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ガンバッている雑誌(1)「舟の右側」
2014.04.30 Wednesday 08:34


今年の1月から新創刊となった月刊誌「舟の右側」が、おもしろい。
誌名は、「舟の右側に網をおろしなさい。そうすれな、とれます。」というキリストが弟子たちに言った言葉に由来する。
最新号(2014年5月号)は、特集 東日本大震災と「福音」。
そして注目は、シリーズ・社会の今を知る。今回は、DV加害者支援。

普通、キリスト教雑誌は、キリスト教界内にこだわり、取材対象も信仰者に限られていた。
ところがこの雑誌はもうすこしスケールが大きい。現代社会で起きていることをキリスト教界に知らせる視点がある。
キャッチフレーズも「”教会”と”世”の間に立つクリスチャンジャーナル」。
パラダイムが転換している。

どの記事もそうした気概に押し出され、野球でいうと、見事な剛速球を投げる新進気鋭の若手投手に遭遇した感じだ。
この雑誌を、そして発行元の地引網出版を、カリスマ派の雑誌と見なすとしたら、それはおそらく間違いだ。
むしろ枠から離れ、果敢に冒険をする雑誌だ。

ただ、剛速球ばかりでなく、緩急を含めた投球術も欲しいところである。
短いエッセイなどもあるし、水谷先生のユニークにして鋭い評論もある。が、さらにもうすこし軽い読み物、ユニークな切り口の記事が増えても良いように思う。

ちなみに今号の書評欄は、拙編著がとりあげられている。また匿名で、ある記事に私が登場している。光栄である。

最新号の記事紹介は、こちら
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話す作業、書く作業
2014.04.29 Tuesday 17:02
 今日は、ようやく原稿の2校が終えた。まもなく”被災地と心のケア”に関するブックレットが、とあるキリスト教出版社から出る。講演録からまとめたもので、牧師のA先生の講演録と抱き合わせっで、共著の体裁になる。A先生とは、フェイスブックでそのご活躍ぶりを拝見しているし、ドラマ「ホワイトハウス」のファンという共通項もあり、今回ご一緒できることは大変光栄に思っている。(ただ、これまで一度もお会いしたことがないし、遠くからお見かけしたこともないので、不思議な感じでもある)

 今回は、校正に、膨大な時間を使った。書き下ろしの3倍は使ったように思う。考えてみると、私は、「話す」作業と、「書く」作業は別世界である。話した記録を読むと、それを校正し、活字化していくことについては、途方に暮れてしまう。下手をすると、テープ起こしの字数よりも、添削する字数のほうが多いかもしれない。そして(ここが悲しいことなのだが)その労をかけてできた原稿のできばえは、かなり悪い。書き下ろし原稿が、60点〜100点だとすると、講演録は、20〜40点という感じだ。

 「話す」作業は、そもそも会場の相互作用性を受けながら自由奔放に話を広げていく。また、そのことにも関連するが、聴衆や主催者への信頼感を前提に、内容では大胆な冒険や試行を行なう。それらがまさか活字になるとは、と思うのである。
 今回も、その前半は、3.11以降の自分史になっており、その後半では、自分の闘病体験と、被災者への心のケアを重ね合わせて、語っている。書き下ろし原稿なら、絶対に書かない内容である。(そういう意味では企画者に、”あっぱれ”である)。

 ま、成り行き任せに、時には、こんな原稿もあり、ということにしよう。
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肩こり解消ストレッチ
2014.04.28 Monday 11:39
肩こり、首コリがひどい。この連休からストレッチを心がけよう。
このストレッチに挑戦してみるか。

「たった1分でできる肩こりを解消する7つの方法」→こちら

腕ひねり、って良いかも知れない。
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第三者からの視点
2014.04.28 Monday 09:33
 今朝、7時40分ころから、NHKの「おはよう日本」の中で、聖学院大学の学食が登場した。この4月から始まった100円でけっこう豪華な朝食が食べられるという制度を、学食ライブで紹介されていた。見慣れた学食もどことなくさわやかに見えた。
 その後、8時10分ころから、「モーニングバード」の中で、韓国の客船沈没事故をめぐって、船の運営会社のオーナーがカルト宗教の教祖のような存在だった、という報道だった。スタジオ生出演で、根田さん(クリスチャン新聞顧問)が登場。当該カルト宗教の危険性について歯切れ良く解説していた。普段から感じてはいたが、声質がシャープで聞きやすく好印象なことに改めて感心した。

