向谷地生良著「精神障害と教会」を読む
2015.08.14 Friday 18:57



向谷地先生の「精神障害と教会」(いのちのことば社)。

向谷地先生は、精神障害を抱えた人たちと、地域と教会に根付きながら、
ユニークな自助の活動を展開されているが、
そのエッセンスがこの本には詰め込まれている。

短い文章で、言い回しは一見平易であるが、はじめて向谷地ワールドに
接した人には、濃密すぎて消化が難しいかもしれない。
しかし、気に入ったユニークな言葉(「弱さの情報公開」「石ころの原理」など)
だけ味わうことでも意味がある。

それからもうひとつ。
教会の役割についての記述。これも一見平易で、実は難しい。
この本には、教会が、精神障害者をどう分析し、どう接していけば良いのか、
という視点がない。そうではなく、共に受け止め、苦しむ人たちの現実を
教会の現実とすることを説いている。
したがって、小分けにしたノウハウをつまみ食いすることが出来ない。
おそらく理想をいえば、向谷地先生の方法論を吸収し、実践することだろう。
しかし、そこまでいかなくても、
問題意識を同じくする仲間と、この本をたたき台として、語り合いながら、
自分たち流の教会での実践を生み出すことも、また価値あることである。
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