笑いと静寂の二日間
2007.11.06 Tuesday 20:04
 11月5、6日と、東京基督教学園の国際宣教センターで「牧師のSOSと危機対応」というプログラムに参加した。

 まず会場の国際宣教センター館が目を引いた。平屋建て鉄筋コンクリート打ち放し。チャペル(80名)、3つのセミナー室、茶室、そして中央にミニ中庭。チャペルは、アジアンな独特の感じ。先月下旬に竣工式があったばかりで今回が最初の行事だ。

 
<開会礼拝の直後の休憩時間>もみじ

 
15団体・グループから約60名が参加した。最初の講演者、玉井邦美牧師が登壇すると、氏の巧みな話術もあるのだが、笑いがひっきりなしに起こった。会場の感受性というか、自己開示の姿勢の度合いが一致している感じがした。
 集団のコラージュ療法などでも、参加者が心を表現するのに、同じ深さの度合いにいかにみなが並ぶかに苦心する。うまくいくグループは意外と短い時間で度合いが合う。呼吸が合う。今回の会場では、スタート地点から参加者のその度合いが妙に合っていた。本音の部分を出すのだという自己開示性がきれいにスタンバイしていた。
 また、笑いと同時に、沈黙、静けさも随所にあった。司会者の配慮も手伝って、笑いと沈黙の波状攻撃は、見事な二日間であったと思う。

 かつてこのブログで「ユーモアと信仰」(07年5月30日)と題してニーバーの論考を紹介した文章を再掲したい。
 「彼は笑いは信仰の入り口だという。緻密な論理が展開されているが、私なりに要約すると、ユーモアのセンスは、自分を超える高みから自分を見おろす能力によっており、自分がとるに足らない存在であり、自分の欠点や思い上がりによっていささかの滑稽さを感じることに拠っている。そういう意味で、自分自身を笑うことができる能力は、悔い改めの感覚への序曲になる。」


<2日目の雨がぽつりぽつりの朝、センター館玄関へ>

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Comment
2007/11/09 1:51 AM posted by: ふじかけ
ともたん様

そうですか、私も何か嬉しいです。

「ユーモアは老いと死の妙薬―死生学のすすめ (単行本)
アルフォンス デーケン (著)」(講談社)
検索してみました。
いつかぱらぱらと読んでみようと思います。
2007/11/07 5:10 PM posted by: ともたん
上智大学のアルフォンス・デーケン先生もユーモアについての御本を出されていたと記憶しています。

今日の私の日記でも、丁度ユーモアについて書きました。
何か、嬉しいです。
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