映画「スピード」
2008.01.17 Thursday 11:32
映画「スピード」(米、1994) キアヌ・リーブス、 サンドラ・ブロック 主演

犯人とSWATによる手に汗握る攻防戦を描いた映画。犯人がバスに爆弾を仕掛け、時速50マイル(時速80km)以下になると爆発するという設定。このバスに乗ったSWAT隊員ジャック(キアヌ・リーブス)は、通勤中の乗客のアニー(サンドラ・ブロック)の協力を得てこの事態に対処していく。
 とにかく走り続けないとならず、そのうえで爆発回避の対応を考えていかねばならないという設定は、「今、止まるととんでもないことが起きるに違いない。走り続けるしかない」という現代人の心性と重なる。数あるノンストップアクション映画の中でも観る者の気持ちを引きつける比喩をこの映画は持っている。
路線バス
 
▽具体的な場面の解説
0:40〜1:07
 SWAT隊員ジャックが爆弾の仕掛けられたバスに乗り込む。バスは速度を落とせないのだが、次々に予想しないことが起きる。・・・運転手が運転不能に。信号が赤。急カーブ。そして究極の危機は、高架の高速道路を走行中、工事途中で、15m、道がつながていない所に出くわすのであるが、そこは一か八か速度を上げてジャンプすることに。

○解説 →バスを現代人の生活の比喩と考えてみたい。立ち止まれない。先々の確実な当てはない。次々に目の前の懸案事項をこなしていく。ピンチになればなるほど、速度をあげ、絶体絶命の場面では一か八かのかけに出ることもある。バスのジャンプは、現実にはあり得ないが、究極の現代人の心性を映し出している。

1:11〜1:23
 爆弾を外そうとするが失敗。そのことでガソリン漏れが始まる。また、犯人の身元がわかり逮捕に向かうが失敗する。そのことでSWAT隊員らが死亡する。

○解説→解決への努力が、それが正当なものではあっても解決に結びつくとは限らない。むしろ、解決努力が現状を悪化させてしまうこともある。

1:23〜1:32
 ジャックが、バス車内に犯人の仕掛けたモニター装置もあることに気づき、それを逆手にとって、乗客をバスから下ろすことに成功する。

○解説→解決は、予想外の方法で見えてくることがある。
バス自体は止まれず、爆発した。その後登場する地下鉄電車は止まれず、脱線した。現代人は、「緊急避難」「脱線・爆発」のほかに立ち止まることができるのであろうか。
| ふじかけ | 映画紹介(カウンセリング・マインド) | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
2020.01.23 Thursday 11:32
| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
Comment
name:
email:
url:
comments:
Trackback
トラックバック機能は終了しました。
Search
Profile
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき (JUGEMレビュー »)
藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
Category
Archive
Latest Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
記事分析
アート情報
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM