3つの覚え書き
2011.05.03 Tuesday 12:34
 震災後、あまりに多くの論点に触れている。私の素人としての素朴な意見を、思いつくままに、とりあえず書き留めておく。


(1)自粛問題

 「自粛と消費」が話題に出る。自粛により消費を冷え込まさないようにとの論が活発になってきた。
自粛と消費、どちらが良い悪いではない。どちらも大切な役割を担っている。
あえていえば、そして各個人でその期間は異なるのだが、自粛(服喪、非日常)を経て、消費(活動、日常)に移行するのが自然であると考えている。
 自粛で止まりすぎるのも、自粛を経ずに消費にひた走るのも、ともにしんどい部分があるように思う。
 ちなみに、首都圏でいえば、計画停電や各種行事の中止などが、社会としての自粛期間であったのではないかと思う。

(2)政局問題

 国家の一大事にあって、国の指導者やその政治家グループに対して、国をあげて失望感がただよう。その失望感はよくわかる。私もえらく失望している。
 ただ、どのような優秀な指導者が登場し、とりしきったとしても、がらりと劇的に状況が変わることはないと思っている。適所に適材がより良く出てきて欲しいのはそのとおりであるが、それとは別に、だれだれが辞めさえすれば…という発想には、大穴狙いだけを期待する、幻想的なものに思えてならない。
 
(3)原発問題と地域の歴史

 国の原発政策は、金をばらまきながら強力に推進されてきた。その政策を批判することは道理がある。しかし、その政策の標的となった原発誘致先の住民に対して同じ文脈で批判する論調もあるが、それには私は強い抵抗感がある。米軍基地問題も似ているが、経済的利得など以外にも、あまりに多くの事情や過去の不幸な歴史があるからだ。日本の真ん中の問題をとりあえず解決するために、立場の弱い一部の地域や人たちにしわ寄せを強いた、そういう思いから見つめ直したいと思っている。
| ふじかけ | 日記 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
2020.10.17 Saturday 12:34
| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
Comment
2011/05/03 7:37 PM posted by: ふじかけ
noga さん

 私の記事に対するコメント、あるいは引用文の提示だと思うのですが、いまひとつかみ合っていないように思います。
 
2011/05/03 1:35 PM posted by: noga
日本人には意思がない。
だから、意思決定ができない。
神の意思による災害は天災、人の意思によるものは人災。
意思という概念がなければ、天災と人災の区別も定かではない。
人の行動を納得できるものに改めることも容易ではない。

指導力は、指導者の社会意思の決定力である。
意思そのものがなければ、社会問題は指導者による解決を見ない。
「首相はオーケストラの指揮者だが、誰も指揮者を見ていない」ということは、一個人の意思に構成員が意識を集中できないことを意味している。
問題を解決する能力のない人たちが、事態を台無しにする力だけを持っている。だから、世の中は難しい。
問題を解決しようとしても、先送りと積み残しに終始する。なりゆき任せになる。
「そのうち、何とかなるだろう」ということか。

未来の内容が定かに考えられないと、起こる事態は想定外のことばかり。
目の前に事態が現われてからでは、その対策は後手後手に回る。
未来のことは、未来時制の構文の中で述べられる。
日本語には、時制がなく、未来時制もない。
だから、その計画も場当たり的というか、行き当たりばったりになる。

日本人は、拙速主義である。場当たり的なトントン葺きの家づくりが得意である。
大ブタさんのわらの家をつくる。災害に強い小ブタさんの煉瓦の家は作らない。
作る暇などないからである。
日本人は、過去と未来に挟まれたごく狭い時空の中にあくせくと生活している。
精神を集中すると、その刹那も永遠に見えてくる。
前後の見定めのない自分の話が永遠の真理を話しているような気持ちになるところが不思議なところである。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812




name:
email:
url:
comments:
Trackback
トラックバック機能は終了しました。
Search
Profile
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき
雨降りの心理学 雨が心を動かすとき (JUGEMレビュー »)
藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
Category
Archive
Latest Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
記事分析
アート情報
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM