資料:人格障害(総論)
2007.06.26 Tuesday 18:39
*大学院や生涯学習センターなどで人格障害,依存を講義する際の配付レジュメの一部を掲載する。参考まで。(参考にならないか?)。映画(困った人)カテゴリーと一緒に見るとわかりやすい・・・はず。

1 人格障害
・狭義の精神病ではない。病名告知よりも病状(困った状況)告知
・歴史的には、精神病質から展開。10の下位類型。境界性人格障害から

赤ちゃん
2 人格障害と対象関係
・クライン
「部分対象関係」空腹をん満たしてくれる→「良い母親」。
        満たしてくれない→「悪い母親」。
        分裂している。悪いことはすべて相手の責任。すぐに悪や敵に変わる。
「全体対象関係」トータルな母親。自分の非を認めることにも。
人格障害〜部分対象関係に容易に退行する

・ハレック
人格障害〜「対象関係から自由」。マネのできない独自性、創造性。
      癒しきれない孤独感、不安定感。

3 ABCグループ
 (1)各グループの特徴
  ・A〜一般の社会的規範からはその行動が奇妙で風変わりであるととられがち。
  ・B〜演技的、感情的、移り気で深刻な対人トラブルを起こしがち。
  ・C〜不安、恐怖、内向が特徴。
 (2)人格障害としての共通特徴(岡田尊司)
  ・著しく偏った性格、生活様式
  ・自分にこだわりを持っている。とても傷つきやすい。他者との信頼関係 を築けない。
  ・自己愛を守るための戦い
  ・極端な生き方ゆえに、特定のことに優れる。

4 再びABCグループ
 人格の健康度から考える。
   ・A〜精神病的。
  ・B〜中間。(従来のノウハウが通用せず注目される)
  ・C〜神経症的。(問題とならない面もある)

5 注目されるトピックス
  ・境界性〜派手な恋愛殺傷沙汰。
  ・自己愛性〜カリスマ、ハラスメント。
  ・演技性〜詐欺師。誘惑者。
  ・反社会性〜凶悪犯罪者。
  ・依存性〜共依存者。
  ・回避性〜性の回避。性の奔放。引きこもり。

   *あまり人格障害の診断に初回でこだわらない。
    主訴や不適応状態の解決から入る。


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