クリスチャン女性のためのメンタルヘルス講座(3)
2009.09.21 Monday 21:33
【具体的なストレス対策の提言】
  すこし前置きが長くなりました。今回のメインテーマの「ストレス対策」についてここからは述べていきます。

  とはいいましても、ストレス対策は無限に取り上げ方があります。とくにここでは信仰者が苦手としている3つのポイントに絞ってお話したいと思います。そしてそのうえで信仰者ならではのストレス対策を最後にお話ししたいと思います。

【‐さな気晴らし】

  第一の対策は、「小さな気晴らしや娯楽を取り入れる」ということです。

 
  意外と信仰者は娯楽を大胆に取り入れるのは苦手です。海外から来た宣教師が夏休みをたっぷりとって、動物のハンティングをしてきた、などと聞くと仰天してしまいます。

 しかし、ここで言いたいのは、「小さな気晴らし」「小さな娯楽」ということです。
鼻歌を歌う、お笑い番組をみる、石を拾う、愚痴を人に聞いてもらう、など、ささいなことで、一見くだらないくらいなのがいいと思います。

 逆に、本格的な趣味はストレス対策には役立たない。かえって仕事のようになり、ストレス源になりかねないからです。

 広く浅く、これが大切です。いざというときに選択肢が多いことが重要なのです。

  まず自分で日頃普段実践している気晴らしを振る返ってみる。それから自分が実行していないが、やってみたいことがあれば、それをリスとしてみる。紙に書くと良いですね。

  そのうえでできたら、身近な人にも聞いてみる。他人からの観察で、何が気張らし行動になっているのかを言ってもらうと、自覚しているものと違うこともあるからです。

 ささいな気晴らし行動を身につけていくコツについても少しお話ししておきましょう。

第一に、日常、あるいは日々の仕事の中から広げていけばいいのです。いろいろなきっかけはあるものです。

第二に、気晴らし行為が、直接信仰とつながらなくてもかまいません。今はつながらなくても、後につながるかもしれません。

第三に、大きな意味では気晴らし、趣味も信仰に必ず関わります。ある老練な牧師が多忙な牧会の合間を縫って、ある楽器の練習を始めました。彼曰く、神の栄光を表すために、牧師になり、牧会に携わっているが、この楽器の演奏も、まったく同じだと。

  私たちは一見くだらない気晴らし行動にも胸をはりましょう。そして付け加えるなら、他人(家族や親友)の気晴らし行動にも寛容でいましょう。

【◆屬い兇箸いΔ箸に休む」】

 さて、第二のストレス対策は、「いざというときに急ブレーキをかけ、休む」ということです。これは気晴らしや娯楽よりも更に難しいことです。わかっちゃいるけど、なかなかできないことです。

  まずもってもっと難しいのは、「今が急ブレーキをかけ、休むとき」なのかが、本当にそうすべきときほど、本人にはわからない、」ということです。

  そこで、自分がどのくらい休むべきときなのか、息切れが深刻なのかをチェックする2つの方法を紹介します。

【第一チェック・SOSサイン】

 第一のチェック方法は、自分の「SOSサイン」を自覚しておくとおいうことです。ブレーキをかけるタイミングをそのサインによって知るのです。

  私のSOSサインは「血豆」です。これが出ると理屈抜きでブレーキをかけます。「すっぽかし」があると、ことは深刻な状態にあると考え、緊急停車します。

 一般にSOSサインは個人ごとに異なりますが、体の不調であったり、行動や精神状態の変調であったりします。話声ひとつとっても、ある人は大声になり、ある人は小声になり、ある人は饒舌に、ある人は寡黙になって、SOSサインを出します。

 ある著明な牧師は、霊的に不調なほど、霊的に鋭く大胆なことを言ってしまうことがあると言っていました。この方のSOSサインですね。

 また、ある現役の海外宣教師として実績のあるご婦人の面接をしたことがあります。その方は、小さい頃から心気症傾向があって、精神的な疲労や葛藤が、腹痛など体調にすぐに出てしまう弱さがありました。しかし、彼女はそれを百も承知で、先手で休んだり、仕事を減らしたりしながら、今では相当に大きな責任を全うされていたのです。ここまで自分のSOSサインを自覚し、受け入れている姿は、本当に強い姿だと思います。

 SOSサインは弱さの証しであるのですが、それを恵みとして味わい直すことができるということです。

【第二チェック・他人の背中を押してもらう】

 第二のチェック方法は、親しい他人にチェックしてもらう、ことです。
多くの方にとって家族。できれば家族以外の方でもう一人にもチェックしてくれる人がいると理想です。

 駅伝では、ランナーが走れなくなると、本人の自覚と判断力に来たいができないため、監督がランナーの体に触れて、棄権させるルールがあります。

 すぐ休まなければならない緊急の場合、私たちも駅伝のように、他者から背中を押してもらうしかないのです。

  もちろん医師の指示、診察も大切な、背中の後押しになります。ある牧師は、医師の助言、診断書ではじめて自分が休む必要のあることを認めましたし、その教会の役員会も診断書を見て、一気に牧師に休養を勧める流れができました。

  日頃から、自分がダウンする際の段取りもシュミレーションしておくと良いと思います。またそのなかには丸投げしてダウンすることもで出てくると思います。

  また、こういうシュミレーションは、一人でも価値はありますが、できれば家族(あるいは同業の友人)と語り合いながら、進められると良いです。ダウンする際の現実策をきわめる以上に、様々な今の働きを見直す意味もあるからです。

(つづく)
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