BMP記事「どうすればよいのか・他者指導編」
2006.12.26 Tuesday 00:36
<どうすればよいのか・他者指導編>

「背伸び・強行突破」型と「甘え・へたり込み」型。この連載エッセイは、人の、2つの反応パターンから、いろいろな問題を読み解いていく。今回は前回に引き続き「背伸び・強行突破」型の生き方の改善策を探る。前回は基本姿勢に触れたが、今回は、そうした生き方をしている人とどう関わっていけばよいのかを考えたい。

,佑らう。
そもそも、いろいろな問題を起こした結果とはいえ、自分の本質的で弱い部分にあえて目を向けようとしていることは尊いことである。もし「背伸び・強行突破」型の人が、相談にきたり、あるいはこちらの指示とはいえ、それに応じたときには、とびきりのねぎらいの気持ちを持ちたい。

限界設定を行う
 「背伸び・強行突破」型の人は追い込まれると事態を冷静に分析できない。ちょうどボクサーのコーチが試合中、完全な負け試合で危険な場合に白タオルを投げ込むように、身近な援助者は、「はい、ここまで」と理屈抜きに限界を設定することが大事である。そしてその限界線にについては、周囲の関係者が共有しておき、一貫性を保つことも大事である。逆にいえば、その限界線にかかわること以外については、大甘にしていくことになる。

K椰佑法∈L簑蠅鯤えていることを認めさせる。
 「背伸び・強行突破」型の人は、自分に真の問題があるとはなかなか認めない。もし、きちんと認めることができるのであれば、すでにその問題の解決間際にいるといえる。

 ただ感情的に「それは罪だからそれを認めよ」と迫っても伝わらないことが多い。特に「背伸び・強行突破」型の程度が深刻な人の場合、「意志」の問題にしないことが大切である。「意志」では解決ができないものであることを認めてもらうことで、本格的な自己洞察が始まるのである。そのために、たとえば依存・嗜癖系統の問題を抱えている人の場合、それは「病気」であるとまず認めてもらうことから始める場合が多い。

 また、犯罪行為、逸脱行為のような場合は、大なり小なり本人に失敗した感覚がある。本人も殊勝に反省の弁を述べることが多い。大事なのはその失敗が、本人の生き方の歪みの結果もたらされたものであることを認めてもらうことである。

ず8紊料択肢を広げる。
 「背伸び・強行突破」型は玉砕型である。選択肢を広げることが肝心である。これまで膠着した問題が、例外的に解消されたときはどういうときか、あるいは、今恐れていることがもし現実になったらどういうことがおきるか。こうした「例外探し」や「もし」の推察は、事態の分析に役立つ。また、本来困っている事態ではあるものの、そのことの肯定面をあえて考え、神様がこれまでとは異なる意味を与えてくれる可能性を想像することも重要である。これは他者理解でもそうであるし、自分自身の問題を考えるときにもそのまま当てはまる。
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