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今年最後の日に…。
2015.12.31 Thursday 22:31
ほぼ日手帳の文章から

「歳を取るって、自分のすべてが自分らしくなっていくってコト。
体の崩れも、シミもシワも、全部今まで生きてきた自分が体の隅々に宿っているんだ
と思わなくちゃあ、やっていけない。
でもそう思うと、自分のすべてが愛おしくなる。」
<ジョージさんが『世界一オッパイを見た魔女。』の中で>

体の崩れや、シミシワだけではない。
人生の崩れや、人生のシミシワだってある。
これらは未熟さや不遜の結果だとしても、
今の自分を形作っている重要な部分になっている、
と思う。
そのことを宣言しよう。
胸を張って。
この一年間の、崩れやシミシワを思い出しながら、
今年最後の日に…。

 
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2014年の重大ニュース
2015.12.30 Wednesday 22:35

*1年遅れで掲載

2014年の重大ニュース(仕事編)

【1位】病状の悪化、診断がつく。
前年から咳が続き、滑舌が悪いのは変わらず、夏からは歩きにくさ、秋からは首のつらさなど症状が多彩化した。いろいろな病院の窓口を訪ねたが、脳外科→神経内科で、12/27にようやく診断がついた。約2か月の間、ALSの可能性が高いと二人の医師からわざわざ告げられ、その検査を受けたので、死の世界に浸っていた感じだった。12/27に、筋肉がスムーズに動かなくなる進行性の難病の診断を受けたが、有り難かった。

【2位】よろよろの授業
秋学期の授業から、話すこと、キャンパスに出勤することが大変になった。DVD教材を使ったり、自記式ワークを増やしたり授業の質を保つことに躍起となる。往復、家内の車で送迎してもらった。

【3位】よろよろの講演
授業と並んで講演会も大変だった。とくに、ある都内の教会の秋の特別講演会に講師でうかがった際は、かろうじて声を絞り出した。

【4位】研究室の引越・中学生の訪問
年度初めに初の研究室の引越をする。雑多な資料や書籍など、まとめるのが大変だった。また、8月には、名古屋、横浜の私立中学生が私の研究室を訪問してくださった。名古屋は卒論「非行心理」、横浜は文化祭「映画と心理学」でインタビューに。

【5位】本を上梓
5月、あめんどうから「牧会相談の実際」を共著で出す。

【6位】雑誌連載、無事終了
月刊誌「信徒の友」の1年間連載を、3月に終了する。

【7位】神学校の集中講義を担当
3月、神戸改革派神学校で連泊の集中講義。

【8位】故・平山先生の本を出すお手伝い
12月、教文館から「死と向かい合って生きる」を出す。「はじめに」を書く。

【9位】メディアに登場
産経新聞記事へのコメントが、Yahoo!ニュースなどでも配信。2月「伊達マスク現象」、11月「電車の棚問題」へのコメント。
CGNテレビでの講義が2月で終わる。

【10位】
2月、東日本大震災神学シンポ第3回で、分科会を担当。しかし、記録的な大雪で電車が動かず、会場に行けず。原稿は活字化。
 
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本当にすごいのは
2015.12.29 Tuesday 22:39



 昨日、テレビドラマ「赤めだか」を観た。
 立川談春(二宮和也)が、落語家・立川談志 (ビートたけし) の下で修業に励む物語である。
 かなり破天荒な弟子生活が続くが、落語家として成長し、三人の弟子仲間と一緒に「二ツ目」に昇進する。

 談志の指導力がすごい。
 談春の持つ底力がすごい。
 しかし、本当にすごいのは、弟子仲間同士の相互の教育力だ。
 
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モーセのように
2015.12.28 Monday 20:22




出たばかりのスマホのアプリ「モーセの海割り」を、今夕、やってみた。
おもしろい。よく出来ている。
キリスト新聞社、おそるべし、である。 
カードゲームがすでに5作出ているが、
アプリのシリーズというのは予想していなかった。

この出版社自身も、出版不況の海を、モーセのように見事に割って前進していくのだろう。
https://twitter.com/bible_hunter


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伝わる事柄
2015.12.28 Monday 09:00
いくつかの雑言(20回、最終回)

わたしなりに授業のやり方についての美学があるのだが、体調を整えられず、それを守るのも厳しくなった。
そんなおり、ある科目である受講学生が、こんな感想を述べてくれた。

 自分はクリスチャンで、これまで心理学を信仰と相容れないものとして距離をとっていた。しかし、クリスチャンの先生が心理学を教えていて、これからは心理学を勉強していいんだと思った。
…といったような内容だった。

 言葉で、何を伝え、教えたかというのとは別に、ただ登壇したことだけで、伝わる事柄もあるんだなと新鮮に思った。そしてありがたく、勇気づけられた。

* 寸言シリーズは、ときおり、名称を変えながら連載しています。内容は本ブログの過去記事からの引用です。
今回は、主に2014年のブログ記事から引用しました。

100の寸言
101の独言
102の妄言
少し長めの寸言104
いくつかの雑言(20)
計 427


 
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職業生活を振り返って(2)
2015.12.28 Monday 08:43
いくつかの雑言(19)

★1年前に、教会の機関誌に書いた原稿をブログに掲載。与えられたお題は「職業生活をふりかえって」。今回は2回にわけて再掲載。その2回目。

(2)
人生の後半戦を進むなか、病気とのつきあいも避けて通れませんでした。50歳(2009年)のとき、悪性リンパ腫の告知を受け、その年の後半は、抗がん剤治療で休養中心の生活となり、多くの講演やカウンセリング予約のキャンセルする経験をしました。また、短期計画で生きるのか、長期計画で生きるのか、また病人として生きるのか、健康な人として生きるのか、問われました。しかし、それらは選択するのでなく、どちらも同時に尊重していくべきものであることを学びました。幸いなことに翌年完全緩解となり、職業生活も完全復帰しました。

ただ、ここ数年は、執拗な咳に悩まされ、2014年に入ってからは職業生活に支障がでかねないような、多彩な症状に苦しんでいます。2014年の年末には、筋肉がスムーズに動かなくなる進行性の難病の診断を受け、ようやく服薬が始まりました。56歳の私に神様が何を拾い直させ、どんな人生の風景を用意しているのか、考えながら緊張し、焦燥しているところです。お祈りいただけましたら幸いです。

付け足し:原記事は2014年12月初旬に書いたもので、「かなり悪い病名」の疑いのもと、検査を受けていたときに書いたものでした。引用掲載にあたり、12月末の時点の情報で書き換えています。
 
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ザーサイを食べるために
2015.12.26 Saturday 21:50


以前こんなことを書いた。

「20代のころ、無性に甘酢生姜が食べたくなる日があって、回転寿司屋に飛び込んだことがある。
また、唐突にキャベツが食べたくなる日があって、とんかつ屋に飛び込んだことがある。」

今日は、病院の帰り、無性にザーサイが食べたくなり、餃子をメインにしている中華料理店(相模大野駅前)に飛び込んだ。
ちなみにここはザーサイが食べ放題。

飛び込んだ、といっても今日が2回目の利用。前回は、お店一番の餃子定食を注文したが肝心の餃子がいまひとつあっさりしすぎていて、私の好みからは外れていた。しかし、ザーサイがおいしかった。
今回は2回目ということで、余裕ができたのか展開がちがった。今回、注文時にメニューをみてようやく理解した。
前回食べた餃子は店の一押しではあるが、どうも野菜餃子であったらしい。他の場所をよく見れば、肉餃子もエントリーされていた。迷わず、肉餃子を注文。

…ここの餃子は皮があつくて食べ応えがあるのだが、餡にジューシーな肉が入ったことで、ちょうどマッチする。おいしい。
そして食べながらさらなる発見をした。広い店内の一角にコーヒーコーナーがあり、自由に飲めるサービスがあったのだ。普通きがつかないだろうが、というくらい目立たない設定になっている。
早速コーヒーをもらうとこれが案外いける。脂ぎった中華の後に、ほろ苦いコーヒーは相性が良い。

前回は、ザーサイだけが取り柄の、おいしくない餃子屋。
今回は、ザーサイだけでなく総合力のある、おいしい餃子屋。
些細なことで、こうも評価が違ってくるとは面白い。
店についていえば、自分のセールスポイントを伝えようとする姿勢がなさすぎることが残念。
 
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クリスマスおめでとうございます
2015.12.24 Thursday 23:00


 ここしばらく毎朝、韓国ドラマ「王の顔」を観ている。観相士という、顔を解釈する専門家が登場し、ドラマをリードする。
彼らは顔をみて、その人の内面を読み取るし、その人の人生を予見することもある。
 以前、中世の、観相学、天文学(占星術)、筆跡学は、現代の心理アセスメント(心理診断、心理評価)に相当する、と聞いたことがある。「王の顔」がきちんとした時代考証をしているとはとても思えないが、観相学の、ある姿を垣間見る。宗教家の匂いもする。
 考えてみると、キリストの降誕には、天文学者が登場する。彼らは異邦人(ユダヤ人でない人)であり、天文学と言っても、宗教にも重なりそうな異邦人の学問をおさめていたのだろう。なのに神さまはそういう異邦の人物や学問をも用いて、キリストの降誕を導いたと考えると、なにやらすごいことだと思えてくる。
 ちなみに、筆跡学のある部分は、現代の描画テスト、描画療法の世界に引き継がれたと言われている。そして、私はその恩恵に浴している。いつの日か東方の博士たちのように用いられたいものだ。

 
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「花燃ゆ」の不思議な時間
2015.12.24 Thursday 11:22


NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が終わった。吉田松陰の妹・文(ふみ)の生涯を描いた大河で、視聴率が低かったことでも話題になった。10月からは舞台が群馬に移り、製糸業の様子が背景で描写された。星野兄弟などは、桐生市出身の輸出開拓の英雄である。

藤掛姓は桐生市に多い。明治維新以降、製糸関連の商人や工人として活躍したようである。私の父も桐生市出身で、私が、桐生の実家に幼いころ行くと、住む人のいない寮があり、昔工場の大勢の従業員がそこで住み込みで働いていたことを感じることが出来た。
牧師の藤掛順一氏もルーツは桐生市で、祖父が当地を訪れた宣教師の伝道で信仰を持ち、後に信徒伝道者になっている。

少しオーバーであるが、「花燃ゆ」はそんな自分のルーツを感じ、考える時間だった。ひそかに藤掛姓の登場人物を期待したが、それはまったくの空振りであった。しかし、毎週その時間を待ち、観ることは不思議な体験であった。
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グリーフ と ターミナル
2015.12.23 Wednesday 19:57
遺族のケアを、グリーフケアといい、余命を生きる人のケアを、ターミナルケアという。
どちらも死を扱うが、空気感が違う。あ重なる部分も多いし、なによりも個性の及ぼす影響も大きい。
しかし、個人的な経験から受けるその印象をデフォルメすると次のようになる。

グリーフケアは、遺族はいわば「死」を時間をかけて見つめていく作業である。遺族は経験したことのない世界を重い気持ちでさまようことになる。
一方、ターミナルケアは、自分の余命という「生」を集中して見つめる作業で、前向きに希望を模索していく生き方は、これまでの生き方の延長上と言えなくもない。

注:当初本記事のタイトルは別のものにしていましたが、ご忠告もいただき、現タイトルに修正しました。
 
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藤掛 明
雨の心理的イメージを鍵に、雨の降る物語を読み解く。カウンセリング論であり、人生論でもある。
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