普遍性と個別性
2016.07.26 Tuesday 10:07

モーセがその使命の大きさに恐れおののき、自分を遣わされる神にその名を問うた。
神はモーセに仰せられた。「イスラエル人に言え。あなたがたの父祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、主が、私をあなたがたのところに遣わされた、と言え。」(出エジプト3:15)と。

 

私は高校生になったときHi-b.aの集会に参加し、テキストを手にして安心し納得した記憶がある。聖書にまつわる事柄がコンパクトに体系的に解説してあったからだ。神のご性質は、(1)全知全能、(2)臨在などと続いていく。こうした普遍的な知識を与えられたことは幸いであった。後に、私には、「私の日本文学への進学を閉ざされた神」「家庭教師の経験を通して心理学への関心を与えてくださった神」「児童相談所でなく少年鑑別所で働くように導いてくださった神」といった個別の体験知が少しずつ加わっていった。

 

出エジプトをひかえたモーセに、ここで神は「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、主」であると名乗る。抽象的、普遍的な表現をとらず、個々の歴史そのままに、個別の神を示され、父祖の時代から約束を果たしてきた神であることを伝えるのである。

 

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