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華恵さんの世界遺産(中世編)を見る
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2011.03.31 Thursday 08:38エッセイストの華恵さんがレポートする 「世界遺産・一万年の叙事詩」シリーズ(NHKBSのプレミアム8、90分)。 その第4集、第5集を、録画で見た。(実は、第6集は録り忘れた)
→制作会社による番組紹介
実際の放映日は、すでに過ぎている。
◆第4集 「世界宗教〜祈りの力がもたらしたもの〜」(2011年1月18日)
◆第5集 「ルネサンス〜先駆者たちの夢〜」(2011年1月25日)
◆第6集 「大航海〜未知なる世界へ〜」(2011年2月1日)
第4集からは、中世編で、いよいよ三大宗教を取り上げた。
<写真: 天空の城 クラック・デ・シュバリエ。十字軍の城>
番組の作りは、真面目で地味だが、華恵さんの、アイドルスマイルなど無縁の、素の語り口は、妙に新鮮である。逆に、そうした華恵さんを、知者として導く松岡氏が、良くも悪くも「知的」で、平坦に感じる。
たぶん、特定の意見や解釈を、それも現代に生きる人間の心理や生き方を読み解くような番組を目ざしていないのだろう。そんな作り方をしてしまうと、主要な視聴者が離れてしまうのかもしれない。なぜなら、壮大な歴史に思いを寄せる最大の魅力は、現実の自分をひととき忘れることだからである。
そう思うと、松岡氏が知的なの反して、華恵さんのコメントや質問のほうが、数段、現在に重ねられる。そのあたりが、この番組の程良いバランスなのだ。
ちなみに第1集で松岡氏の解説に物足りなさを感じた私であるが、今回は、その知的で平坦なところが馴染んで、むしろほど良い心地で見ることができた。
第7集からの最終シリーズが今から楽しみだ。
◆◆華恵さん関連の、主な過去のブログ記事
→「寄りみち こみち」(華恵)
*コラージュもすこし出てきます。
→『雨降りの心理学』の目次
*拙著にも、実は登場します。
→雨と傘の世界を楽しむ・その4
*その一部をちらり読み。 -
ある教団の検証作業を身近にみて
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2011.03.29 Tuesday 18:00日本ホーリネス教団が、3月の総会で「K元牧師性加害事件検証報告」を可決し、ホームページに全文を公開した(2011年3月21日付け)。1999年に発覚したある牧師の性犯罪事件であるが、ようやく当時その牧師の属していた教団が、検証したものをまとめたかたちだ。内容は、前例がない詳細なもの。
実は私は、教団から2008年春に最初に招いて頂いたときに、この事件や加害牧師の詳細を知った。以降、このことは私の中では大きなテーマとなった。
とくに、教団の幹部の牧師たちが、実に真剣で、莫大な時間を使って、この問題に取り組んでいたのには驚かされた。あらかじめ読ませていただいた資料も、あまりに膨大で、すべてを読みきるのにかなり苦労した記憶がある。
私があるとき、ある席で、「問題牧師の言動に「違和感」を抱いたら、それを見過ごしにしないことが大切だ」というようなことを発言した。そしたら(けっこう期間があいていたが)、次の会合で、ある幹部の方が、「違和感」について思っているところを発言された。あのときの私の発言を宿題のように考え続けてくださったのだと思い、私は非常に恐縮した。
…いろいろな場面のいろいろなエピソードがあって、私は「検証報告」作業をされている牧師先生たちに希望を感じることができた。
この日本ホーリネス教団の検証作業(ほんのすこしだけ関わらせていただいた)にまつわって、私なりに学んだことや引き出された教訓を、その都度、このブログに掲載してきたし、時にキリスト教メディアに記事として発表した。
今日は、それらの記事を、そうした背景があったものとして再び読み直してみた。
(1)事件およびK元牧師の病理性の考察
→ 「指導者の使命感と共感性」
→ 「違和感」と「異常な多忙さ」を考える
→ 「牧師の性的逸脱不祥事のいくつかのパターン」
(2)検証作業および関係プログラムに参加した際の私の雑感
→ 誰にも「影」「混ぜ物」「弱さ」がある
→ 良いコンディションの6時間
(3)同じ教団の牧師研修会にて
→ 未来を感じるなあ
(4)おまけ
→ 「神学生のための心理アセスメント・プログラム」という夢 -
韓国料理店:ZAN−CHI(ジャンチ)
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2011.03.28 Monday 20:47朝の出勤のときは寒かったが、昼になるとそこそこに日向は温かい。
ランチの時間に、途中からマフラーを首からはずし、赤坂のコリアンタウンに向かった。
先に紹介したヒョンブ食堂のほんの少し手前にある、ZAN‐CHI (ジャンチ)が今日のお店。
とかく韓国料理店は一般に”オシャレじゃない”、”店員がすごく愛想がない”という印象。
しかし、ZAN‐CHI (ジャンチ)は周囲の店の構えと比べてもスマートだ。窓も大きくとにかく明るい。
今日は、サムギョプサルのセットを注文。サムギョプサルに、みそと塩のたれ。サンチュやエゴマの葉。ほかに前菜3品と、焼き鮭と、キムチ。
ジューシーな豚肉を食べたかった私も、大いに満足。
きっと他のメニューも美味しいのだろうな。
さらに嬉しかったのは、イケメン店員が、愛想の良いこと。お茶を頼むときに、声をかけると、話のついでに、スイーツのラインナップをどう考えて、値段をどう設定したか、ややたどたどしい日本語でしてくれた。いわく「コンビニで食べられるようなスイーツは駄目」。聞いていて面白いし、率直な話しぶりに好印象。
そうそう、店の大きな画面があって韓流アイドルのステージが流され、店の壁には、「超新星」のサイン色紙が飾ってあった。しかし、この店の場合、韓流アイドルネタは要らないような…。 -
心理士の目から震災ケアを支援するブログ
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2011.03.28 Monday 08:21以前にも紹介したブログ。
ブログ「被災地の臨床心理士など「こころのケア」に関わる皆さんへ」
臨床心理士の佐々木先生が、心理士の一貫した視点で様々な情報を紹介している。
このブログが期間限定ということを、最近知ったので、再度紹介したい。
新のテンポも早く、私のある記事も最近取り上げられたが、あっというまに過去のかなたの記事になってしまった。
佐々木先生ブログの最近の記事
(03/27)高い数値は誤報でしたが、冷静に内部被曝に関する知識を持っておきましょう
(03/26)大震災と原発にそれぞれに感じているストレス
(03/26)福島原発にメンタル系危機介入の専門家を送ってもらいたい
(03/26)ボランティアも動きだしてきています
(03/25)「東日本大震災心理支援センター」が東京に開設ー支援者支援が始まりました
どうぞご覧下さい。 -
新聞取材〜こころの相談室
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2011.03.26 Saturday 20:51クリスチャン新聞3月27日号は、震災ニュースの谷間に、地域の宣教をテーマにしたシリーズの埼玉県編が掲載されている。
私もすこし関わっている橋本病院の「こころの相談室」の取材記事が載った。
タイトル:問題抱えている人のために
サブタイトル:地域教会と連携
本文(一部)
医療法人「橋本病院」(さいたま市大宮区吉敷町2−87)は、身体だけでなく、いろいろな問題で心を痛め、悩んでいる人のための「こころの相談室」(橋本誠子代表)を開いている。カウンセラーはみなプロテスタント、カトリックのクリスチャンで、キリスト教カウンセリング(CCC)の認定のカウンセラーがボランティアで相談を受ける。教会を通じて、「こころの相談室」を知り、利用するケースが多いという。
…途中、かなりの部分を省略
同相談室のカウンセラーは月1回集まり、みんなでケースを出し合い、勉強会を行う。アドバイザーは2年前に賀来氏から引き継いだ臨床心理士の藤掛明氏だ。「例会の時に、いろいろなケースをたたき台にして藤掛先生が語ってくださる一つひとつのアドバイスが指針です。ですから、月1回のこの時間は本当に貴重です」
…後略
ということで、自画自賛的な引用をしたが、大切な本文はクリスチャン新聞でお読み頂きたい。 -
拙著「ありのままの自分を生きる」3刷に
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2011.03.26 Saturday 07:06このブログ記事で、「立ち止まって考えるクリスチャンライフ」という連載が、2009年5月、一冊の本になった。「ありのままの自分を生きる」(一麦出版社)である。
2010年2月に2刷となったが、3刷になるのだろうかとやや不安だったが、出版社から昨日、連絡がきた。
そういえば、ある人がアマゾンで買えなかったようなことを最近言っていたが、もしかしたら、すこし前までは2刷りと3刷りの谷間だったのかもしれない。
どうぞごひいきに…
→内容紹介はこちら
ちなみに、ブログ内検索を使って、書名で検索していただくと莫大な関連記事が読めます。 -
博士号と移籍
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2011.03.24 Thursday 22:022011年3月23日。
聖学院大学大学院から博士号(学術)を頂戴した。
過去に発表した10本の論文を構成要素にして書いた論文を審査していただいた。昨年の12月20日の予備審査論文提出日や、今年の2月1日の本審査論文提出日の直前は、体力もないのに半徹夜でかなりぎりぎりで執筆し、疲弊した。
今回の取得は、格別なものがある。
一昨年大病をして以来、私の人生計画は、短期計画に縮小してきた。博士号取得については昔は考えていたが、病気以後は、無意味なものと考えていた。
