コミック「働きマン」の男スイッチ、女スイッチ
2009.01.15 Thursday 18:59
 「女装する女」(新潮新書、湯山玲子著)はなかなかの快作だ。書名のネーミングがすべてを語っている。消費の面からの解説なので、かえって小気味よい。

 さて、本書の主題と重なるが、安野モヨコのコミック「働きマン」も登場する。

 主人公の女性(雑誌編集者)が、仕事モードに突入するときに、「男スイッチ入ります」とポーズを決めて叫ぶ。しかし、湯山氏によると、原作が持つ仕事女のリアリティーは、主人公が彼氏とデートしたり、イケメンと会ったりするときに着飾り、女っぷりを上げるための(いわば)「女スイッチ入ります」の方にこそあったのだという。論旨明快、シャープだ。

 ちなみに、書名からイメージがわかない方のために、著者が紹介している女性同士のケータイでの会話をそのまま紹介したい。

 「今日の夜、ノボルの誕生日パーティー、行く?」
 「船上パーティーでしょ。楽しみー。バリバリ”女装”して行くっすよ」

 「Aちゃん。銀ママかと思ったよ! ウソ嘘。やっぱりキモノはいいよね!」
 「ちょっと張り切って”女装”してみたんだけどね」

・・・・・・
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2020.10.17 Saturday 18:59
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Comment
2009/01/18 7:51 PM posted by: ふじかけ
くぼきさん

くぼきさんのブログでの漫画記事。けっこう堪能させていただいてます。

「働きマン」と「きみはペット」の2冊は、私が少女コミックに関心をもった記念作品です。
2009/01/15 9:49 PM posted by: くぼき
「女装する女」は読んでないのですが、
コミック「働きマン」は読んだことがあります。
確かに、原作が持つ仕事女のリアリティーは、「女スイッチ入ります」の方にこそありましたね。
女性漫画家による女性の描き方に「ほぇ〜、なるほどぉ」ととても感心して、
それまで不可解だった女性の心理を歌う女性作詞家の歌詞も以前よりは少し理解できてきたように思います。
男には思いつかない女のリアリティーを男にもわかる形で「働きマン」は教えてくれたなぁと思っています。
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