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「被災した教会の牧会者セミナー」(会場到着編)
2011.06.29 Wednesday 22:02
  無事、蔵王から帰宅した。語り合う中で、大変多くのことを教えられた会であった。
 何回かにわけて、蔵王でのセミナーについて、私個人の経験を報告したい。

 <<会場到着編>>

  

 月曜日は、赤坂での私のカウンセリング日。どうしても面接をしたいケースがあり、前倒しに、早朝面接を設定。そこから一路、山形へ。

 誤算だったのは、都心で大きな旅行バックを持ってラッシュアワーの電車に乗ることの消耗度。朝から汗びっしょりの疲弊感。

 私は疲れたり、焦ったりすると、コラージュを自分のために創るようにしている。この日も、山形新幹線に乗ってから、おもむろに2枚のコラージュ(今回は、ハガキより一回り大きいB6版)を作成。

 

 一枚目。さじ加減が大切。おにぎりのように、後々も楽しめるものを。
 ひるがえって、今回のセミナーも、講師としてさじ加減が大切。参加者も、セミナー修了後も、持続して味わえるようなものに…。

 

 
 二枚目。いろいろな水が上からふってくる。それをいろいろな器で受けとめたい。それも受け身で。
 ひるがえって、今回のセミナーでは、いろいろな形の器(いろいろな体験や必要性を持った参加者)がそれぞれに必要なものを受けとめ、満足できるものになると良い…。

 そんなことを新幹線の座席で、思いめぐらしながら、会場に着く頃には、疲弊感もかなり薄らいでいた。

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東神大で私の授業を取っている皆さんへ
2011.06.26 Sunday 22:21
  東京神学大学で、藤掛の授業(土曜日)を受講されている皆さん。

 先週、7/9(土)に「有志でランチを食べに行きましょう」と私から提案しましたが、

午後に上尾キャンパスで大切な研究会があることを失念していました。

7/16(土)に延期ということで…。

 以上、事務連絡でした。
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あすから「被災した教会の牧会者セミナー」
2011.06.26 Sunday 18:48
  被災地支援者は、第2の被災者だと言われる。

 …そう考えるなら、被災地で被災しながらも、そのところで支援活動を始めておられる方々は、二重の意味で、良好なメンタルヘルスを保つことが難しい。

 被災地の教会とその牧師はその典型ではないでしょうか。

 最大の対策は「援助者役割を解除」することである。本人、あるいは周囲が、一時的にでもそのような機会を設けることであり、一番良いのは、支援の現場から物理的にいったん離れていただくことである。

 そういう意味で、今回、開催される「第1回・被災した教会の牧会者セミナー」は、それを実現してくれる格好の方法だ。パーパスドリブン・フェローシップや、国際飢餓対策機構の皆さんとご一緒に私も参加させていただく。私自身、この4月から体調不良に苦しんできたが、先週くらいから急速に回復傾向にある。ちょうどこのセミナーにあわせるかのようである。

 どうぞ参加者のリフレッシュの(そして役割解除の)良い機会となりますようお祈り下さい。

 6/27〜6/29。於、蔵王国際ホテル。9組の被災地教会の牧師家族。

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牧師が始めたNPO
2011.06.26 Sunday 16:27
 
 


 昨日は、講演会「雨のイメージから人の心を考える」に、横浜のいずみ中央駅すぐわきの「ふれあいホーム」にうかがった。主催は、NPO・心を聴く市民ネットワーク。
 → http://fujikake.jugem.jp/?eid=2829

 会場には、横浜ケーブルテレビ(YCVチャンネル、相鉄線沿線)が来ていて、講演模様を撮影していた。講演前にインタビューを受けたことが、講演よりも緊張したかもしれない(笑)。

 会場には、(たぶん)60名くらい。熱心に聴いていただいた。

 この主催団体は、近在の牧師が十数年前に始めたものであるが、教会の伝道などの働きの一環ではない。あくまでも地域のための活動になっている。成り行きもあるだろうが、私には、こうした働きは、広い意味での牧会になるのではないかと思わされた。
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暑い、熱い一日
2011.06.24 Friday 19:38
 

 
 梅雨の晴れ間とは思えぬ、この暑さ。朝から日差しも厳しい。

 さいたま新都心駅をおり、会場の橋本病院に向かう。旧中山道は、木陰も多いものの、やはり暑さはしんどい。ケースカンファレンスも良かったが、アイスコヒーのおいしさも印象づいた(笑)。スタッフ(面接者)のセンスというか、カウンセリングの基本的な実力というか、なかなか良い面接をしていることに感心。

 午後は、職場のキャンパスに移動し、牧会心理研究会に出席。二つあるうちの、新しいほうの研究会(金曜研究会)で、今回は参加者ひとりびとりの地震体験とその後の体験をわかちあった。

 日本の社会に向かって牧師として、信仰の立場からどのように関わり、発言ができるのか、また、今回の被災に、どのような意味があると考えるのか…、本質的な問いが、具体的な経験談とともに発せられたと思う。司会の私の不手際で、終了が30分超過してしまったが、なかなか終えられない(時間が足りない)流れもあった。

