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連載「魂の物語(人生の危機と癒し)」が始まる
2012.03.30 Friday 10:46
 

 月刊誌「スピリチュアリティ」(一麦出版社)の4月号が出ました(出ています)。
 定価、105円(税込み)。年間予約、2,160円(送料込み)

 

新連載「魂の物語 − 人生の危機と癒し」をスタートします。
(でも、1年間の予定なのですが…)

拙著「雨降りの心理学」(燃焼社)の続きのような感じで、もっと短く、軽い文章でというのが今回の狙いです。映画や最近の小説が中心になる予定です。






最初、このお話をいただいたときは、ほかの雑誌の連載もあるし、時間的に難しいと思ったが、今回の被災地の方々が読んで、気づきや癒しのヒントとなるようなものを企画したいのだという、編集者の一言に、くらりと来た。

震災の話は出てこないが、既存の物語を使って、危機と癒しをテーマとしたエッセイにしている。
第1回は「映画:スピード」、第2回は「恩田陸:ネバーランド」…第2回目までは提出済み。

よろしければお読みください。
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一年後・被災地牧会者セミナー(3)
2012.03.29 Thursday 11:09
 
 

朝晩はよく雪が降った。そのおこもり感は良い感じだった・



朝、一降りして、真っ白な世界になることも。

風評被害もあるのだろう、通常営業の半額のサービス。
食事も大変おいしかった。
煮たこんにゃくを和辛子で食べるのが特においしかった。

ただ、和食の世界なので、珈琲が恋しくなった。
…ということで、



二日目の自由ランチ外食では、ピザハウスへ。
民家を改造した味わいのある空間の店だった。



あっというまに、最終日の出発礼拝。
壇上は、藤原牧師。

被災後、今回で4回目のセミナー。
主催者の「パーパス・ドリブン・フェローシップ・ジャパン」「国際饑餓対策機構」のビジョンには頭が下がる。
そして、閉会時、2013年2〜3月頃に、5回目のセミナーの開催を発表。
さらに、さらに、頭が下がる。
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一年後・被災地牧会者セミナー(2)
2012.03.29 Thursday 10:25
セミナー2日目の午前の私のワーク(オプション)

*ミニスピーチ

「死別の悲しみ(グリーフ)について」

グリーフは人の経験する最大のストレス。
大切なのは嘆き悲しむこと。そして、ある意味、嘆き悲しみ続けること。
性急に、忘れようと蓋をしてしまうのがいけんないこと。
そのためには、自己洞察を頼りとはできない。
節目や儀式を着直す。個人的な心の儀式も大切。
危機的な状況で、グリーフの癒しが必要なときに、教会や信仰者は、
ユニークな新しい儀式を創作していこう。
(コラージュやアートは、心の儀式、節目に使える。)

*ワーク

自由テーマで、あるいはいくつかの選択テーマ(用紙配布)でコラージュ作成。
台紙は、はがきサイズのほかに、B5版を用意。




写真は、私の自由テーマのコラージュ。
B5版、青の台紙を使用。


セミナー2日目の午後の私のワーク(オプション)

*ミニスピーチ

「ストレス対策」

自分の心身の疲労は、度合いが深刻になるほど自己判断ができなくなっていく。
疲れすぎてもうダメだと感じたときは、もう手遅れで、倒れる寸前。
深刻な疲弊はもっとずっと前の段階で始まっている。
人にチェックしてもらったり、日頃から休むための「枠」を作っておくこと。
「枠」というのは、何曜日の午後は仕事を絶対にいれないとか、作ってしまい、それを守る。
2つ提案をしたい。
第一。自分の援助者役割をはずす機会をもつ。
そのためには、同業者と語り合う。
超教派の研修会に参加する。
思い切って、同業同性同世代の人物に、友だちになってくださいと申し込む。
第二。ささやかな気晴らしや趣味を持つ。
質より量で勝負する。
素の自分を一瞬感じることが大切。
何でも良い。みなでわかちあう。

*ワーク

雨の中の私を描く。
そのイメージを味わう。
雨という大変な状況に、「私」はどうしているのか。



(写真)
城跡の展望台から蔵王の山並みを眺める。
また眼下の長屋のような屋敷跡を見下ろす。
 
午後の自由時間に近くを散歩

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一年後・被災地牧会者セミナー(1)
2012.03.29 Thursday 10:12
 

2012年3月26日(月)〜28日(水)。
山形県かみのやま温泉で、「一年後・被災地牧会者セミナー」に参加した。
被災地の牧師セミナーは、これで4回目。私の参加は、3回目。
恒例の個人的レポートを…。

今回の会場は、新幹線の駅が最寄り駅という便利さ。
そのため、いつになく、朝はゆったりだったが、
前夜、久しぶりに眠れなかったため、睡眠不足で山形新幹線に乗車した。
例によって、期間中のワークの時間進行のシュミレーションを書き出す作業から(写真)。



大宮から2時間。「かみのやま温泉駅」に到着。駅舎はおしゃれだが、あとは古い温泉街。
15分ほど歩いて、宿に着く。
ワーク会場の下見と、コラージュの準備を行なう。



午後4時から、いよいよオリテンが始まる。
震災直後のときは、オリテンに間に合わない方々が多かったような印象があるが、
今回は大半の方々がオリテン開始時間に集合していた。

午後4時40分から、コラージュのワークを始める。

今回は言葉から入るコラージュにした。
この1年間を振り返り、いまの思いを動詞ひとつで表して、それをコラージュ作品にする、という方法(DOコラージュと呼んでいる)。




私のDOコラージュ作品。私の動詞は「越える」

今回のアートのワークは、「言葉」の比重を高めるなど、従来よりも「まとめていただく」ことを意識した。
台紙サイズも、これまでよりも小さい「はがき」サイズにしたが、これも、枠にあわせる努力を強いるので、メッセージ性・解釈性が高まる。

参加された方々のコラージュのイメージは、多彩にしてエネルギッシュなものが多かった。同時にそのエネルギーをも上回る重圧を担っているお姿もあった。

全体でのわかちあいを終えて、感じさせられたこと。(最後のまとめのミニスピーチ)

状況をどう解決するかでなく、状況をいろいろな角度から眺め直し、選択肢を広げることが大切なこと。たとえ、同じ結論に至ったとしても、これしかないと最初から決めつけるのと、いろいろな選択肢をひろげてみて、そこから選ぶのとでは、全然違ってくる。
仮に、具体的な解決策が得られなくとも、選択肢を広げることで、新しい風景が見えてくる。
(コラージュは、多義性が特徴なので、まさにそのような作業のヒントになる。)
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雪の山形へ…
2012.03.25 Sunday 21:44



 2012年3月26日(月)〜28日(水)。
 山形県かみのやま温泉で、「一年後・被災地牧会者セミナー」に参加します。

 初日、二日目のコラージュのワークを担当します。
 
 参加される皆様。
 良い語りあいと、リラックスのひとときとなりますよう、いまから楽しみにしています。

 いざ、雪の山形へ…
 
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不思議な余韻
2012.03.25 Sunday 17:45
 昨日は、印象深いイベントが二つ続いた。

 最初は、旧・生涯学習センター受講生OB会の集まりであった。午前10時から、私の研究室に集まり、バーミヤンでの遅食事に至るまで、3時くらいまで話し合い続けた。

 この生涯学習センターというのは、聖学院大学が運営した地域社会へのカルチャアスクールで、カウンリング関連講座は盛況であった。私も深く関わった。ところが、2009年度を最後にであったろうか、大学が撤退を決め、有志のカウンセリング関連講座のOB会のみが残るかたちになった。

 有志OB会の定期開催を目指したが、私の体調が一時良くなかったりして、ずいぶんと不規則かつ細々とした運営となった。この4月からは、私が総研の教員でなくなることを踏まえて、有志OB会は今回で最終回とさせていただくことになった。

( …が、親しいOB会メンバーのこと。集まりの名前は違っても、1年に1度とか、2度とか、別の名目で集まることがあるような気がする。)

