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質問に答えて(4)
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2015.03.31 Tuesday 09:09フェイスブックで、私の記事を読んでいるかたから、話題が飛ぶことがあるとの感想をいただきました。
これは、フェイスブックで、ブログ記事のリンクを貼っていますが、全部を貼っていないという事情によります。
時期により違いますが、今は3分の1くらいの記事はブログのみで、フェイスブックには登場しません。
あえていえば、フェイスブックには、私の中でも景気の良いものを載せている傾向にあると思います。 -
質問に答えて(3)
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2015.03.31 Tuesday 08:40講演や研修講師など、引き受けるのか、という質問もよくお受けします。(峠は超えましたが)
とりあえず2015年度のことになると思うのですが、これは悩みました。
いちおうの方針として、本務外の仕事を積極的に行うということはできません。
心理学の学会に関連した講義や、私の学生が将来就職するかもしれない心理・教育団体の研修講義など、最小限のものをお引き受けする予定です。‥というか、お引き受けしました。
前年の10〜20%くらいになるでしょうか。
すこし話すことから、原稿執筆にシフトするかもしれませんし、全体に減速運転になるかもしれません。様子をみながら、ですね。
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質問に答えて(2)
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2015.03.31 Tuesday 08:30赤阪(東京都港区)の心理相談室でのカウンセリング活動を続けていますか、という質問を最近よくいただきました。
私については、病気のため、事実上カウンセリング活動は休業します。
(本務である大学の授業などは配慮を受けながら続けます。)
病気の加減次第ですが、カウンセリング休業期間もどのくらいになるのかは未定です。
2014年12月の段階で、予約の入っていた方々には、お詫びとキャンセルの連絡をとらせていただきました。
とりあえず2016年3月ころには、その後の判断をすることになるかと思いますが、復帰の可能性については今の時点ではなんとも言えません。
ただし、私が抜けても、優秀なクリスチャン臨床心理士が複数の体制でいますので、相談室は活動を続けています。
ちなみに、相談室は、「グリーフケアルーム」と言います。名前はグリーフ(死別の悲しみ)のケアについて特化したかの印象を与えますが、広く一般のご相談にも応じています。
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そうした雰囲気に背中を押され
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2015.03.30 Monday 19:29
今日は、昼少し前から研究室に。
春の日差しに、桜の開花。キャンパスには、学生がけっこういて、すでに新学期の気分。
そうした雰囲気に背中を押され、こまごまとした雑用も進んだ。
3月がもうすこしあればとしみじみと思う。 -
ねこあつめ(猫集め)
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2015.03.27 Friday 17:28
スマホやパソコンで、一息いれるとき、
お手軽なゲームがあれば、と思う。
が、ゲームにはまって莫大なエネルギーを使うのも悔しい。
まったりとして、努力や戦略があまりいらず、気持ちが潤うようなゲームがあれば‥と。
そして見つけたのが、「ねこあつめ」(猫集め)。無料。
公式サイトによる説明によると‥
「ゴハンとグッズを置いておき、
庭先に集まってきたねこたちをただただ眺めて癒される。
基本的にはそんなアプリです。」
「ふとした時に様子を見る感じで
まったりお楽しみください。」
ちなみに、個性のある猫たちが、最終的に何十匹も集まってくるわけだが、
猫ごとに独自の名前をつけることもできる。
ごひいきの芸能人やお気に入りの人名を付けていくのも、盛り上がる(かも)。
よろしかったら、どうぞ。ちなみに私は昨日から始めている。
公式サイト→http://hpmobile.jp/games/neko/ -
「おふぃす・ふじかけ」賞の、付け加え
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2015.03.27 Friday 17:14数日前に発表した「おふぃす・ふじかけ」賞。
キリスト教界でのカウンセリングや死生学の本を宣伝する目的で、軽い気持ちで、問いかけてみたものだ。
‥予想に反して、ごく身近な関係者から大きな反響をいただいた。
そこで、気をよくして、賞の発表の周辺を。
(1)販売促進?
