牧師のメンタルヘルス(1章−1−(2))
2007.09.07 Friday 22:38
1 現在の問題状況
1章 牧師とストレス
1.牧師のストレスの特徴

(2)管理職としてのストレス
 伝道し、説教し、祈り、指導する。ほかにもあるが、そのどれ一つをとってみても、通常の職業にはないような特別な役割が牧師には与えられている。それも多くの場合、組織のトップとして、自分のビジョンを掲げ、リーダーシップを発揮する立場まで与えられているのである。
 工具
普通、組織全体の動きを把握し、リーダーとしてのスキルを身につけるためには、見習い、新人、中堅、初級管理職、中間管理職、幹部など、順を追って訓練される。たとえば小さな部署で、はじめて部下を3人持つだけでも、新しい経験が次々に押し寄せてくるし、相当に苦労するはずである。そうした管理職経験の段階的な積み重ねによって、組織一般のリーダーシップ技術から、個々の赴任先の歴史や人的特徴への対応まで、限りないスキルと知恵を習得していくのである。
 しかし、こうした訓練は、牧師には与えられない。むしろ積極的にトップの地位と権威が与えられる。もちろん牧会経験のなかで訓練され、身につけていくものがあるはずであり、円熟したリーダーシップを発揮している牧師も多い。
 しかし、神学校卒業後、間もない牧師の場合、非常に難しいポジションに我が身を置くことになる。また牧会経験が長い牧師でも、孤高の中、自分流を貫き通すだけのような場合、やはり難しさはあまり変わらないように思う。
こうした状況下にいる牧師は、管理職としてのストレスをやはり無防備にかぶってしまうし、管理職としての適切な行動をとれないと、教会全体が不安定になり、加速度的に問題を深刻なものにしていくことになる。

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