-
スポンサーサイト
-
2024.02.01 Thursday
一定期間更新がないため広告を表示しています
| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark | -
信徒がかかわる、牧師のメンタルヘルス1
-
2014.05.31 Saturday 22:49
少し長めの寸言(34)
1 信徒の自由と責任が増す時代
現代では、牧師は、ある意味分断され、孤立させられている。老練牧師から若手牧師への世代的な知恵の継承もままならないし、また、個々の牧師の横のネットワークや友情関係もままならない場合が多くあるように思える。
一方で、信徒は飛躍的に自由と責任を得るようになっている。ネットを通して、瞬時、自在に、出席教会以外の超教派プログラム、多様な宗教書、ブログの意見など広範な情報に接することができ、信徒の持つ情報量が、牧師のそれと差がなくなりつつある。横のネットワークを得たいと願えば、いくらでも教会の外での交わりが保障され、すこし誇張すれば教会や牧師を選ぶことさえできるようになったと言えなくもない。このような変化のなか、個々の所属教会の意味が薄らぎかねない。しかし、忘れてはならないのは、信徒は交わりを広げていくことや、意見を広く主張することの特権を得たと同時に、だからこそ個々の教会を形作り、牧師を支えていくという点で大きな責任も担うようになっているということだ。今ほど信徒の責任が増している時代はないと感じさせられている。
-
スポンサーサイト
-
2024.02.01 Thursday 22:49| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
-
Comment
-
Trackback
- トラックバック機能は終了しました。
-
2014/06/12 3:46 PM posted by: ロゴス・ミニストリーのブログ「牧師夫人を愛する」「牧師の告白する弱さ」に関連して、またもや自分自身にも関わる話ばかりで申し訳ないなあと思いつつ、書きとめます。今、キリスト教書店に行けば、積み上がっている本がありまして、藤掛明先生と言う臨床心理士による以下の本が売られています。