映画「センター・オブ・ジ・アース」講義レジュメ
2011.11.02 Wednesday 01:10
 映画から学ぶカウンセリングマインド

1 映画とカウンセリング
 人の心の学問は、実際に体験しないとわからないものがある。臨床事例や映画(物語)をテキストに学ぶことには意味がある。
  [票舛留撚茲砲蓮△い蹐い蹐平佑寮犬様が非常にリアルに描かれている。
 △靴し、それ以上に、設定やストーリー自体が、比喩として描かれる場合もあり、心の問題を深く描き出している。
 「現実というのは思いのほかに多層性をもっている。自分が見ている『この世界』がすなわち唯一の現実だと思いこむのは浅はかすぎる」(河合隼雄)

2 冒険SF物語   
  冒険SF物語には、大がかりな比喩が秘められている。
 だから科学が進歩し、科学的描写が陳腐になっても人々の心を魅了し続ける。
 例;地底探検 〜 自分の深い内面世界を探求する
   宇宙旅行 〜 未知の世界に対処していく
      タイムマシン 〜 過去の自分を振り返り、納め直す
                        未来の自分を思い描き、シュミレーションする

3 「センター・オブ・ジ・アース」(2008年、アメリカ)
   ジュユーヌ・ヴェルヌ原作の冒険SF小説「地底探検」の映画化
      ディズニーランドのアトラクションでも有名。
    → 心の世界の奥底に降りていくこと(自分探し)を考える

▼あらすじ…

 地質学者のトレバー(ブレンダン・フレイザー)は、10年前に失踪した兄・マックス(やはり地質学者)の学説を証明しようとしていた。そして、兄の研究手帳の切れ端から、兄は、実は地底探検にかつて出発したことを知るのだったのだった。ひょんなことから、兄の息子(おい)とアイスランドに行き、現地スタッフのジョアンと3人で、地震調査装置を探す途中、洞窟の中で、地底世界への入り口を発見する。そして数々の困難を乗り越えて、地底にたどり着き、マックスの学説が正しいことを体験する。さらに、新たな困難を乗り越えて、地上への生還を果たすのであった。
 この有名な物語は、現代人の自己の世界(それも自覚しないほどに深い自分の精神世界)を探求する姿に重なるものがある。地底探検が、深い内面の探検の比喩になっている。

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