▼小説の直木賞や芥川賞は、小説雑誌の販売促進をかなり意図して創設したというのは有名な話だ。
素人の私がいうのは越権だが、大切なことだと思う。
「牧会相談の実際」(あめんどう)は4月が初刷で、(私の記憶では)なんと7月に重版になっている。
「死と向き合って生きる」(教文館)も12月が初刷で、すでに重版近しの声を聞く。
「自死遺族支援と自殺予防」(教団出版局)や「牧会の羅針盤」(キリスト新聞社)も、まだ出たばかりであるが、多くの人が手に取るに違いない。
‥とはいえ、その需要を思うと、さらにもっと売れて良いと思う。
▼とくに、私の印象では、カウンセリング本は、本ごとに、ある教派であったり、ある層であったりに偏りがちであり、キリスト教界全体に浸透していくわけではない。主義や立場をある程度超えて、知恵を共有できるのが、実践分野の強みである。
そういう思いを込めて、賞を発表させていただいた。
(2)継続発展を
▼「牧会相談の実際」は、都内の相談室で一緒に仕事をしている、クリスチャン臨床心理士が書いた本である。
「死と向き合って生きる」は、故人となった著者が生前企画していた死生学の論集で、没後その企画が埋もれないように、関係者がタスキをリレーするかのように完成に持ち込んだ。
「自死遺族支援と自殺予防」も「牧会の羅針盤」も、雑誌の連載記事がもとになったもので、やはり現場の必要やエピソードが後押しした事情(ドラマ)があるはずである。(2冊の雑誌の編集者にぜひ聞いてみたい。)
▼一作目は、いろいろなドラマが後押ししてくれるが、二作目(著者なり、出版社としてのテーマなり)を継続していくのは案外難しい。そこを乗り越えて、さらなるものを世に出してほしい。
2015年度(2015,4〜2016,3)も、そういう思いを込めて、ふたたび発表をさせていただく。
そもそもの記事→http://fujikake.jugem.jp/?eid=4213
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ある日突然老人になった
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2015.03.25 Wednesday 22:34
私の今の病気を一言でいうと、”ある日、突然老人になった”と表現できる。
老化現象のある部分を濃密に体験する病なのである。
私と同病の方の闘病記(ブログ)を読んだが、
本人が、自覚症状(歩きにくさ、手がふれない、速度が遅い)を妻に相談するのだが、
「年のせい。」と片付けられてしまう。確かにそういうことは起こりそうである。
私も、自分の症状を考えると、身体的に20歳は老いた気がする。
そのおかげで、中年期危機だけでなく、老人期危機についても、考えるようになった。
中年期危機のテーマは、「統合する」こと。
自分のうちにある影を深く発見することである。人生を一日にたとえると、昼さがり、あるいは夕暮れ時にあたる。無力感を受容することを目指すが、青年期のように強硬に押し進むことはない。
かたや、老人期危機のテーマは、「断念する」こと。
大胆に冒険をするのでなく、知恵をもって回避することである。人生を一日にたとえると、日没後にあたる。暗闇のなかを、小さな希望を味わいながら、一歩一歩進むのである。
そんな違いがある。
と、突然老人になった私は感じるのである。
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前進も後退も
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2015.03.24 Tuesday 19:10
昨日は、東京都内・有明にある病院に朝から行った。悪性リンパ腫(血液のがん)が寛解して以降、半年に1度の画像測定、3ヶ月に1度の診察が続いている。さらに面倒なのは、主治医が2人いることだ。かたや眼科医、かたや血液腫瘍科医で、昨日は眼科の画像診断と診察の日だった。ちなみに再発はなかった。
思わぬ失敗があった。
顔の画像測定のため、MRIに30分入ったのだが、仰向け姿勢になって5分もすると首の左側が凝り痛みだし、泣くに泣けなかった。難病のほうの首凝りの症状が出たのであった。
良いこともあった。
もう寛解してから年数もたつので、画像測定を1年に1度に、診察も半年に1度にすることになったことだ。ここにきて通うべき病院が多く、あっぷあっぷしていたので、有り難いことである。
小さな前進と小さな後退。私の闘病生活は、今のところ、この2つで出来ている。 -
2014年度 「おふぃす・ふじかけ」賞を発表‥(笑)
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2015.03.22 Sunday 23:41
「おふぃす・ふじかけ」賞。2014年度、を発表。豊作の4冊。
(2014年4月から2015年3月まで。カウンセリングに関係したキリスト教図書。ただし、たまたま私が読んだものに限った独断と偏見の選出。自著も除外しない)
(1)2014,04,01
「牧会相談の実際 カウンセラーと共に考える」(あめんどう)
藤掛明、小渕朝子、村上純子
▼従来こういう本は、牧師か医師が書く。しかし、心理カウンセラーが書くとこうなるという本。入り口部分のヒントに満ちている。
(2)2014,12,10
「死と向き合って生きる キリスト教と死生学」(教文館)
平山正実
▼クリスチャン精神医学の開拓者の渾身の死生学論文集。まなざしの優しさがすごい。
(3)2015,03,16
「自死遺族支援と自殺予防 キリスト教の視点から」(日本キリスト教出版局)平山正実・斎藤友紀雄
▼月刊誌「信徒の友」に連載された記事をまとめたもの。2年分の気合いが込められている。
(4)2015,03,20
「牧会の羅針盤 メンタルヘルスの視点から」(キリスト新聞社)
関谷直人
▼季刊誌「ミニストリー」に連載された記事をまとめたもの。掲載誌の勢いも、心理的な視点も、満載。
(写真は、松谷氏のFBから拝借)
*なお、賞金や賞品はない。著者のもとに、藤掛がお茶を飲みに出かけるという副賞を用意している(笑)。
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あれから20年
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2015.03.21 Saturday 10:28地下鉄サリン事件から20年。
このような突出した犯罪には、カルト問題があり、社会要因があり、法的措置があり、外堀の要因の分析には、ことかかない。
私は、たとえば教祖や幹部の家族関係であったり、そうした個々の心の奥底の動きを点検し、集め、構築していく必要を感じる。
また、当時出家した大人だけでなく、親に連れられて出家した、子どもや少年もいて、それぞれにただならぬ人生を送っているにちがいないし、信仰心とは別に、親子関係で悩む部分もあるはずだ。
じっくりゆっくりこうした問題をときほぐしていきたい。
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