ミニストリー誌9号が出た!…現代牧師白書
2011.04.17 Sunday 07:45


 ホネがある。ホンネが読める。…いよいよ3周目。
 私の独断と偏見によれば、もしかしたら、今号が一番おもしろいかもしれない。

 その面白さの本体は、特集の「ボクシたちのリアル:現代牧師白書 −お仕事編」

 私も、キリスト教界のリサーチを統計的に行ってきた。神学生の意識調査や牧師の疲弊調査。
 しかし、今号のように、事実を中心に調査することについては弱かった。
 研究と離れて、白書を目ざしたのはお見事であるし、実にありがたいことだ。

 キリスト教界が、自らの弱さも強さも、ホンネで発言し、共有するとき、新しい時代がやってくる。
 今後も、5年に一度くらいのペースで、現代牧師白書。定期刊行していただくのはどうだろうか。
 
 さて、考察の一部では教派比較まである。これまで私の調査も、他の先達の調査も教派比較を行わないのが、掟であった。調査依頼時に「教派比較をしないから」という文言を入れた。そこもミニストリー誌は、楽々と乗り越えてしまったのか。…確かにホネがある。

 いろいろな期待と展開が、今後の「白書」に寄せられるだろうが、私は今回のようなさじ加減がちょうど良いように思う。これ以上、具体的な絞り込みをして、具体的な問題を発見したり、その後の解決の道筋を「統計」で導いていこうとすると、複雑な関連要因を考え始めなければならず気の遠くなるほど難しくなってしまう。
 
 むしろ、骨格を白書で示し、肉付けは、質的な情報で読ませていただくのが良いように思う。まさに、『三者三様「アラフォー牧師の生活ルポ」』や『こんな声、あんな声』といった記事ですでに今号の雑誌に掲載されている。

 もし統計ならではの発見をさらに期待するなら、仮説をもたず、探索的に、数量化稽爐芭犒燭鮑遒襦△箸いΔ里呂匹Δ世蹐Δ。これは企業がマーケッティングリサーチで使っていた手法である。

 いずれにしろ、今号の特集は十分に満足。次号も、現代牧師白書は「生活編」として続くという。楽しみだ。
| ふじかけ | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
2018.06.18 Monday 07:45
| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
Comment
name:
email:
url:
comments:
Trackback
http://fujikake.jugem.jp/trackback/2832
Search
Profile
Recommend
Recommend
Recommend
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき (JUGEMレビュー »)
藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
Category
Archive
Latest Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
記事分析
アート情報
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM