されたが,以前から,いろいろな学者が同時期に思いついたものと言われている。日本では,石川元や彼を中心とする浜松医大精神神経科グループによって,病院臨床への本格的な導入が図られるようになった。
 実施法は,次の二つがあるが,日本では後者が普及している。
■「雨の中の1人の人間を描きなさい。」(原法)
■「雨の中の私を描きなさい。」(石川元ら)
▲ハマーの原法では「雨の中の人」であるが,石川らは,病院臨床での試行から,「人」という刺激語では,描画中に自己像と容易に結び付かない集団があることや,抽象表現の人物がより多く出現してしまうことがわかったたため,ストレスを体験する主体が自己であることを明確にする目的で,「人」ではなく「私」を採用したという。以後,この「雨の中の私」の方が日本では定着している。
 なお,この描画法の非行臨床への適用を研究している私たちのグループでは,「雨の中の私」の教示に加え,「雨と自分を含めていれば,どのような内容でもかまいません。」と言い添えるようにしている。これは,思春期危機のまっただなかにいる非行少年の場合,「私」以外の他者などの社会的場面が描かれることを期待しているからである。実際,この教示によると友人や家族,また学校や自宅などが出現することがあり,思春期に再適応を迫られて,あがく,彼らのイメージが実によく浮き上がってくる。この描画法は,「雨」に象徴されるような不快なストレスのもとでの,自己身体イメージや不適応感,またそうしたストレスに対する特徴的な防衛や適応のスタイルが示されるとされるが,非行臨床の場合,後者の防衛や適応スタイルの理解に切れ味の鋭さがある。外国の研究に,さまざまな臨床領域でこの雨の中の人物画の妥当性の検証を行ったものがあるが,被検者が思春期という時期にある場合に,診断的な妥当性が高かったことが報告されている。そうだろう,そうだろうと私は内心つぶやいた。
あるカウンセリング教室の講師をした際に,この「雨の中の私」画を実際に描いてもらいながら人物画テストの解説をしたことがある。雨とその防御という構造は,描画テストに精通していなくとも非常にわかりやすいものがある。参加者同士が相互に自分の描画を幅広く解釈しあい,大いに盛り上がった。少年鑑別所などで,内省力があまりあるとは言えない少年たちと,描いた絵について話しあうような場合,やはりこの「雨の中の私」画が一番盛り上がる。石川(後出・文献2)が,「治療者と患者が共有できるメタファーを与えてくれるという点で,この雨中人物画法は視覚的コミュニケーションによる治療手法としても優れている」と言う指摘に非常に共感を覚える。


<文献1>Hammer 「DRAW−A−PERSON−IN−THE−RAIN」,『Clinical Application of Projective Drawings』N.Y:C.C.Thomas,1958
 ハマーは実に多彩に,この描画法の妥当性を印象づけようとして,様々な描画例を紹介している。診療所に関わらない普通の人と診療所に受診した人の描画。治療の初期と終結期の描画。また同一人物における人物画と雨の中の人物画。ロールシャッハテスト所見との比較。などなどを駆け足で紹介してくれる。


<文献2>石川元 「雨中人物画法・Draw−A−Person−in−the−Rain−test」 1985,『こころの臨床ア・ラ・カルト11』星和書店。
 おそらく邦文としては,最初の雨の中の人物画のまとまった解説ではないか。簡単な描画法の紹介や,ハマーやその他の研究の紹介などのあとに,精神障害者の描く「雨の中の人」の典型パターンを「紙芝居的に」歯切れよく18事例を報告している。神経症圏,感情病圏,分裂病圏,人格障害圏と病態ごとにその特徴をまとめている。病院臨床の適用にとどまっているが,非行臨床にも参考になる。また,同氏を中心とする浜松医科大学精神神経科の研究グループが,森田療法を行った患者に適用した事例が「雨中人物画にあらわれた森田療法の治療過程」(1989,『臨床精神医学』18巻1号)として報告されている。興味深い。


<文献3>大山晋,藤掛明ほか「非行少年の『雨の中の私』画の分析1〜4」1991〜1994,『犯罪心理学研究29〜32(特別)号,日本犯罪心理学会。
非行少年の「雨の中の私」画の標準反応から,典型事例,特殊事例,系時的なパターン等,ひととおりの範囲を扱った4年連続の報告である。また,「雨と私のイメージ」現代の非行少年たちの心象風景 福愀邊少年育成510号』,大阪少年補導協会,1998)では,非行少年の代表的な雨の中の私画を8作品挙げて私なりに簡単な解説を付けている。


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描画技法辞典:「家族画」
2006.12.09 Saturday 08:54
【家族画の方法と文献】
 家族画はおそらく素朴なかたちでは,人物画の変形として人物画の歴史とともに自然発生したのであろう。社会的な場を設定して描かせ,そうした場との関わり合いにおいて個人の認知を探ろうとする試みとしては,他にも学校画など多数があるが,家族画がその普及度,人気度で頂点にたつ。家族画を一つの技法としてまとまった臨床研究で示すことは,ハルセ(米)やポロー(仏)に始まるとされている。
 家族という領域が,多くの臨床家の興味の対象であることから,様々なバリエイションがある。
以下には代表的な教示法をあげる。
■「ある家族を描きなさい。」
▲「ある家族」画。DAF(Draw-A-Family)と略記する。描き手の実際の家族でなく,架空の家族像が描かれることも多い。その場合,「あなたがこの家の人ならどの人?」といった質問等が行われる。家族画としては抽象性の最も高い教示である。
■「あなたの家族を描きなさい。」
▲「あなたの家族」画。FDT(Family Drawing Test)と略記する。
■「あなたも含めて,あなたの家族の人たちが何かをしているところを描いてください。」
▲動的(動態)家族画。KFD(Kinetic Family Drawing)と略記する。ここまでの3つの家族が教示を比較すると,下になる程,より現実の相互関係に根ざした家族イメージが得られるとされている。課題から,やや抽象度を減らした方が,描き手の負担と抵抗を減らせるという私の実感によれば,この動的家族画が一番使いがってがいい。一般的な家族画教示の選択について,石川元氏がその骨子をまとめている(「描画テスト・2家族画」『異常心理学講座次戮澆垢砂駛次法
■「『私の家族』という題で描きなさい。」
▲「私の家族」画。ある時期,「家族画研究会方式」と呼ばれることもあった。日本家族画研究会(現,日本描画テスト描画療法学会)で,共同して家族画の研究をすすめるための,統一教示として採用されたもの。当時,すでにこの教示が,大阪少年鑑別所で,所長であった奥村晋氏を中心に,家族調査と臨床診断に用いられていたことから,「大鑑(だいかん)式」と呼ぶ人もいた。統計的な研究や,施設等での一斉実施に用いられることが多い。


<文献1>R.C バアンズ 『子どもの家族画診断』,1975,黎明書房。
 動的家族画の古典。児童の動的家族画の分析枠組みを,豊富な家族画作品とともに紹介している。これを日本用に修正し,またコンパクトに解説しているのが,翻訳者でもある加藤孝正氏による「動的家族画(KFD)」の論文。『臨床描画研究機戞紛盥篏佝如砲房録されている。なお,この本には,石川元氏による「家族画(FDT,DAF)と合同動的家族画(CKFD)」という論文もあり,前半部分では,家族画の歴史,実施上の留意点,解釈上のポイントが鋭く提示している。なお,描画,とりわけ家族画の実践では,個人心理的な分析を目指す場合と,描画場面での相互作用を重視し,治療のために非常に戦略的に解釈する場合とに分けることも可能で,いきおい,家族画の解釈も両者の息使いは違ってくる。石川氏は後者の立場が明確で,家族画をテストとして用いようとしている学習者が読むと,やや戸惑うかもしれない。しかし,戸惑う価値はある。


<文献2>遠藤辰雄監修『家族画ガイドブック』 1989,矯正協会。
 非行臨床を対象とした,大勢の執筆者による家族画解釈の論文集。実践と研究のための非常にお得なガイドブック。「料理読本」のたとえで言えば,様々な料理が味わえる。私のような鑑別所技官と家庭裁判所調査官が主な執筆者。ごった煮の部分もあるが,かえって解釈の視野の幅ができるし,好みの立場を捜し出す楽しみもある。ちなみに本文中に登場したヒロコ先輩や,アヤコ先生の論文も掲載されている。拝読。なお,書店では買えず,直接,矯正協会に購入を申し込む必要がある。


<文献3>日本家族画研究会編 『臨床描画研究供戞。隠坑牽掘ざ盥篏佝如
 特集が家族画による診断と治療。「家族画診断の基礎」(高橋雅春),「非行臨床における家族画」(奥村晋),「大学生の家族画」(高橋依子),「家族画(DAF,CKFD)による自殺への治療的アプローチ」(石川元),家庭裁判所における家族画の活用」(郷司幸雄),「動的家族画(KFD)による治療」(加藤孝正),「夫婦療法における動物家族画」(渋沢田鶴子・石川元)と7本の家族画の論文がおさめられている。一つ一つが骨太の実践の報告。
 こうした多様な切口の論文に接すると,家族画だけの解説書が大冊としてまとまりにくいのではとないかと感じる。理由の一つは,家族画は,バウム画などにくらべ,社会的要素が強いだけに,ある臨床領域で培った体系が,そのまま他の臨床にストレートに通用しないという感想を抱く。病院の精神障害者,老人,思春期,非行・犯罪者,児童の各臨床みな様相が違う。


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描画技法辞典:「人物画」
2006.12.09 Saturday 08:53
【人物画の方法と文献】

 人物画は,古くからある描画法であるが,歴史的には,発達や知能測定の方法として注目され,発展してきている。「”児童の絵は児童の発達の表示である”という認識から,やがては児童の絵によってその児童の知能も読み取れるとされ,やがて人物画を描かせるとそこには知能のみか性格も表現(Project)されると考えるに至った。この間にCookeから60年余を費やしたのである。」(深田尚彦,1986)
DAMや,グッドイナフ人物画テストといったら,知能測定を表し,DAPや,マコーバー人物画テストといったら,投影法のテストを表す。また,児童臨床など低年齢を対象とする場合を除けば,ただ単に人物画といっても,後者の投影法としての描画をさすことが多い。
 以下に,双方の教示法をあげる。
■「人をひとり描いてください。頭から足の先まで全部ですよ。しっかりやってね。」
▲DAM(Draw-A-Man)と略記する。用紙は縦置き。はじめに女性像が描き出され場合は,今度は次の紙に男子をかくように言う。はじめから男性像が描かれたら,そこで終了する。描かれた男性の人物画を,あらかじめ設定されている50項目(本邦では,小林・小野による標準化がある)により採点する。その結果から,換算表で精神年齢を求め,知能指数を求める。もともと児童を対象とした測定法であり,精神年齢が9歳を越えると,表現が複雑化したり簡略化したりすることから,妥当性が乏しくなると言われている。
■「一人の人間を頭の先から足の先まで,できるだけ上手に描きなさい。」
▲DAP(Draw-A-Person Test)と略記する。用紙は縦置き。1枚目を描き終えたら,性別を聞き,最初と反対の性の人物の全身像を描かせる。
 本文中で,山根先生の自己像画の授業に触れたが,ある雑誌に同じ内容の思い出話しを書いたことがあった。その記事をお読みになった山根先生からお手紙をいただき,あのとき授業で描かせた絵は単に「人物」といっただけで,自画像を描けとは言っていないとのことであった。なんと,私の記憶のなかでいつのまにか変形して「自画像」と思いこんでいたのである。師いわく,「君が自画像と記憶していることこそが人物画の人物画たるゆえんだよ」と。大学を卒業して10年目になって図らずも補講を受けてしまったのだった。


<文献1>小林重雄 『グッドイナフ人物画知能検査ハンドブック』s52,三京房。
小林重雄・『グッドイナフ人物画知能検査の臨床的利用』H1,三京房。
いずれも人物画を発達検査として活用するための,マニュアルと基礎研究がおさめられている。日本人児童の標準化をきちんとしており,絵の持つ発達的な側面に改めて目を向けさせてくれる。児童だけでなく,一般の臨床でも,ちょっと見慣れぬ不自然な絵に出会ったとき,それを退行や発達遅滞の方向で感じるのか,病的な歪みとして感じるのかという感性は,大きな財産になる。


<文献2>マコーバー 『人物画への性格投影』1974,れい明書房。
 人物画を性格テストとして知らしめた記念碑的な著作の邦訳である。主として児童の人物画を扱っているが,人物画テストの基本を知る上で参考になる。


<文献3>高橋雅春・高橋依子 『人物画テスト』1991,文教書院。
この本もまた,すばらしい「料理読本」である。あいかわらず説明がわかりやすい。先の「描画テスト入門」よりも,当然のことながら人物画についての解説量が多い。


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描画技法辞典:「HTPテスト」
2006.12.09 Saturday 08:52
 【HTPテストの方法と文献】

 HTPテストは,バックが提唱したもので,家屋,樹木,人物という複数の描画を実施していく描画法である。HTPは,House−Tree−Personの頭文字をとっている。バックによると,この3つの課題は,’齢の低い幼児でもその課題になじみ深いこと,△修梁召硫歛蠅鉾罎戮董い△蕕罎詛齢層の被検者が描画対象として非常に好意的に受け入れられると考えられること,B召硫歛蠅茲蠅發困辰販直に自由に言語表現させることができると考えられること,といった理由から選ばれたという。バウムテストと並んで,日本でも非常に普及している。
 実施法としては,高橋雅春氏の方法が日本では普及している。
■「4枚の紙にひとつずつ,全部で4つの絵を描いてもらいます。
(初めの用紙を横置きし,)この紙に家を描いてください。
(次の用紙を縦置きし・以下縦置き,)木を1本描いてください。
(次の用紙)人を一人描いてください。顔だけでなく全体を描いてください。
(性別をたずね,次の用紙・先の人物とは逆の性を教示)今度は女(男)の人を描いてください。
やはり全体を描いてください。」
 また,HTPテストでは,描画後の質問の重要性が特に強調されている。
▲この高橋の方法は,バックの原法と比べると,人物画を2枚描かせるという点に特徴があり,HTPPテストといって区別する場合がある。高橋が2枚の人物画を実施しているのは,マコーバーの人物画の方法を取り入れたものであり,反対の性の人間も描かせた方が多くの情報を得られるために採用している。ちなみにバックの方法では,人物画は1枚。家,木,人の順番で3枚ということになる。
 私は,HTPテストは,3枚で終えるときが多く,それも人物画では,「雨の中の私」画を実施することが多い。時にはHTの2枚でやめることもある。あきらかに亜流である。非行少年との面接での実感では,家屋や樹木に比べ,人物は,描く側もしんどそうであるし,その結果描かれる絵も紋切的に描かれがちであるからである。


<文献1>高橋雅春 『描画テスト入門〜HTPテスト』1974,文教書院
この本もまた,すばらしい「料理読本」である。非常に説明がわかりやすい。その後,『樹木画テスト』『人物画テスト』(すべて文教書院)も,HTPテストの部分を扱ったものとして刊行されている。多くの方が,この本を手にして描画テストの世界に触れたのではないかと思う。日本でバックの原法よりも,HTPP式が普及しているのも,ひとえにこの本が読まれているからであろう。確か,私も,描画に関して最初に購入したのがこの本であった。


<文献2>J.N.バック 『HTP診断法』 1982,新曜社
 元祖HTPテスト。バックの描画活動の構想が示されている。量的分析と質的分析とがあり,前者は描画特徴からスコアをつけ,能力検査としてIQ値を算出する。後者は性格検査として,解釈法を示している。私は高橋HTPP法のあとに読んだので,性格情報以外に,能力の情報が得られるということに驚いてしまった。HTP−IQなる言葉に違和感を抱いた。しかし,描画は,歴史的には発達検査,能力検査として脚光を浴びたのである。私の勉強不足であった。量的に処理するかどうかは別にして,こうした知的側面についての一定の知識は必要である。
 上記文献1と比べると,性格テストとしての部分では,バックの方が,何をかいたかでなく,いかにかいたか(釣合,パースペクティブ,時間等)に,ていねいな解説を行っているような印象を受ける。また,本書では,実際の描画後の質問が事細かに説明されている(21〜51頁)。参考になる。


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描画技法辞典:「樹木画・バウムテスト」
2006.12.09 Saturday 08:49
【樹木画(バウムテスト)の方法と文献】

