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牧師のメンタルヘルス(2018年バージョン)
2018.02.21 Wednesday 23:23

 

(写真は、大学HPから拝借)

 

昨日は、東京基督教大学で、2時間半のコマの講演(授業?)をさせていただいた。

対象は、約60名。学部の教会教職専攻3年生、4年生、大学院(修士)の1年生、2年生。

年に一度、うかがっている。

もともと私は、大学よりも神学校・神学大学の教壇に立ちたい思いがあった。

最初にそれが実現したのが、東京神学大学の非常勤であった。何年か授業を持ったが、土曜日の午前だったので、本務校の入試広報係になったことで辞めることにした。その後、神戸にある改革派の神学校の集中講義をさせていただいたりしたが、今はこのTCUでの仕事が残された最後のものだと思っている。

 

今回は、3つのテーマに分けて話した。

第一は、牧師がどうすれば「ながもち」する牧師になれるか。

現象だけみると、健康問題を持つ牧師はながもちしている。

そこには病気により弱さと限界を味わえた強さがあるにではないか。

また別の観点から、大病を経験すると、二律背反の世界を体感し、

究極のメンタルヘルスになる。

 

第二は、二冊の本。基督教の入口にあっては、いろいろな入り方、物語があってよい。

個性、性格に応じて、多様な回心、多様な成長があってよい。

エニアグラムという性格類型の考え方には、キリスト教信仰に関係の深い特徴がある。

 

第三は、説教。カウンセリングのような相互作用が働いている。

そのため、「抵抗」「転移」「八つ当たり」などの会衆の心の動きを理解すると良い。

また牧師も会衆もともに成長していく。同じ牧師でも説教は変化するし、聴衆も変化する。

 

というようなことを。

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Comment
2018/02/28 8:26 AM posted by: ふじかけ
モゴローさま

暖かいお言葉、ありがとうございます。

体調は安定した低空飛行を続けています。

3月−8月はサバティカルに入りますので、研究目的で地方にうかがうことはあるかもしれません。が、講演や講義はなかなかないでしょうね。

教会向けコラージュ療法通信教育講座が本格的に始まるときは、モニターになってください。
2018/02/26 2:24 AM posted by: モゴロー
「…残された最後のもの…」という言葉の重みが響きます。
お体のことがどうなるか、先生の望みと神様の導きはどこへ向かうのか、本当にわからないし、いや、わかっている?いるように…?見えるのかもしれませんが、
私は、また神戸の神学校へ講義に来て下さることを待っていました。待っています。
短期の集中講義なら東京にある教会で開催することもできると思います。所属教会の牧師(神学校非常勤教師)が来春東京へ移動することになりました。そこそこ大きい教会なので広さもあります。
方法はいくらでもあると思います。先生!待っています。

ちなみに、「おふぃす・ふじかけ賞」授与式をいつか大阪で開催してください。
リハビリが始まるのですね。お祈りしていきます。
限られた中にこそ方法はたくさん与えられるのだと思います。
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