ある教団の検証作業を身近にみて
2011.03.29 Tuesday 18:00
 日本ホーリネス教団が、3月の総会で「K元牧師性加害事件検証報告」を可決し、ホームページに全文を公開した(2011年3月21日付け)。1999年に発覚したある牧師の性犯罪事件であるが、ようやく当時その牧師の属していた教団が、検証したものをまとめたかたちだ。内容は、前例がない詳細なもの。

 実は私は、教団から2008年春に最初に招いて頂いたときに、この事件や加害牧師の詳細を知った。以降、このことは私の中では大きなテーマとなった。

 とくに、教団の幹部の牧師たちが、実に真剣で、莫大な時間を使って、この問題に取り組んでいたのには驚かされた。あらかじめ読ませていただいた資料も、あまりに膨大で、すべてを読みきるのにかなり苦労した記憶がある。

 私があるとき、ある席で、「問題牧師の言動に「違和感」を抱いたら、それを見過ごしにしないことが大切だ」というようなことを発言した。そしたら(けっこう期間があいていたが)、次の会合で、ある幹部の方が、「違和感」について思っているところを発言された。あのときの私の発言を宿題のように考え続けてくださったのだと思い、私は非常に恐縮した。

 …いろいろな場面のいろいろなエピソードがあって、私は「検証報告」作業をされている牧師先生たちに希望を感じることができた。

 この日本ホーリネス教団の検証作業(ほんのすこしだけ関わらせていただいた)にまつわって、私なりに学んだことや引き出された教訓を、その都度、このブログに掲載してきたし、時にキリスト教メディアに記事として発表した。

 今日は、それらの記事を、そうした背景があったものとして再び読み直してみた。

 
(1)事件およびK元牧師の病理性の考察
→ 「指導者の使命感と共感性」
→ 「違和感」と「異常な多忙さ」を考える
→ 「牧師の性的逸脱不祥事のいくつかのパターン」

(2)検証作業および関係プログラムに参加した際の私の雑感
→ 誰にも「影」「混ぜ物」「弱さ」がある
→ 良いコンディションの6時間

(3)同じ教団の牧師研修会にて
→ 未来を感じるなあ

(4)おまけ
→ 「神学生のための心理アセスメント・プログラム」という夢
| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
2020.01.23 Thursday 18:00
| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
Comment
name:
email:
url:
comments:
Trackback
トラックバック機能は終了しました。
Search
Profile
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき (JUGEMレビュー »)
藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
Category
Archive
Latest Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
記事分析
アート情報
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM