キャリー、アナ雪、ゴジラ
2014.08.15 Friday 15:55


1976年、アメリカのホラー映画の名作に「キャリー」がある。
女子高校生のヒロインが、いじめにあい、最後の場面で、そのいじめに耐えかねて、
(それと母親からの悪意ある対応にも耐えかねて)
秘めた超能力が制御不能に暴走し、学校や自宅を破壊してしまうという物語だ。

内なる怒りや攻撃性の感情をいかにおさえ、いかに出すか、というテーマを比喩的に扱っていると、私はとらえている。

その「キャリー」が、2013年、アメリカでリメイクが作られた。
世界が、怒りや攻撃性の出し方について、考えることを突きつけられているかのようだ。




ときを同じくして、「アナと雪の女王」(2013、アメリカ)も封切られた。
アニメの中のヒロインは、「キャリー」と違って、炎を呼ばない。むしろ凍らせてしまう。
その表現は対照的だが、怒りと攻撃性の表現は共通している。
まさに「ありのままの」自分を、周囲を凍らせることなく、また破壊することなく、しかし我慢するのでなく、
いかに表現すべきかを問うた作品である。




 そうこうしているうちに、「GODZILLA ゴジラ」(2014年)がアメリカで再度のリメイク版で登場してきた。
 ゴジラの破壊力もまた、人類の怒りや攻撃性の発露を示していると思う。
 

 人間関係の難しさ、社会の悪と閉塞感。
 こうしたことがますますやっかいになっている現状では、
 当分は、周囲を一瞬のうちに燃やし、凍らせ、壊すような、破壊物の映画作品がいくつも登場してくるにちがいない。
 
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