離婚とキリスト教カウンセリング
2018.10.08 Monday 22:27

 

カウンセラーになって、超えなければならないテーマがいくつもあると思った。

たとえば自死(自殺)の問題。自死者、自死未遂者、その遺族・家族をどうするのか。

もっといえば、自死はキリスト教から見て、罪なのか、そうではないのか、どうなのか。

 

ほかにも、「離婚や別居」と言うテーマも大きい。

離婚や別居はキリスト教から見てどのような意味があるのか。どのようなときに赦されるのか、いや、どのようなときに赦されないのか。

 

実は「自死予防や遺族ケア」、また「離婚の進め方・回避の仕方」、「離婚後の子のケア」といったことに関して、実際的で平易な良書がこの世にはたくさん出ている。またクリスチャン心理士だって、実務の中で、一定のスキルと問題意識を蓄積し、また教会特有の要素も合わせ眺めながら、ああだこうだと考えている。しかしはこれだけの準備があっても、スタートを切れない。

 

なぜなら、キリスト教カウンセリングは固有の方法論を持たない。多くは臨床心理学に基づいた方法論を持つだろうが、しかしそれは自由であり、幅がある。ならばキリスト教カウンセリングの独自性はなになのか。それはカウンセリングの背後に教会があり、牧会的配慮があり、そこにつながっていることが独自性なのである。

 

だから教会として、牧会者として、これらの問題を深く論じ、旗幟鮮明な原則を示してもらう必要があり、それの論客がいてほしいし、少なくともその問題の特化した書籍が流通していてほしい。

それがまずあって、そこにつらなるカウンセリングが始まるのである。

 

今回の本やセミナーは、日本の教会の「離婚・別居問題」のスタートボタンを押す可能性があり、期待したい。あわせて日本で活動している医師や心理士による応答書のようなものにも期待したい。

 

 

 

 

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