 とにもかくにも、お久しぶりに懐かしい面々とお会いし、近況をうかがえ、大変嬉しかった。

 二番目は、大宮で、大学院のOBとの集まりであった。OBといっても、こちらはまったくの私的集いで、論文などで私が親しく関わらせていただいた、ある卒業年次限定の3人である。私を入れて、「4人会」と称している。

 最初の会場となった店は、アジア創作料理と銘打つ店であったが、どれもこれも料理が中途半端で、その感じがかえってかわいらしく、新鮮で、満足度が高かった。(写真はサムギョプサルの一人前)

 こちらも近況を交換し、未来の夢のような話をしているうちに、あっというまに4時間がたってしまった。全員がクリスチャンなのだが、院に入学したことやそこで経験したことが、人生の不思議な展開、つまり神に導かれた展開であったと思えるということをうかがい、厳かな気持ちにも。

 最後は、(喫茶店を閉店で追い出されるまで)、私設のカウンセリング研修所を有志で作ろうという話題で盛り上がった。

 一日を振り返ると、朝は、生涯学習センターの区切りの会を経験し、夜は、いわば、新たな生涯学習センターの構想を口にして終わった。昨日は寝入るまで、不思議な余韻が続いた。


 

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足下、理想、そして中間
2012.03.25 Sunday 17:35



聖学院大学総合研究所とTCUの主催
「東日本大震災 国際神学シンポジウム」
いかにしてもう一度立ち上がるか―これからの100年を見据えて―

…が3月23日午後、駒込の女子聖学院クローソンホールで開催された。

定員200名であったが、それ以上入っていたような気がする。(会場は熱気で、けっこう暑かった)

講演者は6

森谷 正志 (仙台バプテスト神学校長)

「支援と宣教 パラダイムの転換を願って」
ホァン・マルティネス (フラー神学校准教授)
「大災害時におけるキリスト教的応答:教会史から学ぶ」
グレン・スタッセン (フラー神学校教授)
「共に痛みを担う苦難としてのまた不正への対決としての十字架」
山口 陽一 (東京基督神学校校長、東京基督教大学教授)
「日本キリスト教史における東北」
大木 英夫 (聖学院大学総合研究所所長)
「神に迫られた改革:日本を神学する」
藤原 淳賀 (聖学院大学総合研究所教授)
「神の時を据える:神のわざへの参与」

参加者が、キリスト教の主流派と福音派と相半ばで集まり、「教派を越えて」という言い方があるが、まさにそうだなあと感じた。聖学院とTCUの共同主催というのも同じ意味ですごいことで、震災が引き起こした、良い副産物である。

ところで、
私の席の近くに座っていた若い男性は、今回の震災については現地の教会の支援に参加されているようであったが、シンポの講演内容が、抽象的で(一部難解で)あることに失望されたようなことをおしゃっていた。

この失望感は、わかるような気もする一方、今回のシンポが、神学という学問を土台にしたシンポであることを考えると、俯瞰したり、抽象的な論点がでてくるのはむしろ自然なことだ。逆に、神学のシンポであるわりには、学問くさくない(?)、みずみずしい言葉がけっこう出てきたように思う。

実際の支援方策の具体的ヒントを求める場合には、おそらく講演者によって提起された普遍的な論点や概念を、自分たちで適用させていくことが問われるのだと思う。

今回のテーマの設定は、100年後を見据えて、立ち上がる、という勇壮なもの。

私たちは、大災害のなか、最初に足下の日々の援助を考える。それは、物資の提供であったり、おしゃべりカフェの設営であったりする。次のステップでは、今度は大きなビジョンや理想が唱えられる。これは困難な状況を生き抜くための支えにもなるが、同時に現実と理想のギャップに悩むことにもなる。

そして第三目の作業として、その現実と理想の間、中間領域を埋めていく作業が始まる。それはきわめて実際的なことを創造的に決めていく作業でもあるだろう。1か月後や1年後が現実。100年後が理想だとすると、次に私たちは、5年後、10年後、20年後の世界を考えることが必要になってくるのだ。