 樹木画は,コッホが,それまでスイスで主に職業相談に使われていた樹木画の診断的な使用をまとめ,それ以後ヨーロッパ文化圏に広く普及している。日本では,そのコッホの英文の著書の翻訳が紹介され,根強い人気がある。
 実施法としては,大別して次の二つがある。
■「実のなる木を一本かいてください。」(林勝造ら)
■「木を一本かいてください。」(高橋雅春ら)
▲コッホの原法では,「実のなる木」を描くように教示する。しかし,高橋は,次の理由で,あえてコッホの教示を採用していない。‥蟇橡,箸靴討脇団蠅量擇鮖慊蠅靴覆い納由度を確保したほうが良い。▲茵璽蹈奪僂汎本とでは風土・文化が異なり,「実のなる木」のイメージが異なる。
(高橋,1974,1986)。なお,高橋は,HTP(家屋・樹木・人物画)テストの一部として樹木画を扱っており,樹木画だけを単独で行う場合を積極的に認め,持論を展開している。通例は,バウムテストといえば,コッホの方法をさす。実務上は,あまり厳密にコッホかHTPテストかという区別はされていない。
 ちなみに私は,「実」をつけない教示が通常である。たまたま,私が最初に指導を受けた先輩が,日本では「実」を言わないと自信たっぷりに言ったので,そういうものだと思い込んでいた。私が高橋両先生の言われる理由以上に,今も「実」をつけない教示を使っているのは,,垢任砲修諒法での経験が長く,感覚的に身に付いていることがほとんどで,負け惜しみ的に,施設収容を伴う非行臨床では,教示の「実」を描くことが義務のように感じ取られる危険性があることも挙げることにしている。私の同業者に聞いてみると,やはり「実」を付けない教示を利用している人が圧倒的に多かった。
私が学生の頃,オカルトものの洋画を見ていたら,悪魔にとりつかれた主人公(子供)の親が,友人の精神科医に息子の様子がおかしいと相談するくだりがあった。その医師は,子供に会い,白い紙をとりだして樹木の絵を描かせた。そして描かれた幹の太い絵を眺めながら,「問題はない。」と親に話している場面が印象に残っている。この映画の中の医師は,短時間の面接の中でバウムテストを用いたのだった。これみよがしの悪魔の策略に,テストと面接者が負けるところが,なかなかに教訓的でもある。


<文献1>C.コッホ 『バウム・テスト〜樹木画による人格診断法』 1970,日本文化科学社。
バウムテストの基本書,入門書。サインの解釈仮説をあまり体系化せず,1対1対応で記述していないところがミソ。例えば,「落ちる葉」の項では,「すぐに発散させる。自己を簡単に表現する。感受性。感情の微妙さ。感じやすいこと。ルーズ。忘れっぽいこと。散漫なこと。おくりものをしたがる。」と解釈の可能性が羅列してある。コッホは,羅列的な表示が「表面的になってしまう」(33p)ことを恐れているが,私はかえって描画の多義性を強調できるので,心憎い方法と思っている。巻末には,補遺として,「日本におけるバウム・テストの研究」が収録され,初期の日本の研究成果が概観できる。この本の翻訳者らを中心とした研究グループが,補遺の発展版とでもいうべき,邦書を出している。量的,基礎的な研究を集めた『バウム・テストの臨床的研究』(林・一谷編,s48,日本文化科学社)と,ていねいな解釈事例の報告集である『バウム・テスト事例解釈法』(Rコッホ,林,国吉,一谷編,1980,日本文化科学社)とがそれで,後者はテストテストした丁寧な解釈で,基本的,正統的な解釈の息使いが伝わってくる。


<文献2>高橋雅春・高橋依子 『樹木画テスト』1986,文教書院。
 HTPテストの一貫として,樹木画だけを独立して解説したもの。高橋は,「時間が限られていたり,とくに知りたいパーソナリティの側面がある場合,HTPテストの形を取らないで,この中の特定の課題を描かせることも可能である。」(まえがき)と記している。
 この本の魅力は,わかりやすさにある。教科書的に内容が網羅されているし,手軽な解釈資料集として非常に使いやすい構成になっている。高橋自身が樹木画に関する「料理読本」と言っているが,まさしくそうした特徴があふれている。コッホよりも,こちらの本を先に読むほうが,何かにつけ頭に入りやすいかもしれない。
 私が樹木画を勉強しようとしたときには,先輩技官から,コッホの訳本は多義的に解釈仮説がかかれていてわかりにくいだろうから,高橋雅春の『描画テスト入門』(後出)の樹木画の項目を読むことを勧められた。明快に1対1の解釈仮説がかかれていて抵抗のある人もいるかもしれないが,あくまでも「料理読本」であり,臨床を重ねて卒業していけばよい。


<文献3>青木健次 「バウムテスト」(『臨床描画研究機ι漸茱謄好箸瞭匹瀛』に掲載,1986,金剛出版)
非常に臨床的な観点から解説されている。やや中級編的要素がある。臨床上誰もが感覚的に考えるようなことが言葉で指摘されているようで,「本当のことが書かれているなぁ」という読後感を持った。私は職場の後輩に樹木画の解説書を紹介しろと言われたときには,この論文を勧めることにしている。