 暑い一日だったが、熱い思いで終えた。
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『ありがとう』と、柿谷正期先生
2011.06.22 Wednesday 23:21
  今日は夕方から、都内、立正大学心理学部に、講義(単発)のためにうかがった。毎回、心理臨床の実務家を招くプログラムがあり、私は司法領域の回。かつて法務省の心理技官としての経験を話すという役回り。

 立正大学には、柿谷正期先生が教授としておられ、彼からの依頼で、毎年1回うかがうことがずいぶん続いている。そして講義の後は近くの店で食事をしながら互いの近況や活動について延々と話す。

 ……

 柿谷先生の奥様がこの3月にご逝去され、そのお話もうかがった。『ありがとう』という奥様の手記に柿谷先生が加筆した御本も頂戴した。



< ↑ 『ありがとう』 柿谷寿美江・柿谷正期著、1,200円+税、アチーブメント出版 >

 かつて、柿谷先生は、クリスチャン心理臨床家の草分けとして、その後、「現実療法」(カウンセリングの一派)の普及者、リーダーとして、そして今は大学の教員として、活躍されている。また、教会の牧師(説教者)としての活動も継続されている。

 環境や活動の内容が変わりながらも、絶えず柔軟に吸収し、変貌し、成長されていくそのパワーには、お会いするたびに感動させられる。

 ……

 『ありがとう』の「おわりに」の書き出しと最後を引用する。

 「人生には、初めての経験がいくつもあります。そんな「初めて」の中でも、妻の死は別格で、表現しきれません。」

 「彼女は、病床でも、「ありがとう」をたくさん口にしていました。本書を閉じるにあたって、私も彼女に心から「ありがとう」と言いたい。 本当にありがとう。 」
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非常事態と、ささやかな日常、ささやかな達成感
2011.06.21 Tuesday 09:54
ほぼ日手帳の文章から

「ちゃんと達成感を持てるようにテーマや目標を自分で決めろ、
と伊丹(十三)さんはよく言ってました。

『今日は誰よりも早く弁当を配る』とかね。
『今日いちにちは明るく挨拶してみようかな』とか。

なんでもいい。目標の設定と達成感が大切なんだ、と。

<佐藤利明さんが「伊丹さんが「師匠」と読んだ男。」の中で>



 大きな困難に遭遇したり、自分の人生設計を根本から脅かされるよう状況が起きると、日常生活が維持しにくくなる。「こんなことをしている場合ではない」などと焦る。非常事態が心の中で宣言され、何でも有り、の「非日常」状態に陥る。

 そういうときこそ、日常が大切なものになる。日常の些細な習慣や節目を自覚し、達成していくことが問われるし、必要によっては、現状で可能な新たな日常を創出しなければならない。

 かつて私が、用意なく入院生活を送ることになったとき、検温やペットボトルの水を飲むことは貴重な節目になったし、院内の図書コーナーや中庭に遠出することも生活の区切りとなり、ささやかな達成感を味わったおとがある。
 
 「目標の設定や達成感」と言ってしまうと大げさだが、ささやかな日常を維持し続け、あるいは創り、その枠組みを土台に心の充電をしながら、「非日常」にも立ち向かっていく 

 …それが理想だと思う。

(*ほぼ日手帳の文章とはやや離れています)
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眠い日々と、アジサイ
2011.06.20 Monday 22:46
 数年前から、睡眠時間にしても、仕事量についても、神経質に管理してきた。
 たまたま瞬間的に無理をすることがあっても、その前後はスローペースにして、調整していた。

 ところが、先週の水曜日から、私にしては早起きをしなければならない日が続き、今日まで続いた。ま、そのうち2日は、かかりつけの病院での定期検を受けたこともあり、純粋に仕事で忙しかったわけではないのだが…。

 ずっと眠いなあと思いながら、街を移動していると、けっこうアジサイを見かけ、気持ち洗われる感じがした。今年はアジサイが染みるような気がする。



 先日の土曜日。朝、最寄り駅を、なんと7時前に乗り、東京神学大学の1限目の授業に行く日だった。
 朝、東神大の正門に到着するまで、隣接のルーテル学院大学の前を歩くのだが、高い位置に花壇があって、やはりアジサイが目をひいた。毎年、この時期に通っている道なのに、今年はアジサイが印象付く。染みるな〜。
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額あじさい
2011.06.17 Friday 07:26
 

 近所の額あじさい。

 あじさいを、ぼーっと眺めたい。
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じっくりと牧会塾
2011.06.16 Thursday 19:42
 


 今日は牧会塾の藤掛クラスの第3回目 (2011年上半期、「他人を理解する」) があった。

 ある非行少年の事例をグループで検討することからスタートした。
 参加者から出されたコメントは、カウンセリング的センスの良さを感じさせてくれた。

 さてその後、非行の理解、「背伸び・強行突破」論、人格障害事例の提示と進んだが、予定の半分くらいしか扱えなかった。一昨年の同じ趣旨の講座では、2時間くらいで扱ったことを今日は一日かけてしまった。
 
 …せっかちな私からすると、対話や相互作用を重んじる牧会塾的マインドが身に付いてきたのか。
 次回は、境界性人格障害の続きと、自己愛性人格障害を扱いたい。

<写真は、昼休みの会場風景。受講者は、隣室でティータイム> 
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藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
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