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35歳+50歳(+65歳)
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2010.04.20 Tuesday 22:01
今日は大学院「キリスト教とカウンセリング1」の授業。今季2回目。
今季は、毎回授業の冒頭で、連載コラムのように、キリスト教雑誌を紹介している。
1回目は「牧会ジャーナル」(いのちのことば社、季刊)。
今回は、「Ministry」(キリスト新聞社、季刊)。
前にも触れたが(→ プラス・マイナス15 )、自分の年齢の、プラス・マイナス15歳以上の人と交流することは重要である。自分の直接触れられない世代だ。
専門家集団は、「芸」の継承が不可欠だ。経験知といっても良い。牧師集団もそうだ。
「牧会ジャーナル」は創刊から15年少しがたった。創刊時メンバーは3人、主幹の坂野牧師が、当時50歳くらい、私と大塚先生がともに35歳くらいであった。創刊動機のひとつに、私の理解ではあるのだが、牧師集団の「芸」の伝承がうまくいっていないのではないかという危機意識があったように思う。いわば65歳(戦後第一世代)の牧師の「芸」の伝承を、従来とは違う方法で賦活する役割を目指したのだと思う。
昨年、「Ministry」が創刊された。私の推測では、編集長が30歳半ば、編集主幹が50歳前後。牧会ジャーナル創刊時の分布と近似している。35歳+50歳(+65歳)という「芸」の伝承ラインは健在だ。ただし、時代は、15年進んでいる。DVD付録や、カタカナ書きなど、実に軽やかだ。「情報」と「総合」という特徴は、「牧会ジャーナル」にはない強みだ。
今日の授業では、冒頭ミニ講義をコラージュにした。
右上の職人。そして中央の川の流れ(継承)。
川の流れにかかった「ロールケーキ」(牧会ジャーナル)と「お菓子ボックス」(Ministry」)。
今頃、20歳の若者が、大学新聞の編集かなにかをしていて、やがてくる出番に備えて業を磨いているのかもしれない。 -
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2010/04/22 10:35 AM posted by: 松ちゃんの教室 ブログ聖学院大学総合研究所の藤掛明先生が、 臨床心理士のお立場から、「Ministry」について ユニークな分析をしてくださいました 「おふぃす・ふじかけ」 35歳+50歳(+65歳) 「Ministry」の大先輩にあたる「牧会ジャーナル」。 15年前(1994年)の創刊当初、 メ