【付章】ストレスの解決策を
2009.04.09 Thursday 21:06

  (仮)立ち止まって考えるクリスチャン・ライフ【付章】

12.人の息切れ状態を知るために、SOSサインをチェックしておく大切さはわかりました。ストレスの解決策についても説明してください。

 ストレスとうまくつきあい、ストレスを克服していく際に手助けとなるいくつかの方法を紹介する。
(1)自分自身の問題として、建設的に考える。
 何か出来事が生じた際に、人は悲しんだり喜んだりするわけであるが、その出来事と人の感情の間には必ず「思いこみ」や「解釈」が入っている。その「思いこみ」や「解釈」の仕方が、ストレスを大きくも小さくもする。
 たとえば相手が待ち合わせに遅れてきた場面であれば「自分を軽視している」ととるか、「きっと今、相手は生活全般に余裕がない状態」ととるか、「またま何か事情があった」「忙しいなかで自分と一緒の時間をすごそうとしている」ととるか、出来事は同じであっても結果(気持ち)が違ってくる。
 こうした思いこみや解釈について自分のパターンを意識することは、また建設的に受け止める可能性のあることを意識することは、ストレスを和らげることに役立つ。

 

 (2)小さな気晴らしや娯楽を取り入れる。

 ストレスに悩むとき、些細な気晴らしや娯楽が心や体の状態を支え、気分がリフレッシュすることがよくある。またストレスに強い人ほど、よく観察してみるとこうした気晴らしや娯楽を方法を多岐にもっていることが多い。ここでいう気晴らしや娯楽というのは、本格的な準備の必要なものを指しているわけではない。子どもの顔を見るとか、深呼吸をするとか、些細な行動でかまわないのである。

 参考までに、次に、気晴らしや娯楽のチェックリスト(本書「人生のレッスン」で記したΝЛ┐離瓮妊ア、交わり、趣味などについてが含まれる)を提示してみたい(*注)。

 「未経験だが、楽しいと考えるもの」に◎、「すでにやっていて楽しいと感じていること」に●を付けてみてほしい。その結果を身近な人とわかちあうことも興味深い。

 □田舎にでかける、□ドレスアップする、□スポーツについて人と話し合う、□知らない同性と友達になる、□スポーツをする、□旅行・休暇の計画を立てる、□自分のほしいものを買う、□創作(絵画、彫刻など)をする、□信仰書を読む、□家や部屋の模様替えをする、□スポーツを見にいく、□実用書を読む、□小説やノンフィクションを読む、□講演を聞きに行く、□思っていることをはっきり言う、□親を喜ばせる、□テレビをみる、□独り言を言う、□政治活動をする、□車やバイクをいじる、□楽しいことを予想する、□カードやボードゲーム遊びをする、□難しい仕事をやりきる、□大声で笑う、□クイズ、クロスワード等をとく、□人の悪口を言う、□友達や同僚と食事をする、□シャワーをあびる、□長距離のドライブをする、□工作、日曜大工をする、□動物と遊び、□気軽なおしゃべりをする、□合唱する、□自分について考える、□自分の仕事にはげむ、□外国語を話す、□地域の奉仕活動や会合に参加する、□仕事上の会議や会合に参加する、□スポーツカーや高級車に乗る、□楽器を演奏する、□軽食をつくる、□人から助けられる、□昼寝をする、□友達とあう、□入浴する、□鼻歌を歌う、□碁や将棋をする、□手芸、陶芸等をする、□体重をはかる、□化粧や髪を整える、□病人の見舞いをする、□野生動物の観察をする、□独創的なアイデアを考える、□園芸をする、□随筆、論文、評論を読む、□新しい服を着てみる、□じっと考え事をする、□人と集まって酒を飲む、□家族や友達のいい話しを聞く、□祭り、動物園、遊園地などに行く、□人生について論じる、□かけごとをする、□ひとりで酒を飲む、□デートをしたり、愛の告白を行う、□ラジオを聞く、□自分の家に友達が訪ねてくる、□気の合いそうな人同士を引き合わせる、□だれかにプレゼントをする、□学校などの会合に出席する、□マッサージをしてもらう、□手紙、はがき、カードを受け取る、□空や雲を眺める、□アウトドアで遊ぶ、□家族に物を買ってあげる、□写真をとる、□地図を見る、□講演、講義をする、□自然採集(植物や石など)をする、□金を貯める、増やす、□大きな買い物や投資をする、□人助けを行う、□仕事で評価があがる、□自分の子供や孫の面倒を見る、□知らない異性と知り合いになる、□自分の健康状態について人に話す、□美しい風景をみる、□おいしいものを食べる、□繁華街を歩く、□博物館や展覧会に出かける、□釣りをする、□人になにかを貸す、□人の相談にのる、□サウナ、健康クラブ、スポーツジムにいく、□新しいことを覚える、□人のいいところを褒める、□好きな人のことを考える、□親とともに過ごす、□社会、政治、環境について抗議する、□電話で話す、□小石や木の葉をける、□映画を見に行く、□料理をする、□家の雑用をする、□泣く、□離れていた家族が集まる、□パーティーを開く、□人を指導する、□料理屋、レストランで食事をする、□草花を観賞する、□人に外出を誘われる、□コロンや香水をつける、□昔のことを思い出したり、話しをしたりする、□早起きをする、□友達をたずねる、□日記をつける、□ブログやホームページを運営する、□ブログやホームページをみる、□メールを出す、□メールをもらう、□人に相談する、□祈る、□人の肩をもむ、マッサージをする、□職場や学校でおしゃべりをする、□夜にぐっすり寝る、□新聞を読む、□水泳をする、□けんかする、□体操、ランニング、ウォーキングをする、□清掃、洗濯をする、□音楽をきく、□編み物、刺繍、レースなどをする、□セックスの話をする、□理容室、美容室にいく、□雑誌を読む、□朝寝、二度寝をする、□セックスをする、□性的関心や欲求を(セックス以外で)満たす、□図書館に行く、□新しい料理を考えつく、□手紙やはがきを書く、□魅力的な異性を見る、□人のうわさ話しをする、□たばこを吸う、□散歩をする、□ものを集める、□子供と遊ぶ、□自分のやったことを人から褒められる、□軽食を食べる、□夜ふかしをする、□金をもらう、□不正やいじめから人を守る、□競争に勝つ、□自分の仕事や学校について話をする、□漫画を読む、□グループで旅行する、□古い友達に会う、□人に教える、□自分の特技をいかす、□旅行する、□星や月をみる

(3)優先順位と生活設計を意識することで、ゆったりと構える。

 ストレスを増加させることの一つに、生活の多忙さ、複雑さがある。熱心に活動を続けながらも、ほかのより重要な課題をなおざりにしていることも起こる。そこでゆったりと構え、重要なものから優先的に取り組んでいく時間の使い方が大切になる。

 「八〇対二〇の法則」という考え方がある。すべてのものは全体の重要な二〇%を行うことで、質的な効果は全体の八〇%をカバーしたことになるという法則である。

 この法則に従うと、今一〇項目の課題があった場合、そのうちの優先順位の高い二つだけを実行し処理すればほとんど(八〇%)の価値あることを成し遂げたことになる。そして残りの八項目についてはそれほど必死にやらなくてもいいことになる。場合によっては時間があってもあえて手を出さずに何もしないほうがよいのである。

 そしてこの優先順位の判断基準は、個々の課題の緊急性と同時に、もっと大きなフレームからの重要度として設定される必要がある。それはその人の人生設計からである。長期的目標(人生の目標)、中期的目標(三年間くらいの目標)、短期目標(数カ月の目標)をもし描けるなら、優先順位の判断が行いやすくなるはずである。

(4)休む

 優先順位をつけた生き方をすると、無理をやめ、本当に重要なもの以外は捨て、必要なものだけを選りすぐっていくことになる。

 「これをやらなければ何か恐ろしことが起こるだろうか」
 「これを手に入れなければ何か大変な事態になるだろうか」

 こうした自問を行い、何もしない時間、休む時間を積極的に確保することが大切である。人休みである。

(5)特別な対応

 ストレスとその悪影響が一定の段階を超え、たとえば自殺のことを考えるようになったり、日常生活に支障が生じるようになったりした場合には、医師や心理の専門家にまず相談することが肝心である。


 

| ふじかけ | 信仰生活の本 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
2018.08.20 Monday 21:06
| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
Comment
name:
email:
url:
comments:
Trackback
http://fujikake.jugem.jp/trackback/1857
Search
Profile
Recommend
Recommend
Recommend
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき (JUGEMレビュー »)
藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
Category
Archive
Latest Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>
記事分析
アート情報
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM