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「求道者」を考える(6)
2017.09.18 Monday 22:22

 

四人の使徒 (Die zwei Apostel) 1526


ドイツ人画家、アルブレヒト・デューラーの屈指の代表作『四人の使徒』。

例の4気質、すなわちルネサンス時代に流行したヒポクラテスの体液説に基づき、人間の気質を4つのタイプ別に分類し表現した作品と解釈され、4人の使徒が4気質として描かれている。

 

4気質の話をしていたところ、ある方からこの絵画作品を教えていただいた。

 

ネットの解説によると、左から2人目はペテロで、粘り強く勤勉な気質≪粘液質≫を表現したものとしている。ハレスビーはたしか、ペテロは感情的な<多血質>と述べていた。

 

右端はパウロで、わずかなことでも誇大に考えて取り越し苦労をし、いつもくよくよして心が晴れない性質≪憂鬱質≫を表すとされている。しかしこれもハレスビーによれば、パウロは意思の男<胆汁質>。

 

この辺りの違いはなぜ?

 


 

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「求道者」を考える(5)
2017.09.18 Monday 19:30

 

性格と信仰について、もっと本があってもいい、と言っていたら、

何人かの方から「エニアグラム」があるじゃないかとのご指摘を受けた。

9類型の性格論だ。

 

心理臨床の業界では、性格テストは、標準化といって、統計的に処理されているものを使う。

このエニアグラムは、そういう意味でのテストがないので、私は列外に見ていた。

 

あらためて見てみると、たしかにキリスト教信仰とのかかわりが描かれている。

上の写真の本は、翻訳で、普通のネーミングであるが、前編ずっしりと信仰との関連が扱われている。

圧巻は、回心について性格との兼ね合いで、50頁も書かれているくだりだ。

 

日本にこのエニアグラムを紹介し、翻訳、著述で活躍されている鈴木秀子氏はカソリックのシスター。

もっとも上記翻訳物以外は、ほぼキリスト教への言及はないと思う。

それはそれとして、とりあえず入門書というならPHP文庫のこの本だろうか。

 

 

それから、地引網出版の「神が造られた「最高の私」になる」(オートバーク著)は、第13章でこのエニアグラムを扱っている。

 

 

エニアグラム。意外な展開である。

 

 

 

 

 

 

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