殺人者のSOSサイン
2007.07.03 Tuesday 11:40
 適応の息切れがはじまると、人は、身体反応や些細な言動に、SOSサインを出す。このブログでも「血豆」の話などを書いた。
 私はこの着想を最初に考えさせられたのは、殺人犯の話だった。殺人といっても、人生に一度だけ殺人を犯す人がいる。そして大抵は、きまじめな人生を送っており、人生の壁が幾重にも重なったときに、暴発するかのように、一人で一人の人を殺す人たちである。
彼らもまた、最後の破局の殺人行為に至るかなりまえから、息切れ状態を深めている。そしてSOSサインを出しているのである。私の経験則では、交通違反を急にし始めたり。
 そのようなことをずばり指摘した論文を、朝資料を片づけていたら、たまたま手にしたので、引用させていただく。

 「抑圧された感情は、事件発生前の病気の他、浪費、酒、賭事、女遊びなど前駆的兆候として出現することが多いが、犯罪と同様に身勝手なものであるだけに、周囲は本人が援助を必要としているとは気がつきにくい。」

 澤田豊「遅発性犯罪者の犯罪行動の意味」精神研心理臨床研究第2号(1991年)24頁
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