レジュメ(8)映画の中のカウンセラー
2008.03.22 Saturday 09:24
使用教材・・・「普通の人々」「アリーmyLove」「フライトプラン」「アナライズ・ユー」

1.映画の中のカウンセラー
 面接室の中でカウンセラーがどう振る舞うかは、多くの人には未知の世界だ。心の深いところを扱う作業が密室で行われる。端からみると、いろいろなイメージが飛び交う。映画や文学では、あまりリアリティのある描写はない。むしろデフォルメするし、批判的な取り上げ方をすることが多い。
カチンコ

2.駄目なカウンセラー
(1)テレビドラマ「アリーmyLove」から →クライエントを操作、支配する
 主人公は独身女性弁護士アリー。第1シリーズの第17話:『人生のテーマソング』(原題:Theme of Life)あたりから、アリーはストレスに耐えかねて、カウンセリングを受けるようになる。かなり個性的なカウンセラーに、自分だけのテーマソングを見つけなさい、とアドバイスされる。その指示のあり方はあまりに支配的、指示的。
 ただ、直球勝負の心地よさはある。(行動療法という分野もある)
(2)映画「フライトプラン」から →先入観で見過ぎない。
 飛行機という密室で繰り広げられるサスペンス。事故(本当は殺害)死した夫の亡骸を載せた飛行機に、ヒロイン(ジョディ・フォスター)が娘と乗り込むが、娘が突然姿を消してしまう。娘を捜し出そうと荒れ狂うヒロインに対して、娘は記録上、搭乗しておらず、夫と一緒に死亡したとの連絡が入る。乗り合わせたセラピストが、悲嘆による錯乱状態と見立てた上で、グリーフカウンセリングを行う場面がある。カウンセラーへの皮肉!
(3)映画「アナライズ・ユー」から →情だけで動かない。振り回されない。
 カウンセラーが善意だけで関わろうとするといかに振り回され、援助関係を維持することが難しいか、そしてカウンセラーがくたくたにすり減ってしまうかを教えてくれる。 元マフィアボス(ロバート・デニーロ)と彼の更生にかける精神科医の喜劇。

3.カウンセラーの真骨頂
 映画「普通の人々」(1980年)から。
 事故死で兄がなくなり、弟だけが助かる。それ以降、自殺未遂、悪夢などで苦しむ弟の自己再生物語。カウンセラー(精神科医)が、.ライエントの抵抗に動じず、感情を問題にし、B亰茲鬚靴討い姿はお見事。

| ふじかけ | 映画レジュメ(カウンセリング・マインド) | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
2020.01.23 Thursday 09:24
| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
Comment
name:
email:
url:
comments:
Trackback
トラックバック機能は終了しました。
Search
Profile
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき (JUGEMレビュー »)
藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
Category
Archive
Latest Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
記事分析
アート情報
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM