書籍:「キリスト教養育」
2009.06.23 Tuesday 17:52
 著者贈呈を受けたものを紹介する「贈呈どうも」カテゴリー。かなり溜めてしまったので、なんとか紹介を続け、正常に戻したい。頂戴してからけっこう時間差があるが、お許しを。

 
 「キリスト教養育」(教文館、H.ブッシュネル著、森田美千代訳、4,200円+税)

 ブッシュネルという19世紀アメリカの牧師、神学者のキリスト教教育論。彼の翻訳として本邦初であり、森田先生の渾身の翻訳である。
 おいそれと、私ごときがブッシュネルを論じることはできない。ただ、かなり個性のある教育論であるがゆえに、予想以上の含蓄があると思う。
 第1に、ブッシュネルの論を、発達心理学の立場から読み直すと面白いと思う。けっこうそうした視点に耐え、かつ調和する世界があるように思う。
 第2に、システム論(家族療法)の立場からも読み直せる。反個人主義のセンスは、かなり調和し、相互に深めあう気がする。
 第3に、権威と対決型のカウンセリングの立場からも読み直せる。信仰継承という大切な事柄に役立つ大きなヒントが隠されているように思う。
 ブッシュネルの論述は難しい。しかし、骨太に妥協せずに本質を突く姿は魅力的である。
 彼を起点にして、日本の文化状況、キリスト教状況に即して、大胆な適用と創造をおこない、豊かな展開を仕掛けていくことが今求められているのかもしれない。
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