たまたまある教授に強く勧められて今回の展開になったのだが、私には、今回のことを通して、神さまからもうすこしあなたの人生でやることを用意してあるから、もう少し長中期の未来も考えて生きなさい、と勇気づけられた気がした。
なお、私の所属はこれまで「聖学院大学・総合研究所」であったが、この4月からは「聖学院大学・大学院」に移籍する。従来の総合研究所の席も残し、各種プログラムの担当も継続する。
これまで自分は実務家であり、たまたま今は大学人という仮の姿(一時的な姿)を借りていると思ってきた。これからは、実務家 兼大学人でいこうと考えている。 -
SOSサインと高松旅行
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2011.03.24 Thursday 21:28
3月21日、22日と、高松に行った。あるキリスト教の教団の西日本地区の牧師研修会の講師をするためである。いつもと違って、ワークでなく、講義中心で時間を使ったので、すこし勝手が違ったか? それでは私としては、手応えを感じた時間だった。(写真は、会場になった高松シオン教会)。
被災心理と二律背反についても少し解説した。(→こちらを参照)
さて、21日、羽田空港に向かう朝、最寄り駅で見事に転んだ。5年ぶりくらいの失態。5年前も睡眠不足で、疲労困憊のなか、遠隔地に講演に向かう途中であった。あまりにも近似した体験。そして、私のめったに出ないSOSサインであることを了解した。それもかなりレッドカードに近いSOSサイン。
(SOSサインについては→こちらを参照)
私は、メンタルヘルスの講演で、SOSサインについて解説することが多い。原則として、大きなSOSサインが出たら、急ブレーキをかけるよう勧める。
このとき、私はどうしたか?
そのまま高松に向かった。
ただし、SOSサインで本来急ブレーキをかけるべき状態にあることを承知し、意識しながら、高松での時間を使った。観光(地元の美術館に顔を出したかった!)もせず、名物も食べず、ホテルに直行して休養し、翌朝からの本番に備えた。SOSサインで、急ブレーキをかけるのが理想であるが、そうした状態にあることを自覚しつつ、どうしても必要な行動を最小限とっていくことも次善の策として有益であると感じた。
…ということで、そこそこに無事に帰京したが、SOSサインのなかやりおおせた満足感は大きかった。 -
いま、二律背反を生きる
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2011.03.20 Sunday 16:59
地震以後、なにかをしたわけではないのに、集中力が低下し、脱力感が続いているように思う。
首都圏での仕事がキャンセルが続いたこともあって、ゆったりペースだったが、いよいよあすから高松に行く。あさって、ある教団の牧師研修会の講義を、午前と午後に担当するためだ。
…
福島の原子力発電所の事故では、楽観的な展開と、悲観的な展開と、双方の見込みが同時に推測された。楽観的に考える長短もあり、悲観的に考える長短もある。どちらかを決めつけると、一瞬気持ちは楽になるが、危険だ。刻々と変わる状況のなかで、その都度、双方をやはり考えていくしかないのだ。
政府や行政やその他もろもろの指導者の判断や行動に、批判と賞賛が浴びせられている。どちらも大切なものだし、どちらも必要なものだ。
神さまの奇跡的な介入と、無力な人としての努力。
自分個人の日常生活を維持することと、この非常事態に特別なアクションを起こすこと。
自分個人の一市民としての貢献と、専門家としての貢献。
これらはどれも大切で、必要で、どちらかを早々に決めつけて選び取るわけにはいかない。刻々と変化する状況の中で、たんたんとその都度受けとめ直し、取り組んでいくしかない。二律背反の真理の世界である。今日も、明日も、二律背反の世界を手放さずに生きていくしかない。
…
そう思いつつ、高松での研修講義で話すべきことがらを、これから準備する。与えられたテーマは、「牧師のメンタルヘルス」。今回の震災というできごとの直後に、何を語れば良いのか。二律背反の世界に身を置きながら、自分の心を探ってみたい。 -
被災地で臨床心理士など「こころのケア」に関わる皆さまへ、というブログ
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2011.03.18 Friday 23:05
かねてから私のブログに登場するS先生の立ち上げたブログだ。
S先生とは、佐々木先生で、元宮城県臨床心理士会で被害者支援を担当されていた。
また、宮城県の警察や大学で開拓者のようなお仕事をされてきた。
その佐々木先生の応援ブログ!
毎回、貴重な情報が載ります。
が、とくに今日の記事。被災地の精神障がい者の方が、ひどい状態に…。
→被災地の精神障がい者へのサポートを!
少しでも広めて、西日本の方にも現状を詳しく知ってもらいたい、との思いで記事は書かれている。 - ←back 1/4 pages next→