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2024.02.01 Thursday
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リーダー3タイプ その3
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2014.01.31 Friday 23:13
101の独言(19)
▼生まれながらの社交家、愛想の良いリーダー。楽観的で、いつも元気で、明るい雰囲気を作り出す。人見知りせず、意思疎通をとるのが上手い。自分に甘く、失敗も目立つが、憎めないところがあって、本人もストレスを溜めない。
自他共に甘く、状況に流されやすい傾向にあり、失敗も見せる。新しいものにも飛びついて、大成功することもあるが、大失敗することもある。
こうした甘さを、目先の人付き合いのうまさや愛嬌でかわさずに、本質的な内省や仕切直しをしていくことが大きな課題となる。
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リーダー3タイプ その2
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2014.01.31 Friday 08:13
101の独言(18)
▼笑顔の絶えない、優しい人柄勝負のリーダー。
損得抜きに、目の前の人を助け、頼まれ事は引き受けてくれる善意の人で、気配りや空気を読む力は抜群。自分が困っていようと、疲れていようと、自己犠牲、隣人愛を自然体で実践する。
状況判断が甘く、計画性や目標志向性が欠け、「お人好し」で終わってしまう危険性もある。社交的だが、内心ストレスを溜めていやすいタイプ。意地悪な批判者がいると翻弄されやすい。(メンバーが自由に動けるので、リーダーである自分を支えてくれる人材が結果的に育つ展開は十分にある。)
状況を冷静に分析し、長期戦を戦い抜くこと、また悪意の外圧にきちんと対処していくことが大きな課題となる。 -
拙著5冊の紹介
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2014.01.30 Thursday 21:25
先日の箱根の研修会で、幾名かの方から、ありがたいことに、拙著の紹介をしてほしいとのリクエストがあった。この記事で、お答えします。
(1)「いやしから救いへ―心の病いとその救い2」 (2007年、新教出版社、共著)
*富坂キリスト教センターの牧会心理研究委員会(第2次)の成果。30代の若造の私が、賀来周一先生や平山正実先生と親しくお会いし始めた記念碑的菜研究委員会。私は新春期のカウンセリング問題を担当したが、活字にまとめる際、賀来先生から、突然、「藤掛先生は、ストレス問題を」と振られ、この本で担当。以降、このテーマも私の引き出しに。
(2)「ありのままの自分を生きる」(2009年、一麦出版社、単著)
*カウンセラーとして、行動化型の病理を、信仰の視座も含めて、扱った。本ブログ連載が基の本。
(3)「雨降りの心理学」 (2010年、燃焼社、単著)
*文学や映画の、雨の振る場面を取り上げ、心理学的な視点で再解釈をした。カウンセラーとしての人生論。
(4)「一六時四〇分―がんになった臨床心理士のこころの記録」 (2012年、キリスト新聞社、単著)
*頑張らない,闘病記。月刊誌に2年間連載したものをまとめたもの。実は闘病記というよりも、人生の夕暮れ時の人生論になっている。
(5)「聖書と村上春樹と魂の世界」 (2013年、地引網出版、共著)
*村上春樹を手がかりに、現代社会や教界を切り、問いただす。前半は座談会だが、密度が濃く、不思議な魅力ができた。 -
リーダー3タイプ その1
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2014.01.30 Thursday 09:54
101の独言(17)
▼真面目で信念に生きるタイプのリーダー。
周囲にこびず、誠実にことを進める。たえず、信仰の基準で自分を管理し、理性的で、冷静である。冷静さや我が道を進める強さは、大指導者の素養にも通じる。
自分の基準から外れる人に厳しく、人間関係では実は好き嫌いを抱きやすい。いざとなれば、理屈で相手をやりこめることができる。しかし、公平であるべきという信念があったり、自己コントロールの力にも優れていることから、それを外に見せることはないのだが。
自然体でだれをも(だらしない人、自分にとって嫌いな人をも)暖かく思いやり、関心を持つことは大きな課題となる。 -
人生と魔法
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2014.01.29 Wednesday 22:08
101の独言(16)
▼人生には魔法が使える時期が2度訪れる。
1度目は、青年期。自分の理想や筋を展開させる中で、思い通りにうまく周囲や状況を変え、自分の目標を達成するときだ。しかし、中年になると、その魔法は力を失い、現実的、実際的な生活が始まる。
2度目の魔法は、老人期、あるいは晩年期に訪れる。今度は、問題を解決するような魔法ではない。今度は運命を受け入れ、自分を変えていくという魔法だ。
冬の朝夕の光の美しさは、人生の魔法の時期に関係があるに違いない。 -
牧師の本格的な休暇
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2014.01.29 Wednesday 08:35
1月27日から1泊2日で、箱根で、ある教団のある支区の牧師研修会に講師参加した。10数名(信徒の方も参加できる会で、1名参加)の、ほどよい規模だった。
私にとっては、朝早い出発で、寝ぼけ眼であったが、バスの窓に富士山が現われたときには、興奮した。
私の講演2回の時間は、たっぷり用意していただいたが、他のプログラムは自由時間が多く、ゆったりとおしゃべりをする環境が整っていた。
講演では、牧師のストレスとメンタルヘルス、についてお話しさせて頂いた。とくに、牧師が本格的な休暇をとることの意味について、言及することをすこし意識した。
よく論美される論点と私の個人的主張もすこし言及した。
A (1)日々の多忙な仕事の中であっても、そのただ中で安らぐことが大切だ。
(2)日々の仕事を離れ、本格的な休暇をとることが大切だ。
→私の主張。両方同時に大切だ。どちらかだけを重視すると、失敗する。
B (1)活動の優先順位は、まず教会と信徒のためであるべきだ。
(2)活動の優先順位は、まず自分と家族のためであるべきだ。
→私の主張。両方同時に達成していくべきもので、ばらして優先順位で整理するなんておかしい。牧師がよりよく休むのも、(1)(2)ともに達成するためである。
参加者のなごやかでユニークな話し合いも印象的であった。講演も用意したものすべてをつかわず、私も会場の相互作用を味あわせていただいた。
参加者の声としては、本格的休暇と同時に、牧師がスーパーバイズを受けることや教育分析を受けることについて、関心のある方々がおられたのも印象に残った。 -
夕暮時に
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2014.01.28 Tuesday 21:18101の独言(15)
▼夕暮時に、空を眺めていると、
心が安まってくる。
日没まぎわだけれど、
まんざらでもない気持ちがしてくる -
駆けつける
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2014.01.28 Tuesday 21:14101の独言(14)
▼その昔、羊飼いたちは、急いで、飼い葉桶に寝ていたみどりご(キリスト)を探し当てた(ルカの福音書15章)。私には、彼らが「駆けつけたこと」が印象に残った。大切なものには、ここぞというとき、駆けつける必要があるのだ。 -
ひとりに
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2014.01.27 Monday 00:01101の独言(13)
▼文章でも、講演でも、はたまたアイデアでも、目の前の、ひとりに語りかけ、ひとりに提案するかのような精神が大切なのかもしれない。 -
遺していく
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2014.01.26 Sunday 09:07
101の独言(12)
▼自分独自のやり方、問題意識、使命…。
そうしたものを発信すべく、個人のレベルでいくら熱心に活動しても、それは「点」の世界にすぎない。「点」にさえならないこともある。いやいやただの「お節介」となることもある。やはり事業というか組織というものが必要になってくるのであろうし、その究極は、一人でも良いから「人」に継承することであり、人を遺していくことなのだろう。 - ←back 1/6 pages next→