 見慣れた場所や人物でも、第三者を介して見ると、妙に新鮮に目に映る。発見もある。自分に当てはめてみても、自分の文章や講演を、第三者が紹介してくれたりすると、それを読んだり、見たりすることで予想外の、しかし大切な発見があるものだ。自分らしさを追求し、自分らしい活動を本当に展開させていくためには、第三者からの視点も絶えず持ち続ける必要がある、ということか。

 
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新しい波
2014.04.27 Sunday 20:56


昨日は、今季最初の、ミニオープンキャンパス。個別相談の席に座って午前から対応した。
15時に終わって、今度は大学院の個別相談に。
色々な方々が新しいステージに立とうとしている。
私は、咳込むことが多く、大変ごめいわくをかけてしまった。

連休あけには、心理職の国家資格化が国会で一気に動き出す。
いろいろな波が生まれ、押し寄せるだろう。
ますます咳込みそうな…。


 
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昨夜は、多義性について考えた
2014.04.26 Saturday 17:31


昨夜は、大学院の授業2回目。はがきサイズのコラージュを作り、クラス全体でわかちあった。
コラージュの醍醐味は、多義性の世界に身を置くこと。
一枚の写真が、いろいろな意味に見えてくる不思議さ。
意味は多義的に存在する。それが心と魂の世界。

写真は、当日の私の作品。テーマは、今日の気分。
タイトルは「かきこむ」。新年度で雑用があふれ、それを、うどんをかきこむように消化していこうとする気持ち。
たいへんではあるが、おいしい。
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埼玉新聞の経済欄(4月22日号)
2014.04.25 Friday 23:22


 今日、職場に行ったら、ボックスに、埼玉新聞4月22日号が届いていた。
1,2面にカン学長のインタビュー記事が大きく載っていたが、
5面に、私の小記事が乗っていた。1ヶ月前に提出した企業のメンタルヘルスの記事だ。
経済記事欄に書いたというのが新鮮。
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演技性の時代
2014.04.24 Thursday 13:52
 10年〜15年くらい前、日本のキリスト教界では、境界性人格障害にまつわるトラブルが頻発し、そのことへの理解がようやく始まったころだった。そのころ講演に呼ばれるときも、依頼は境界性人格障害に集中していたし、もっと広範囲に話すようなときは、聴衆は、境界性人格障害のところで大きく反応していた。
 この数年、教界の関心は、自己愛性人格障害に移行しつつある。講師控え室でうかがう主催者のオフレコ話もそうであるし、教会の事例検討会などで出されるケースもそうである。境界性人格障害に対する知識がいちおう行き渡り、次なる障害が見えてきたということであろう。

 先日、ある教会関係者グループとの歓談のとき、最近のマスコミ報道が話題に上った。あの事件は、この事件の報道ですっかり注目されなくなった、とか、そんな話である。私は、ここ最近耳目を集めている事件や出来事には、それが目新しいほど、演技性人格障害の仕組みを持った人物が登場し、それらを起こしていると考えているし、その場でもそう申し上げた。そして、この時代病理は、日本のキリスト教界にも及んでいるが、近い将来必ず表面化してくるだろうとも。

 演技性の時代がすぐそこまでやってきている。

<人格障害の解説過去記事>
境界性→http://fujikake.jugem.jp/?eid=597
境界性の映画→http://fujikake.jugem.jp/?eid=137

自己愛性→http://fujikake.jugem.jp/?eid=598
自己愛性の映画→http://fujikake.jugem.jp/?eid=138
自己愛性と勘違いするパターン→http://fujikake.jugem.jp/?eid=3900

演技性→http://fujikake.jugem.jp/?eid=599
演技性の映画→http://fujikake.jugem.jp/?eid=139

 
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小さな窓から見える風景も
2014.04.23 Wednesday 23:58


今日は会議日だった。4月は、どれも年度初回の会議で、緊張感がある。
引っ越した新しい研究室で、今日は、はじめて資料作成をして、いつになく長く滞在した。
外線に、セールスの電話が来たり、学生の訪問を受けたり、自分の書棚に本を発見したり、
だんだん新しい研究室に愛着がわいてきたような気がする。
小さな窓から見える風景もそこそこに満足を覚えるようになってきた。
 
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寸言シリーズ、終わる
2014.04.22 Tuesday 08:53
昨年の12月1日から始めた寸言シリーズ。今日、最終回を投稿した。自分のブログの過去記事から古いほうから時間順に、引用していく趣向。あまり引き出しが多くなのので、似た寸言も多かったかもしれない。私としては、この時期にすでにこんなことを言っていたんだなという発見がおもしろかった。

100の寸言。101の独限。102の妄言。と合計、303の寸言を掲載したことになる。
31の寸言を精選し、日めくりでも作ってみようかな。
 
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藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
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