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描画技法辞典:「貼絵」
2006.12.09 Saturday 08:45
【貼絵の方法と文献】
現在の貼絵は,一般に江戸時代の小布細工等,大人の手工芸を子供用にアレンジしたものと見られている。臨床上の技法としては,あまり体系立てられてはおらず,多様さをきわめている。通常は,貼り付け方法から,〆戮い点でモザイク状に貼り付ける場合(点描)と¬名のまま切り取って貼り付ける場合(面描)に大別される。

 A。点描
■用具:鉛筆,消しゴム,台紙,色紙(16色〜24色程度,薄手のもの),合成化学糊,手拭き布,押し棒
■「はじめに鉛筆と消しゴムを使って台紙に下絵をかいてください。次に色紙を点にして貼り付けてください。貼り方は,貼ろうとしている台紙の部分にあらかじめ糊を付けておきます。そして,その上に色紙をあてがい,押し棒の先で色紙を押しちぎるようにします。押しちぎるときには,あてがった色紙の方を引っ張るようにすると貼りやすくなります。」
▲点描による貼絵。技法名は曖昧に用いられており,点描画,モザイク画等と言うこともある。課題は自由であり,決まった教示法はないが貼り付け方については最低限説明する必要がある。押し棒の先の摩滅が速く,どのような押し棒を用意しておくかが一番苦心する。つぶし用の鉄筆が望ましいが高価であるし,それほど寿命が長いわけでもない。ひご棒,割箸や使い古しの葉ブラシの柄の先を削ったもの,使用済みのボールペン等は実用に耐える。また,色紙の代わりに,卵の殻やおがくず等を細かい片にして色づけして使用することもできる。時間と根気が必要なため,収容を伴う施設などに適している。少年鑑別所や少年院ではかなり広範に行われている。

 B。面描
■用具:鉛筆,消しゴム,台紙,色紙(16色〜24色程度,他に和紙,新聞紙,広告物,包装紙を使用することもできる),合成化学糊,手拭き布,ハサミ
■「はじめに鉛筆と消しゴムを使って台紙に下絵をかいてください。次にハサミ(手)を使って,色紙を好きなかたちに切り(ちぎり)ながら貼り付けてください。」
▲面描による貼絵。ちぎり絵,きり絵,きりばり絵,コラージュ等と呼ばれることもある。(面描法でも,素材を一般の雑誌や写真に求める場合には,「コラージュ」という名称でおおむね固定的に使われており,愛好者も多い。そこで「コラージュ」については別項目で説明する。)一般の筆による描画に比べ,細かい表現に制約があり,形態や構成をデフォルメすることになる。そのため,即興風にその場で気軽に描くことに非常に適している。白い用紙に鉛筆やクレヨンでかく画に比べ,非常に表現しやすい。箱庭にも通じる軽やかさがある。私は,言語表現をなかなかしてくれない寡黙な思春期の女の子に,間がもたないと感じたときに面接の糸口として実施していた時
期があった。


<文献1>藤掛明「非行少年の貼り絵の分析〜点描法における裏面貼りと重ね貼りについて」『臨床描画研究掘截隠僑亜檻隠沓苅弌ぃ隠坑牽検て本家族画研究会,金剛出版。
貼絵についてのまとまった文献はない。貼絵本来の持ち味からすれば治療的に用いられることが多く,事例報告に付随して登場することがほとんどである。
この論文は,めずらしくも,点描の貼絵を,それも診断的な立場でまとめようとしたものである。
特に特異点描法として,市販の色紙を裏返して貼る「裏面貼り」と,意図的に点描を重なり合わせていく「重ね貼り」をとりあげ,その解釈仮説を提示している。非行事例も6例とりあげている。
切口をあまりに診断的にしているために,貼絵の愛用者からすればかえって違和感があるかもしれない。


<文献2>菅佐和子「手芸を用いた思春期患者への面接過程」『芸術療法11』17−24P,1980,日本芸術療法学会。
 病院の思春期外来の患者に対して,貼絵や粘土細工を用いた事例を報告している。貼絵などの手芸が,言語表現にもなじめず,自由画のような創造的表現にもなじめない場合の思春期の女子患者のケースに有効であると報告している。

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