同じ主催で、1年後にもあるという次回シンポは、その中間を扱う内容になることを予感する。
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無印良品のユニーク・コラージュグッズ
2012.03.20 Tuesday 15:47
 

  無印良品の、ユニーク、コラージュグッズを2品、紹介。

(1)スケッチブック (はがきサイズ・20枚・ミシン目入り)

 *はがきサイズのコラージュをするとき、台紙がリングで閉じられていて、そこに貼っていける。いざとなったら切り離せる。けっこう便利だと思います。
 (税込み 367円)

(2)スティック型ハサミ (刃渡り 約35mm)

 *ふだんは、ペンのように収まり、クリップがあるので、胸にもさせます。キャップが回転式なので、落とすこともありません。車内や喫茶店で使うのにも便利。
 (税込み 500円)

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20年ぶり…
2012.03.19 Monday 23:19
 18日(日)の礼拝は、いつも第2礼拝なのに、第1礼拝に出席した。その後の打合会にも出席するためだ。

 なんと20年ぶりに、自分の通っている教会で、講演をすることになった。教会内にボランティア・グループがあるのだが、そこの年に1度の研修会に登壇する。毎回講師は外部から来て頂くスタイルであったが、今年は身内(私)となった。20年前とは、ひと味違った話ができるのか、…自分の通っている教会での講演会というのは不思議な感じがする。

 6月24日(日)、1時30分〜3時。浦和福音自由教会(JR北浦和駅下車、徒歩10分)。
 無料。予約不要。浦和福音自由教会関係者でなくとも、来場くだされば聞けます。
 中年期の心理についてお話しする予定。(毎度定番の内容だと思います)
 (また講演題など正式に決まったら、このブログで宣伝する予定。)

 
 さて、その日の午後は、実家の母のもとに行く。叔父の一周忌(桐生市)に母が出席してきたので、その話を聞きに。桐生特産の忠治漬け(わさび漬けの一種)というのがあり、私の大好物なのだが、それを頂戴した。このところ、私自身の(記憶にない)小さい頃のことや、両親(ともに群馬県出身)の生育の歴史などを聞きたい気持ちが強く、そんなことを老母に聞かせてもらったりした。

 実は、この1ヶ月くらい、「心臓を貫かれて」(上下・マイケル・ギルモア著、文春文庫)を取り憑かれたように読んでいる。もともとちらり読みをしていたものだが、ここにきてじっくりと読み直し始めたところ、その世界にはまってしまった。別の項で、この本の紹介を書きたいと思うが、著者が、自分の親の親の世代まで、さかのぼって自分のルーツを調べていくのであるが、その姿に、感動のようなものを覚える。そんなことで感化されているのかもしれない。
   
 昨日の日曜日は、午前中には、20年前の自分を思い起こしたが、老母との会話をしていると、不思議と4,5年後の未来の自分や家族をあれこれと想像していた。
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雨のなかの、学位授与式
2012.03.19 Monday 22:51
 

 17日(土)、雨の降るなか、学位記授与式があった。

 ガウンを貸し出しのものを着て出席するのであるが、昨年いただいたフードを持参するかどうかで迷った。結果的に、フードを付けずに臨んだ。周囲を見渡してみると、そうしている教員が多かったので、まあ、良かった。

 午後は、大学院修了者だけの会場に移動し、全員の授与式と懇親会。こちらは、早々とガウンも返却し、スーツ姿で臨んだ。周囲を見渡してみると、ガウンを脱いでしまった教員はほとんどいなかったので、なにか非常に恥ずかしい思いをした。来年は気を付けようっと。

 懇親会では、一部の修了生から一緒に記念写真を取らせてくださいと申し込まれ、教員として嬉しい体験をした。

 夕方は、電車で移動し、大学院の修了生を囲む会(有志)の宴会に出席。固定席で、ぎっしりだったので、近くの人としかしゃべれなかったが、修了生の喜びのオーラを味わうことができた。
 
 宴会が終わる頃には、雨も気にならないほどの小降りになっていた。来年の今頃はどんな3月を迎えていることやら。
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藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
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