怒りの出し方2
2015.12.19 Saturday 10:59
いくつかの雑言(15)

「キャリー」と ときを同じくして、「アナと雪の女王」(2013、アメリカ)も封切られた。
アニメの中のヒロインは、「キャリー」と違って、炎を呼ばない。むしろ凍らせてしまう。
その表現は対照的だが、怒りと攻撃性の表現は共通している。
まさに「ありのままの」自分を、周囲を凍らせることなく、また破壊することなく、しかし我慢するのでなく、
いかに表現すべきかを問うた作品である

そうこうしているうちに、「GODZILLA ゴジラ」(2014年)がアメリカで再度のリメイク版で登場してきた。
ゴジラの破壊力もまた、人類の怒りや攻撃性の発露を示していると思う。
 
人間関係の難しさ、社会の悪と閉塞感。
こうしたことがますますやっかいになっている現状では、
当分は、周囲を一瞬のうちに燃やし、凍らせ、壊すような、破壊物の映画作品がいくつも登場してくるにちがいない。
 
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