システムとしての教会リスト
2018.04.19 Thursday 09:13

 

 

昨日の記事のつづき。

 

対談中、「教会もシステムとして機能することが大事」というようなことを述べた。

そもそもシステムとは何かという疑問を持つ方もいることだろう。

 

そこで「舟の右側」5月号連載対談の特別付録を(笑)

 

家族や職場集団や教会をシステムとして考える場合、いろいろな「システム」の理論があるが、ここでは有名なオルソン博士の円環モデルに即して話しを進めたい。

このモデルは、家族システム(機能)を2側面から捉える。ひとつは凝集性(メンバー間の情緒的絆)、もうひとつは適応性(状況や発達の変化に応じて構造や役割を変化させる力)である。そしてこうした凝集性にしろ適応性にしろ、もっとも機能が働くのは中間レベルであり、弱すぎても強すぎてもよろしくないとする。

 

ここで凝集性と適応性にかかるリストを以下に載せる。統計処理などの手当していない、私の直感的なリストである。個々人の心理でなく、家族や教会をひとつのシステムとして捉えることのヒントとしてお読みいただきたい。

 

 

* 教会の絆リスト(凝集性)

1.私の教会では、困った時、お互いに助け合う

2.私の教会は、みんなで一緒に何かをするのが好きである

3.教会では、お互いに強い結びつきを感じている

4. 何かの時は、牧師や教会のだれかに相談する

5. 一般の人間関係よりも教会関係者のほうが親しみを感じる。

 

* 教会の舵取りリスト(適応性)

1.教会の問題を解決する際には、個々のメンバーの意見も聞き入れられる 

2.教会を引っ張って行く者は、その時々の状況に応じて、分野に応じて変わる事がある

3.私の教会は、いろいろな事についてよく議論する

4.私の教会では、何か問題が起きた時、その取り組み方を柔軟に変えられる

5.教会内の決まりごとは、その時々に応じて変わる

 

・・・・・・

たとえば、私の教会はとにかく自由なんです、と言った場合、

適応性がかなり高いとかんがえられる。

教会本来の持つ、新たな問題に対する対処能力、自己修正力が発揮されることはかなり大切であるが、

その度合いが高すぎると、放逸、無秩序になり、

かといってその度合いを低めすぎると、硬直、形式主義になってしまう。

 

 

 

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